こんにちは、上質な国産羊肉は牛肉以上に特別な肉だと思う、すしログ(@sushilog01)です。
さて、今回ご紹介するふるさと納税の返礼品は「驚くほど美味しい羊肉」です。
国内に流通する国産の羊肉はわずか1%弱ですが、さらにレアなホゲットで、しかも他の羊とは味が違う逸品です。
すしログ
「メルティーシープ」というブランド名の羊肉ですが、本当に名前のとおり!
脂がとろけ、ひたすら甘いのに、胃もたれしない羊肉です。
一般流通していませんが、大変ありがたいことにふるさと納税の返礼品で頂けます。
数量が限られているので、ご注意ください!
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ご紹介する返礼品について:吉田さんのホゲット「メルティーシープ」
今回のオススメ品:吉田さんのサフォーク種ホゲット「メルティーシープ」
自治体:福島県 葛尾村(ふくしまけん かつらおむら)
生産者:吉田健さん
納税額:24,000円
内容:国産羊ホゲット「メルティーシープ」500g
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お値段は張りますが、国産羊のホゲットは一般的に入手が極めて困難なお肉です。
「メルティーシープ」は特徴がある羊でもあるので、妥当だと思います。
「メルティーシープ」が抜群に美味しい理由
今回ご紹介する羊肉がスゴいところは、生産者さんが黒毛和牛の飼育にも精通していることです。
生産者の吉田さんは、黒毛和牛と国産の羊を飼育する畜産農家さん。
もともとは和牛のみ飼育されていましたが、2011年の東日本大震災と原発事故を受けて、葛尾村から強制的に避難することになりました。
2016年に避難が解除されたことで、葛尾村に戻り畜産を再開されました。
ブランクが空き、相当な苦労があったと思いますが、今ではブランド羊を精力的に育てています。
もともと和牛の畜産を行っておられただけあり、和牛ならぬ「和羊」とも言うべき「メルティ・シープ」。
飼育法などについては後述しますので、まずは美味しさをご紹介します!
「メルティーシープ」を焼肉で実食!
吉田さんの「メルティーシープ」は、250gずつ2パックに分けて届きます。
使いやすいサイズ感です!
解凍は、冷蔵庫でゆっくり行うのが理想です。
朝、冷蔵庫に移せば、夜に頂くことが可能なので楽ちんです。
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また、細かいアドバイスになりますが、焼肉用のお肉は1枚ずつ広げるのがオススメです。
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さらに細かいことを言うと、部位ごとに分けると良いです!
この地味な作業で焼肉の満足度が変わるので、試してみてください(笑)
パックごとに入っている部位が違うので、楽しみがいがあります!
では、味わいをお伝えします!
まず、サッパリな赤身から頂くのは、焼肉のセオリー…
好みにもよりますが、舌が脂の甘みでコーティングされる前に食べた方が美味しいものなので。
熱した鉄鍋でサッと焼いて頂きます。
赤身は、しっとりしていて、歯切れが抜群です。
するっと切れます。
そして、旨味が強く、赤身らしい酸味がキリッと味を引き締めます。
香りは、とにかく上品!
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次に、サシが多めの部位に移っていきます。
手前が赤身で、右から奥にかけてがサシ・脂の多い部位です。
脂は見た目通りしっかり乗っていますが、コクが強くて、油っぽくありません。
むしろ甘みに溺れたくなる。
香りがこれまた上品で、むしろナッティな香ばしさすら感じます。
塊部分も非常に柔らかい!
甘みが強い羊だと実感しました。
ちなみに、香りは本当に上品です。
「臭みが無い」と言われるアイスランドの羊よりも穏やかで、全く臭くありません。
これは羊に苦手意識が強い人でも楽しめると思います。
それでいて羊らしさを楽しめるので、牛よりも好きになる人が生まれるかもしれません。
脂が圧倒的に旨く抗えない魅力ですが、羊の脂は体内で固まって消化前に排出されるそうなので、ヘルシーだと信じて満喫しました!
ちなみに、基本的に塩+黒胡椒で頂きましたが、出汁醤油との相性も抜群でした。
特に昆布土居の【こぶだし醤油】は素晴らしい相性です。
なお、添付の書類に「羊のプロが使うレシピ〜ジンギスカンのタレ〜」が掲載されていて、これが秀逸です!
玉ねぎとリンゴ主体で、味わい深いのにサッパリと食べられる。
まさに上質なホゲットを活かすためのタレ。
まさか自分でジンギスカン(焼肉)のタレを作れるとは思いませんでしたので、思わぬプレゼントでした。
「メルティーシープ」で絶品!ホゲット丼!
次に作ったのが、丼ぶりです。
美味しいお肉は丼にすると幸福感がハンパない!
使用しているお肉がホゲットなので、外で食べたら結構な金額になります。
あらかじめ薄切りにした玉ねぎを水にさらしておき、付けあわせの野菜も切っておきます。
今回はクレソンを使用しましたが、水菜などでも美味しいはずです。
あとは、お肉に塩と黒胡椒を軽く振って、焼いて乗せるだけ!
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葛尾村・吉田さんの「メルティーシープ」について
葛尾村・吉田さんの「メルティーシープ」は、自社ブランド牛です。
ブランド名の由来は、お肉を口にすると溶けるような(=melty)食感だから、とのことです。
これは、実際に頂いて納得です。
畜産上の特徴としては、以下の要素が挙げられます。
- 低ストレスな飼育環境
- 獣医師が日々の体調を管理
- 穀物飼育を行い、海外の羊とは異なる肉質に
- 黒毛和牛の飼育技術を応用している!
奥様の吉田美紀さんは獣医だそうで、羊の体調をきめ細かく管理されています。
黒毛和牛の生産者さんと獣医師がタッグで育てると聞くだけで、ワクワクしませんでしょうか。
すしログ
地元のブランド肉を生み出し、ふるさと納税の返礼品として提供されるとは、ふるさと納税の理念にかなった素晴らしい試みだと感動しました。
まとめ:葛尾村・吉田さんの「メルティーシープ」の入手方法
一般流通していないので通常は入手不可能ですが、楽天ふるさと納税経由で入手できます。
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大容量の1kg版もあります!
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お肉の返礼品については、下記の記事もご参考にされてください。
羊肉の人気を高めたい、すしログ(@sushilog01)でした。