こんにちは、魚好きでも定期的に美味しい牛肉を食べたくなる、すしログ(@sushilog01)です。
この度、低温調理器を用いて美味しいローストビーフを作ろう!と、お肉のリサーチを行いました。
そこで見つけたのが、「博多和牛」を生産する豊作ファームの牛肉です。
「A5・BMS※10以上」でありながらリーズナブルで、しかも飼料の質が高そうなので、頂いてみようと思った次第です。
※BMS=ビーフ・マーブリング・スタンダード、牛肉の脂肪(サシ)交雑の基準で、最大値は12
結果的に期待以上に美味しく、今後もリピートして、他の部位を食べてみたいと感じましたので、記事にまとめます!
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博多和牛とは?
まず、多くの人にとって「博多和牛」とは、聞きなれないブランドかと思います。
なので簡単にご説明します!
「博多和牛」は福岡県の畜産業界が推進するブランドで、現在は「博多和牛販売促進協議会」によって管理されています。
もともとは2000年代初頭のBSE問題を受けて牛肉のイメージ回復を目指すべく、三宅牧場によってブランド化が開始されました。
そして、2005年に「博多和牛」の商標を登録し、質の向上に努めたそうです。
結果として、2017年9月に「和牛オリンピック」と呼ばれる「全国和牛能力共進会」(5年に1回開催…4年に1回じゃないのか!)で三宅牧場の牛が去勢肥育牛の部で1等賞を獲得しました。
その後、前述の「博多和牛販売促進協議会」を2018年11月に設立し、生産者への技術指導を行って質の向上を続けられています。
その結果、生産者の戸数は39戸にも拡大。
2022年の「和牛オリンピック」にも出品予定とのことです。
「博多和牛」の条件
「博多和牛」の条件としては、以下の2つです。
- 博多和牛生産者として登録されている福岡県の者が12ヶ月以上肥育した黒毛和種
- 公益社団法人日本食肉格付協会の定める肉質等級が「3」以上であること
「博多和牛販売促進協議会」によると、「12ヶ月以上」と言いつつ、一般的にはおおむね20ヶ月以上育てることが多いようです。
良心によって質が担保されていますね。
そして、主食は主に稲ワラやお米であるところも、博多和牛の味に影響する特徴の一つ。
稲ワラを始めとする良質な飼料で育てることで、「やわらかくてジューシーな美味しさ」をウリにしています。
博多和牛の評価と気になるお値段
知名度が高くないため、評価は定まっていないようです。
しかし、三宅牧場の尽力があり、「美味しい和牛」としてジワジワと知名度を高めています。
お値段は他のブランド牛のように高額でないので、狙い目の牛肉かもしれません。
さて、そこで、各ブランド牛ごとの価格をまとめてみました。
博多和牛の価格はどの程度なんだろうか?と思いまして。
ブランド名 | サーロインの価格(100g) | ヒレの価格(100g) |
博多和牛(豊作和牛) | 2,600円 | 1,640円 |
神戸牛 | 5,400円 | 8,000円 |
松阪牛 | 4,300円 | 8,500円 |
近江牛 | 2,900円 | 3,400円 |
仙台牛 | 2,000円 | 3,400円 |
宮崎牛 | 2,000円 | 2,700円 |
(WEB上の一般的な価格をまとめたリストなので、「目安」としてご参照ください)
ヒレは突出してリーズナブルですね。
また、ふるさと納税を見ても、博多和牛の切り落としはお得感が非常にあります。
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博多和牛の生産者・豊作ファームの【豊作和牛】の美味しさ
さて、本題に入ります。
今回頂いた豊作ファームの【豊作和牛】については、自社ブランド化している博多和牛です。
