![紫光看板](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/3679a8ef753d6e73e2410202a8041321-1024x576.jpg)
こんにちは、鮨ブロガーのすしログ(@sushilog01)です。
今回、鹿児島の鮨店を網羅的にお伺いしようと決心して訪問しました。
そのように感じた理由としては、県外の人は「鮨匠のむら」さん一強のイメージが強いと思いますので、他店を探求して鹿児島の鮨のバリエーションを広げられないか?と感じた為です。
僕はあらゆる県で「ご当地江戸前鮨」が発展して欲しい!と願って活動しているので、これは使命に近い探求欲です。
![すしログ](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/bfff16286f71f92772bdffbe98056593.png)
こちらの「紫光」さんは、江戸前鮨ではなく創作寿司のお店です。
仕事や提供方法、雰囲気まで、全てがクラシックです。
![すしログライブラリー_アイキャッチ](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/910017e372204aeb3368ce8ca768f40c-160x160.png)
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「紫光」さんは、食べログではスコア3.68、鮨は「鮨匠のむら」さんに次ぐ2位で、全ジャンルでも鹿児島県18位になっています。
お店の特徴としては、薬味や調味料をバンバン使われる点です。
ただ、創作寿司と言っても天草の「奴寿司」さん程には味覚が暴走している事は無く、「ご当地の街場寿司」として楽しめる範疇にあります。
タネは事前に予約分を全て切りつけておられ、漬け場には切り身が山積みになっています。
下の方に圧が掛かったり、空気に触れている部分が乾いたりする恐れがあるので、早めの訪問が望ましいと判断します。
そして、10貫のお決まりは30分以内に終わるので極めてスピーディです。
前のタネの調味料や薬味が残っていても、次々と提供されます。
全体的に昭和の匂いを感じさせるノスタルジック系のお店と言えるでしょう。
シャリについては、昔ながらの甘味のある米酢。
温度は低めながら気にならず、表面のツヤは無いものの、ほどけ加減は良好です。
親方は捨てシャリを精密な動きで100%実行されます。
シャリ玉をタネに乗せて、力強くへこませた後にちぎっては投げ!ちぎっては投げ!と豪快です。
全国的にもトップクラスに豪快な捨てシャリを見ました。
「紫光」さんは【お昼のにぎり】が5,500円とリーズナブルで、ほとんどのお客さんが頼まれていました。
他に【寿司匠にぎり】4,000円や【おまかせにぎり】8,000円など、色々あります。
【お昼のにぎり】は10貫、巻物、椀、玉子で構成。
![ガリ](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/0416fa8b8048824dc0265251de21bd2e-1024x683.jpg)
クラシックなガリ。
![鮪中トロ](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/9a0ecfaeda8c30ba5f1329389abc91dd-1024x683.jpg)
冷凍モノで解凍に起因するのか粒子がホロホロ。
![鯛](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/49acc22546ca049595573f16d7a8f691-1024x683.jpg)
大葉、酢橘、ゴマ、塩を使用。
![鮃](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/a6f9396b17a6d7f25194b11226fce048-1024x683.jpg)
ネギ、酢橘、塩を使用。
![鯛(昆布〆)](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/0d9df7d3c7eba5a43ceac3491621405b-1024x683.jpg)
昆布〆に鮪節を振りかける。
![鯵](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/5f690fdbbd9f8f58d5ccb713e44a1498-1024x683.jpg)
釣りものとの事で、これは美味い。
ネギ、生姜、胡麻、酢橘を使用しつつ、脂が乗っているため鯵の味が分かる。
![椀](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/f926f4272f97369729779aabd12f7263-1024x683.jpg)
甘味のある赤出汁。
![アオリイカ](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/9e8f00188a181753438ea8a4cb5f6140-1024x683.jpg)
黒胡麻、生姜を使用。
![茶碗蒸し](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/f3375db967c4890f3bc7945aa0c9097b-1024x683.jpg)
![鮪赤身](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/b7500bf8bfcff1324985cd6410195069-1024x683.jpg)
漬けと言うよりも、煮キリ洗い程度。
これも粒子ホロホロ。
![車海老](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/1f8e882b9b00b860c22fa165e244d328-1024x683.jpg)
茹で置きで甘味を伝えてくれる良き仕事。
![いくら軍艦](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/910c8751b6c5dd01d9b97128713687ac-1024x683.jpg)
醤油の味付けが軽く、いくらの味を伝えてくれる。
海苔はゴワッとした食感。
![タイラギ](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/3b8ebca8f7301aa1215f5ee5bba3dd15-1024x683.jpg)
大葉、胡麻、酢橘を使用。
![穴子](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/1cd40026e7939adaa9f0411d4b25e56a-1024x683.jpg)
濃厚な煮ツメと、しっかりした漬け込み。
これは素晴らしくクラシックな仕事。
最後に頂けて良かった…と実感する。
![鉄火巻き](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/3d8db5ef2f2860993cc832060e4edf8b-1024x683.jpg)
半手巻き的な鉄火巻き。
![出汁巻き玉子](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/eab070c8f336b22cbf33ca7c341afef1-1024x683.jpg)
オーソドックスな出汁巻き玉子。
「紫光」さんの予約については、お電話にて可能です。
店名:紫光(しこう)
シャリの特徴:昭和を感じさせるクラシックなシャリ。
予算の目安:【お昼のにぎり】5,500円ほか
最寄駅:天文館通駅から150m
TEL:099-227-2388
住所:鹿児島県鹿児島市東千石町9-22
営業時間:12:00~14:00、18:00~20:00
定休日:月曜、火曜
鹿児島の名店「鮨匠のむら」さん
![蝦蛄01](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/a91b45d0201fd242412af0281f23f375-160x160.jpg)
気鋭の江戸前鮨「鮨 一(ぴん)」さん
![小鰭](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/02684ebed742719d50746c5c3de26277-160x160.jpg)
止めどなく鮨を探求する、すしログ(@sushilog01)でした。
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