6月に訪問したこちら、ラッキーにも約3ヶ月後に再訪するチャンスがやって来ました。
ここは近県にあれば毎月伺いたいとまで思いましたので、実に嬉しい。
メニューの内容は前回とほぼ同じ。
しかし、鰻や鮎の味の変化が分かったり、琵琶鱒が登場したりと、
新たな発見があり、ますます好きになりました。
ご主人が狩りに出ており、いらっしゃらなかったのが残念(笑)
是非ともジビエの時期に訪問したいところです。
再訪記事もございます。
鹿肉の胡麻和え
前回写真を撮るのを忘れて食べちゃったので、今度は忘れずに…
やはり美味しい先付です。
琵琶鱒のお造り、鰻の落とし
前回は鰻の落としだけだったので、ラッキー!
しかも、合わせて【琵琶鱒の卵の醤油漬け】も。
鰻は明らかに身がイキイキしており、野趣に富む香りも強くなっている。
琵琶鱒は爽やかな繊維質で、卵の方はプチプチと良い食感。
独特の余韻も持っております。
なお、この度の山葵には叩いた葉っぱも混ぜておられ、香りが鮮烈でした。
鯖のナレズシ
前回同様にトマトソースの甘みとナレズシの酸味の相性が抜群。
チーズは口どけに妙があり、穏やかな香りのチーズを極々薄くすりおろし、軽やかな印象を残す。
余呉湖の鰻の焼き物
明らかに肉厚になっており、美味しさを増しておりました。
そして、今回はご飯を持ってくれたので、オンザライス!
稚鮎の酢の物
今回は鮎の稚魚である氷魚(ひうお)が添えられ、贅沢な一品に。
また、飯(いい)のソースも使い、一層印象深くなっておりました。
ソースは素晴らしく、香りはナレズシですが、マヨネーズに似た味わいを残します。
小鮎の焼き物
酢の物よりも濃厚な飯のソースと頂く。
付け合せの葡萄とも妙に合います。
琵琶鱒と熊肉の蒸し物
インパクトある一品。熱したオリーブオイルが掛けられております。
塩分は極めて低く、琵琶鱒に穏やかな塩が振ってあります。
自然を食らうため最低限手を加えた、という印象の料理です。
鮒鮓、鮒鮓のパン挟み、発酵カラスミ
こちらの鮒鮓はやはり素晴らしく繊細で旨い。
凝縮された旨味は言わずもがな、爽やかな香りと鋭いけれどさっぱりした酸味が特徴。
琵琶湖のスッポンの雑炊
前回は熊肉も入っておりましたが、今回はスッポンのみ。
恐らくスッポンの量が増えており、よりダイレクトにスッポンの旨味を感じました。
なお、香の物も実に美味しいです。
ナレズシの飯を使ったアイス
これもまた唯一無二のスイーツで満足。
訪問する度に違う表情を見せる、余呉の自然とともに在る名店です。
店名:徳山鮓(とくやまずし)
予算の目安:10,000円~
最寄り駅:余呉駅から1,110m、車がベター
TEL: 0749-86-4045
住所: 滋賀県長浜市余呉町川並1408
営業時間:12:00~14:30、18:00~21:00
定休日:不定休
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