博多和牛自体がブランドですが、生産者の戸数が39戸に増えているので、やはり自社ブランド化を行い、差異化を図ることが必要なようです。
【豊作和牛】のモモ肉ブロック
この度頂いたお肉は、【黒毛和牛モモブロック 1pac:500g〜549g】です。
実際には537gで届きました(脂の部分を掃除して500gほどでしょうか)。
厚みがあって立派なので、【ステーキ】と【ローストビーフ】で頂きました。
2種類の食べ方が出来るなんてお得感があり、塊肉最高!と感じます。
【豊作和牛】のステーキ
室温に30分弱置いて温度を上げた後、限界まで熱した鉄鍋に牛脂を引いて、片面1分ずつ焼きました。
第一印象としては、良い意味で食感があり、牛の香りを楽しめるお肉です。
力強い脂を持っていますが、頂いていて上品な印象を覚えます。
その理由としては、脂のパンチだけでなく赤身の酸味も十分に楽しめるためでしょう。
赤身の酸味や旨味が生きている牛で、食べ疲れず、満足度も高いと感じます。
【豊作和牛】のローストビーフ
塩胡椒を振らずに真空パックを行い、55℃・2時間の低温調理で火入れを行いました。
頂く直前に鉄鍋で表面を焼き、仕上げにバーナーで炙って頂きます。
むっちりと気持ちの良い反発があり、噛み締めるとぷるぷる、しっとりとほどけます。
非常に柔らかい牛肉ですが、同時に繊維質も楽しめます。
ステーキよりも脂のパンチをストレートに味わう事が出来、艶やかな香りも楽しめます。
そして、牛の凛々しさとミルキー感を感じさせる香りが印象的です。
ちなみに、低温調理器があればローストビーフは失敗しないので、ご関心のある方は下記の記事をご参照ください!
豊作ファームとは?
「豊作ファーム」さんは、福岡県柳川市有明町にある農場です。
福岡県内での評価を高めていて、2014年に「第3回福岡県肉用牛生産者の枝肉共励会」の博多和牛の部で最高のグランドチャンピオン賞を受賞されています。
さらに、2017年に「福岡県肉畜共進会」で「農林水産大臣賞」を受賞され、最高の評価を得られました。
もともとは米麦専業農家だったそうですが、40年ほど前に牛を飼い始めたそうです。
現在は黒毛和牛を200頭飼育されています。
農場の特徴としては、エサとなる稲ワラは100%自家生産で、循環型農業を行っている点です。
稲ワラ以外のエサも工夫されていて、自家生産米のお米や酒粕、ビール粕や遺伝子組み換えのないとうもろこし、大麦、ライ麦、大豆などをブレンド。
これにより、博多和牛の中でも独自の味を持つ【豊作和牛】を生産することに成功されています。
結果的に、豊作ファームの牛は95%ほどがA5ランクBMS10~12というクオリティになります。
これは和牛ならではな指標ではありますが、味わいについては上記の通り、上質です。
そして、牛肉(特に和牛)の美味しさの指標であるオレイン酸が55%以上含まれているそうなので、科学的にも美味しさが証明されています。
ちなみに、オレイン酸は牛肉の不飽和脂肪酸で、和牛の脂の美味しさの理由とされています。
それに伴い、近年「オレイン和牛」と銘打ち、オレイン酸に着目する飼育が積極化されています。
一般の黒毛和牛のオレイン酸の含有率は45%~49%とされる中、「オレイン和牛」としてブランド化を目指す鳥取和牛は55%以上との事です。
この数値を見ても、豊作ファームの【豊作和牛】が高品質であると判断できます。
豊作ファームの博多和牛【豊作和牛】を通販で買う方法
通販は食べチョク経由が楽ちんです。
商品全てに証明書が同梱され、個体識別番号も明記されているので、安心です。
生産者さんと直接やり取り出来るECサイトは、食の安全性の面でも嬉しいサービスですね。
食べチョクユーザーにオススメの食材まとめ記事もご覧ください。
次に異なる部位(恐らくリーズナブルなヒレ!)を頂くのが楽しみな、すしログ(@sushilog01)でした。
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