焼鳥激戦区の大塚で個性を宿す優良店!クラフトビールで頂く「クロウタドリ」

こんにちは、焼鳥が大好きな、すしログ(f:id:edomae-sushi:20201002142555p:plain@sushilog01)です。

言わずと知れた焼鳥の名店「焼鳥蒼天」がある街、大塚。

最近では「鳥しき」の系譜にある「やきとり 結火」がオープンするなど、優良店が増えています。

そんな大塚で他店とは異なる個性を確立する優良店が、今回ご紹介する「クロウタドリ」。

クラフトビールのタップを5基備え、他のお酒にもセンスが光る一軒です。

クロウタドリ内観

すしログ

食べログレビュアーには「3.0」が奨励されているので、当ブログでも控えめに書きます。

ただ、焼鳥好き、お酒好きならば確実にヒットするはず!

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大塚「クロウタドリ」の魅力とは?

大塚の「クロウタドリ」は、ダイニングバー的な使い方が出来る焼鳥屋さんです。

ご主人の志摩徹さんは銀座の名店バードランドと六本木の名店、もえで修業された経歴を持ちます。

 

その経歴は串打ちに表れており、僕がこちらを選んだ理由は正に串打ちです。

クロウタドリ燃ねぎま

焼鳥店を選ぶ理由は、一に串打ち、二に火入れ、三に使用する鶏だと考えていますので。

名店の特徴が表れた串打ちに、これは絶対に美味しいだろうと思い、ブックマークしていました。

 

伺った結果、期待通りの美味しさで、同時にクラフトビールと日本酒、ワインにも大満足でした。

志摩さんは、個性を強く打ち出したお酒の仕入れをされています。

クロウタドリビール

ドラフトビール主体で行くため日本酒の酒蔵は1つに絞る選択で、実に素晴らしいと感じました。

男気を感じます。

 

そして、その酒蔵は茨城県笠間市にある「磯蔵酒造」さんです。

あまり見かけないお酒ですが、これが焼鳥に合います。

クロウタドリ酒01

思わぬ嬉しい出会いとなったので、僕は笠間の酒蔵さんにお伺いしました。

磯蔵酒造01

小規模ながら、昔から個性ある酒造りをされている、名酒蔵です。

磯蔵酒造02

 

そして、こちらが使用する鶏は千葉県で育てられている水郷赤鶏(銘柄鶏)です。

  • 鶏種:♂ヘビーロードアイランド(♀)×ヘビーロードアイランド(♂)、♀ロードサセックス(♀)×ロードアイランドレッド(♂)
  • 出荷日齢:70日
  • 出荷体重:♂2.8kg、♀2.3kg
  • 飼育方法:平飼い

出荷日齢の平均は70日のところ、お店では100日を超える鶏を丸の状態で仕入れているそうです。

お店のオープンは2017年2月ですが、人気が過密にならず、高い人気をキープしている点に「隠れた名店」だと感じました。

「クロウタドリ」の焼鳥の詳細

コースは3つ設定されていますが、今回頼んだのは一番お手軽な【クロコース】2,200円です。

【クロコース】は、自家製レバーパテ、串焼き5本、鶏スープで構成されています。

頂いた後に気になる部位を追加しようと言う魂胆です。

 

3食限定の【鶏レバーのたたき】700円は速攻で注文しました。

 

自家製レバーパテ

クロウタドリレバーパテ

レバーの香りがふわっと漂い、スパイスの香りが軽やかに広がる。

上品な味わいのレバーパテなので、苦手意識がある人でも大丈夫なはず。

付け合わせはリンゴの砂糖漬け。

 

鶏レバーのたたき

クロウタドリ鶏レバーのたたき

濃厚な甘みで、クセは皆無。

レバ刺しのような甘みを感じさせ、満足度が抜群。

白ネギと青ネギを両方用いている点、胡麻を擂っている点などにセンスを感じる。

 

さび焼き

クロウタドリさび焼き

まず、炭の燻香が力強く広がる。

頂いてみると、みっちりしつつジューシィ。

確かな食感を楽しませる身から酸味が溢れ、美味。

山葵は混ぜ山葵であるが、焼きの技術が高いので大きな瑕疵にはならない。

振り塩の塩梅も良い。

 

もえねぎま

クロウタドリ燃ねぎま

部位はふともも。

皮がバリッと爽快に弾け、むっちむちな身から脂がとろけ、舌に絡みつく。

ネギの甘みのみならず、炭の香りが活きているねぎま。

これは最早バーベキュー!

香りが否応なしに胃袋を刺激してくる。

 

銀杏

クロウタドリ銀杏

これもまず香りが良い。

甘みがあり、ホロ苦。

 

レバー

クロウタドリレバー

塩で提供。

【鶏レバーのたたき】と同じくクセが無いが、たたきよりも血の香りを楽しめる。

旨い。

これも炭の香りの付け方が良い。

 

ねぎま

クロウタドリねぎま

今度の部位は、ふくらはぎ。

これは、タレ味も加わり、ザ・焼き鳥と言った味わい!

しかし、極めて上質に仕上げている。

上質たる所以は、肉質と旨味、酸味のバランスの良さと、やはり炭の香りに尽きる。

途中に胸肉を挟んでいる点がユーモア。

また、長ネギの間には獅子唐も入っている。

 

終盤に向けてワインに切り替えた。

クロウタドリNiccolo' Lari La Tigre

Niccolo’ Lari La Tigre

 

クロウタドリ皮

コリッコリで、脂が滲む皮。

ぶちぶち感や、ぷりぷり感もあるので、一口ごとに楽しくなる。

山椒との相性が良い。

 

せせり

クロウタドリせせり

きめ細かい繊細な食感と脂を楽しませてくれる、せせり。

むちむちした身はホロッとほどけ、脂が広がる。

胡椒の香りが良い。

 

追加は、あか(内もも)、ソリレス、リードヴォー、ハツ。

クロウタドリあか

クロウタドリソリレス

クロウタドリリードヴォー

クロウタドリハツ

そして、締めの鶏スープでサッパリとフィニッシュ。

クロウタドリ鶏スープ

「クロウタドリ」のお店情報と予約方法

予約については、お電話のみとなります。

かなりの人気のようなので、事前予約は必須かと思われます。

 

クロウタドリ(食べログのリンク)

店名:クロウタドリ

予算の目安:5,000円〜10,000円(お酒次第)

TEL:03-6902-9695

住所:東京都豊島区南大塚1-50-5 コーポ大塚マンション 1F

最寄駅:大塚駅から400m

営業時間:18:00~23:30(L.O.22:30)

定休日:月曜

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焼鳥は酒の最高のパートナーだと感じる、すしログ(f:id:edomae-sushi:20201002142555p:plain@sushilog01)でした。

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