
こんにちは、鮨ブロガーの、すしログ(@sushilog01)です。
今回ご紹介するのは、鯨料理を多彩な調理法で味わえる「西玉水」さんです。
大阪には数々の鯨料理のお店がありますが、こちらは日本最古として知られます。
鯨を多彩な調理法で味わえるだけでなく、豆腐や蒟蒻まで自家製されている点も印象的でした。

北新地の「どおぞの」さんもユニークで魅力的ですが、こちらも個性抜群なお店です!
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「西玉水」は1885年(明治18年)に創業をさかのぼる、日本最古の鯨料理専門店です。
こちらが使用する鯨はナガスクジラ。
無凍結ではありませんが、上質なものを代々仕入れているそうです。

鯨の高級部位として知られる尾の身をはじめ、ステーキ、カツ、はりはり鍋と、鯨を余すところなく楽しませてくれる構成でした。

店内は昭和の割烹然とした風情が漂い、妙に落ち着きます。

それでは、実際にいただいたお料理を紹介します。
コースは幾つかあり、僕は【鯨はりはり入り会席料理コース】(八寸やお造り、小鍋、揚物など全11品)11,000円を予約しました。

最初はビールで手酌乾杯。
なお、メニューに表示されている日本酒は先代から続く2銘柄のみだが、当代チョイスの日本酒メニューもある。

明らかに大将が日本酒好きであることが分かるラインナップだ。

これは素晴らしい食感!

くにゅくにゅと優しい反発があり、瑞々しい。そして、胡麻だれは甘味も塩味も上品だ。

柔らかくとろける身と脂。脂たっぷりで、パンチの強い尾の身だ!
ただ、解凍時にドリップが出たのか、筋繊維と脂の食感にズレがあった点は少々残念である。謎の液状山葵とともに不安が高まったが、この後のお料理でリカバリーされた。

手前にある薬味は大葉胡椒だそうだ!柚子胡椒をアレンジして作られたもので、このような自家製調味料は嬉しくなる。

極めて滑らかで香りの良い豆腐だ。甘味をつけつつ、肉は脂を落としてホロホロ、とろとろ。筋もとろりとなるまで煮込まれている。これは旨い!そして、大葉胡椒は面白い!大葉の香りが漂いつつ辛味が上品に効く。


こちらの部位も尾の身のようだ。しっとりと良い火入れで、噛みしめると旨味が広がる。そして、鯨らしい鉄分と香りが立ち、初手は牛肉っぽいけれど後味はスッキリと軽やか。ポテトサラダは季節の素材で作られているそうで、訪問時は里芋。粘度があって面白い。

むっちりとした後にとろけてゆき、反発を示しながらとろける食感が面白い。酢味噌は甘味が程良い。(サエズリとは鯨の舌だ)

もっちりとした食感の胡麻豆腐。胡麻油を用いることでキャッチーな酒肴に仕立てている。


先の生と調理法違いとは面白い提供方法だ。繊維を感じつつ、とろりとしている。

衣は厚みがあるクラシックタイプだが、きめ細かくサクサクで香ばしい。揚げ油の状態も良い。

身はレアに仕上げている。牛肉よりもサッパリとしながら旨味があり、これは重たくなくて実に良い。酸味の効いたソースも魅力だ。

鍋でいただくと、良い意味で鯨の野趣を楽しめる。はりはりとは、水菜と鯨を用いた鍋・煮物であり、大阪らしい郷土料理である。いただけて嬉しい。

お米は軽めで作っていただいたが、ボリューム感のあるコースながらするっと食べてしまう美味しさだった。

香の物が自家製であるところもバッチリだ。

中々チャレンジングな水菓子だ。とろっとろ。宇治抹茶を用いているので、タンニンによりスッキリといただける。締めのデザートまで抜かりない。
「西玉水」さんは完全予約制で、一休経由でWEB予約が可能です。
コースが複数あるので、内容を確認してから予約されることを強くオススメします。
店名:西玉水(にしたまみず)
予算の目安:コース5,500円〜
最寄駅:近鉄日本橋駅から350m
TEL:06-6211-6847
住所:大阪府大阪市中央区島之内2-17-24
営業時間:17:00 ~ 23:00(L.O. 22:30)
定休日:日曜、祝日 ※12月のみ無休
大阪らしい料理店
独特の食文化に触れると楽しくなる、すしログ(@sushilog01)でした。
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