こちらは古町の中心街から少し外れた場所にある、新潟の老舗です。
地の天然もののタネをリーズナブルに頂く事が出来ます。
新潟県が観光誘致で創設した「すし三昧 極み」を提供するお店で、10貫+玉子、椀を3,000円と、破格で頂くことが出来ます。
独特の仕事も多く、面白いです。
このたび頂いた中では、鮃のエンガワが絶品。
ネタケースに発見し、勢い良く追加しましたが、最高の食感と風味でした。
脂は全くクドくなく、さらっとしていて軽妙爽快。
写真は後ほど乞うご期待(笑)
玉子からスタート
真鯛
梅肉醤油と胡麻という調味料使いが面白いです。
ハチメ
標準和名はメバル。
肉厚ながら嫌味無くほどけ、美味しい。
コチ
繊細な身はしゃくしゃくとほどけ、かんずり醤油が味を高めている。
かんずりを用いるとは、いかにも新潟ですね。
カワハギ
定番の肝醤油。
肝の味わいは冬に劣りますが、身は今の時期でも流石カワハギと言った感です(6月に訪問)。
フナベタ
謎の地物。新潟でもかなりレアな魚らしいです。
調べたところ、標準和名はタマガンゾウビラメ。
広島県尾道で「でべら」と呼ばれ珍重される小型の鮃です。
食感は気持ち良く、シャリの米の風味を高めるタネのように思いました。
笹川流れの藻塩と一緒に頂きます。
南蛮海老
やはり北陸の甘海老は美味しいですね。
一緒に頂く「海老醤油」も面白い。
鮪赤身
湯霜の上で強めに漬けられておりますが、味わいは軽い。
淡白な、旬の佐渡ものの鮪を活かす仕事。
いくら軍艦
海胆
これらは両方、まぁ…と言った感。
値段を考えると致し方なしですが。
鮪トロ
たっぷり山葵と頂く。
辛味を控えたすりおろし方なので、濃厚な脂との相性が抜群です。
ただ、まあ、これも観光向けでしょうか。
鮪赤身 追加
写真以上に肉厚な切り付けでした。
この季節の佐渡の鮪は、冬のものとは違った楽しみがあります。
鮃のエンガワ 追加
冒頭に記載の通り絶品でした!
椀
新潟駅行きのバス停のすぐそばなので、意外にアクセスが楽です。
帰る前にさくっと寄ることも可能です。
しかしながら、コース自体は一貫一貫タイミングを見て提供頂けます。
この価格で一貫づつ出して頂けるのは嬉しいですね。
店名:寿司安(すしやす)
シャリの特長:オーソドックスな味わい。温度はやや低いが、魚沼産コシヒカリの香りが奏功。
予算の目安:3,000円〜
最寄り駅:新潟駅から2,000m
TEL: 025-222-4613
住所: 新潟県新潟市中央区本町通4番町273
営業時間:11:30-13:30、17:00-22:30
定休日:不定休
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