優雅な雰囲気で味わう魅力的な蕎麦前!下北沢「打心蕎庵」

打心蕎庵外観

こんにちは、鮨ブロガーのすしログ(@sushilog01)です。

下北沢の「打心蕎庵」は、結構前に大阪の「千成寿司」さんにて、お客さんから伺ったお蕎麦屋さんです。

随分と食通な方だったので話が盛り上がり、オススメ頂き数年。

念願かなって訪問したところ、想像以上に素敵なお店でした。

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下北沢「打心蕎庵」の魅力とは?

お店は「下北沢」と聞いて想像する猥雑なエリアから外れていて、代沢の閑静な一角にあります。

オーナーは大地主のようで、ご自宅の隣にお店を作られていて、下北沢周辺に数店のお店を展開されています。


店内の雰囲気は静かで、非常に落ち着いています。

緑豊かな日本庭園を眺めながら頂く、気の利いた酒肴と手打ち蕎麦は東京に在って東京ではない感覚に浸らせてくれます。

なお、スタイリッシュかつ贅沢な空間ゆえか、お客さんの女性率は80%ほどでした。


「打心蕎庵」さんは酒肴の品揃えが豊富で、しかも季節感を反映したものばかりなので、蕎麦前を目当てに蕎麦屋酒をするのが最良の選択。

お蕎麦だけ頂いて帰るのは極めて勿体ないと感じました。


休日のお昼時は行列になりやすいようなので、早めの時間に訪問するのがベターです。

「打心蕎庵」の蕎麦と御料理の詳細

それでは、「打心蕎庵」さんの蕎麦と御料理をご紹介します。

  • 酒肴の盛り合わせ 2,400円
  • 蕎麦すし 1,300円
  • そば二種盛り1,800円
  • 長沼合名会社 惣邑 純米吟醸 1,200円
  • 笹祝酒造 笹祝本醸造 1,000円
日本酒01

【惣邑 純米吟醸】は酢酸イソアミル系の爽やかなバナナ、メロンにラムネ香。

香り3、甘味3、酸味2、苦味4、余韻4。

味わいのある純米吟醸。

日本酒02

【笹祝本醸造】は常温で頂いた。

酒肴の盛り合わせで本醸造に合うものに合わせて頼む。

お盆

酒肴の盛り合わせ

酒肴の盛り合わせ

【数量限定】の魅力的な一皿。

鰊、鱸と青唐辛子味噌、鶏もも肉の酢味噌掛け、生湯葉豆腐、夏野菜のお浸し。

湯葉豆腐は大豆の濃密な香りと甘味。自家製か?

夏野菜のお浸しは出汁がしっかりと効いていて、モロヘイヤ、トマト、冬瓜など季節を感じさせる。

鱸に青唐辛子味噌を合わせるとは、攻めていて良い。

爽やかな辛みと香りで、夏の出会いもの。

蕎麦屋の刺身として、こう言ったアテ的な提供は実に良いと感じる。

和食や鮨と同じ造りだとクオリティで負けるので必然性に欠ける。

鰊は臭みが無く、大型をしっとりと炊いていて、良いアテだ。

蕎麦すし

蕎麦すし

蕎麦の香りと食感に海苔の香ばしさが広がり、玉子と干瓢の甘味が次第に調和していく。

酸味は穏やか。

そば二種盛り

訪問時の蕎麦の産地は茨城県・常陸秋そばと千葉県成田。

そば二種盛り01

最初の成田の新蕎麦は、常温で締めているところに驚く!

甘味が強くナッティな蕎麦だ。

見た目は無骨だが、味は複雑で十割ながらにコシがある。

そば二種盛り02

常陸秋は、甘味よりも旨味が強いと感じるが、これは流れ故かもしれない。

旨味の後に甘味が高まる。

香りのアタックも強くなく、じわじわと芳醇に感じる。

これは蕎麦ツユよりも塩山葵が合う。

塩
ツユと薬味

蕎麦ツユは醤油の香りや塩味のアタックが軽い。

甘味も鰹の香りも然り。

東京では意表をつかれるほど、かなりスッキリした味わいのツユだ。

蕎麦湯

蕎麦湯は蕎麦粉を添加したトロトロタイプ。

そのままではヘヴィだが、ツユと頂くと合う。

白髪ネギを加えると更に良い〆となる。

「打心蕎庵」のお店情報と予約方法

「打心蕎庵」さんは、お席のみの予約は出来ませんが、コースならば可能です。

個人的にはアラカルトが楽しかったので、開店前に少しならんで予約なしで訪問するのをオススメします。


打心蕎庵(食べログのリンク)

店名:打心蕎庵(だしんそあん)

予算の目安:常陸秋そば1,300円~

最寄駅:下北沢駅から650m

TEL:03-5431-0141

住所:東京都世田谷区代沢3-7-14

営業時間:11:30~21:30(L.O.21:00)

定休日:火曜

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蕎麦前に癒される、すしログ(@sushilog01)でした。

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