こんにちは、ドラえもん並にどら焼きが好きな、すしログ(@sushilog01)です。
さて、人形町界隈は東京屈指のどら焼きの名産地だと思います。
「東京三大どら焼き」に数えられるお店こそ一軒もありませんが、どら焼き好きには人形町がどら焼きの聖地であることは周知の事実。
僕がこよなく愛する清寿軒を筆頭に、玉英堂、彦九郎など様々なお店があります。
そして、今回ご紹介する茂ち月さんは、中でもマニアックな和菓子屋さんだと思います。
なにせ、おじいちゃんが一人で手焼きで焼かれていて、お店は完全に民家なので。
しかも、営業は平日のみで、午前中に売り切れることがザラと言う、ハードルの高いお店!
今回、なんとか入手することが出来たので、ご紹介します。
茂ち月さんの立地と雰囲気
茂ち月さんは浜町公園のそばにあり、静かな人形町エリアの中でも特に静かな場所にあります。
建物は非常に渋い昭和初期の建築なので、知らなければスルーしてしまうかもしれません。
扉に「どら焼き」と書かれていますが、「本当に販売しているの??」と、怪しんで入らない人も多いのではないでしょうか…。
しかし、どら焼き好きならば一食の価値がある、隠れた名店なのです。
田舎のじいちゃんばあちゃん家のような扉をガラッと引くと、店内もまた和菓子屋さん離れしています。
お店の雰囲気があまりないので、予約なしで訪問した場合はひるむかと思います。
在庫も限られているし、気持ち的に余裕を持つためにも、訪問前に電話予約することを強くオススメします!
すしログ
茂ち月さんのどら焼きの魅力
こちらは昔ながらの製法でどら焼きを作っています。
ご主人の望月さんはお父さんから技を引き継いで70数年とのことです。
銅板を2枚用いて生地を焼くそうですが、1回でどら焼き4個分の生地しか焼けないそうです。
そして、こちらが茂ち月さんのどら焼きです。
1個の重量感が結構あり、2個持ち帰る時、重みをずっしりと感じました。
生地のサイズ感こそ普通ですが、餡がみっちり詰まっていて、非常に良心的な価格です(1個160円)。
生地はふんわりしていて、エアリーで溶けるような食感。
これは予想外に独特です。
語弊を恐れずに言うならば、良い感じにもっそりした食感です。
かたや、へりの部分はモチモチしています。
ハチミツは使用していないので、茶色い部分はサラッとしていて、ほんのり苦味と香ばしさがあります。
餡は甘みが強く、昔ながらの味わいです。
小豆の香りもしっかりします。
粒の食感の残し加減が良く、たっぷりですが飽きません。
小豆に加えて大手亡も使用されているようです。
茂ち月さんのお店情報
先ほど記載した通り、訪問前に電話予約・在庫確認することを強くオススメします。
また、自身がお電話した時の感触から、お昼前ではなく開店直後くらいのお電話がベターかと思います。
店名:茂ち月(もちづき)
予算の目安:どら焼き1個160円
TEL:03-3666-5913
住所:東京都中央区日本橋浜町2-52-5
最寄駅:浜町駅から230m、人形町駅から750m
営業時間:9:30~18:00 ※売り切れ仕舞い、お昼ころに完売する
定休日:土曜、日曜、祝日
関連記事のリンク
人形町界隈のどら焼き屋さん
東京のどら焼きは郷愁を誘う味だな…と思う、すしログ(@sushilog01)でした。
本記事のリンクには広告がふくまれています。