
こんにちは、鮨ブロガーの、すしログ(@sushilog01)です。
藤沢で大変な人気を博す江戸前鮨店、「鮨 近藤」さん。
なんと予約が1年半〜2年待ちという、ものすごい人気を誇っています。
ただ、訪問してその人気っぷりに心から納得。
味、接客、雰囲気が良く、仕入れも独自性が高いので、湘南に住んでいる人にとって「ホーム」になるのは至極当然でしょう。
さらにおまかせ15,400円という価格設定は今の時代にあって驚きのコストパフォーマンス。
予約困難店の中には鼠算的プレミアムで予約困難になっているお店もありますが、こちらは実質が伴っている予約困難店だと感じました。


北海道出身の親方なので、北海道の漁業関係の仲間たちからの仕入れが強い。
なかなか面白いスタンスを作られていて、くつろげる雰囲気も素敵でした。
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親方である近藤 正臣さんは北海道札幌生まれの職人さんで、札幌の「がんこ鮨」で修行を開始されたそうです。
そして、奥様のご実家が湘南であったため、2010年11月に藤沢で独立開業。
北海道には、漁業に携わる友人の方々が多いそうで、北海道産の食材を仕入れてお店のアドバンテージにされています。

生命線のシャリについては、やや柔らかめですが、決して野暮ッたくはありません。
赤酢を上品にブレンドして酸味がやや強めながら、幅広く受け入れられる方向性に調整されています。
温度管理も良く、やや温かめの心地良い温度が記憶に残ります。

近藤親方は穏やかなお人柄で、落ち着ける雰囲気。
しかも、お酒の値付けは非常に良心的なので、そりゃあ界隈の方に愛されるよなあ…と、しみじみ感じました。
それでは、「鮨 近藤」さんでいただいた内容を紹介します。


甘味が優しい、焼き立ての出汁巻き玉子からスタート。

北海道。むっちりしつつ、しっとりとほどける良い食感。菜の花がホロ苦くて嬉しい取り合わせ。酢味噌についても、甘味、酸味ともに上品に調整されている。

鮃は北海道産で、赤貝は宮城県産。鮃はしっとりほどけつつ、厚みがありぷりぷりした食感。旨味が舌と喉に広がる。赤貝はやや小ぶりながら香りも旨味もたっぷりで美味。紐が大きくてコリコリ。爽やかな香り!

北海道の新物、山葵醤油で。食感が力強く快感と言える。味付けを控える選択肢も嬉しい。

食感はコリコリしていて、甘味が優しい味わい。そして、辛味がふわっと広がる。なかなかのボリュームだ笑


北海道。酸味をしっかりと効かせた土佐酢のジュレとともに。個人的には、ズワイガニの甘味を最大化するためには酸味を軽くした方が最良であるように感じた。

東京湾。しっとり、ホロホロと身がほどけ、魅力的な焼き加減だ。

甘味を効かせつつ辛味もしっかりあり、シャキシャキした食感のガリ。

北海道。濃密ながらピュアな香りと甘味のバフンウニ。海苔の香りも良い。


山口県。安定感の美味しさ!期待通りの甘味に加えて、もっちりした皮の凝縮した味わいと食感が魅力で、香りも良い白子。シャリの酸味が活きる。

アイルランド産で、正直な親方は「すみません、先日まで国産があったのですが…」との談であったが、なかなかどうして。美味しいアイルランド産の赤身で、仕入れの力を感じた。身はもっちりしつつ柔らかい。旨味があり、酸味が込み上げてくる。香りも良く、余韻で味わいが高まる。かなり良いアイルランド産の赤身であった。

トロはボストン産。脂が乗りつつ、さらりとしている。コクを感じさせる香りが特徴的。シャリの味わいと合うトロであった。

東京湾、腹側。調味は塩、酢橘。ぶりぶり、パツパツした魅力的な食感で、脂が乗っていて非常に濃厚な味の鯛だ。これは現代人のニーズに合わせた部位選択なのだろう。酢橘は上品な使い方で塩梅が良い。

千葉県、塩、酢橘。皮目を炙って香ばしく仕上げるとともに脂を溶かしている。金目鯛自体の脂がノリノリだ。

熊本県。茹で置きの仕事を選択されており、冷たくとも甘味がたっぷりで香りも良い。繊維もしっとり、ホロホロでスッキリと甘い車海老。茹で置きの仕事が光る。

千葉県、細切り、青唐辛子。甘味が強いアオリイカに青唐辛子は終盤で良い相性だ。塩味も効いているのでバランスが取れる。

北海道。みっちりしていて張り付くような食感で美味。甘味が強い。これはモノの良さを実感する。

三浦半島。しっかり〆つつ皮目がもっちりしていて弾力がある。生っぽさを残す、非常に面白い〆の表現。

北海道。軽く炙って香ばしさを付加している。

蟹と海老のダブル甲殻類の出汁のため、濃厚な香りと甲殻類の甘味が強く広がる。アオサ、小口ネギが少々。

北海道産。小粒でみっちりした食感で、味付けが上品な鱈子だ。意表を突く登場であったが、「北海道の仲間が作っている」そうだ。

ふっくら、もっちりした魅力的な食感。煮ツメは濃密な穴子の旨味に満ちている。
「鮨 近藤」さんについては、1年半~2年ほど先まで予約が埋まっている状況です。
ついては、予約を押さえている常連さんに連れて行ってもらうのが早道となります。
僕もそのルートでお伺いしたのですが、お誘いに心より感謝です。
店名:鮨 近藤(すし こんどう)
シャリの特徴:温度管理が良く、赤酢を上品にブレンドして酸味がやや強めながら幅広く受け入れられる方向性。
予算の目安:おまかせ15,400円~
最寄駅:本鵠沼駅から50m
TEL:0466-24-3330
住所:神奈川県藤沢市鵠沼桜が岡3-6-19
営業時間:18:00~22:00
定休日:水曜
土地に根付く鮨店でいただくと流れる時間にも魅了される、すしログ(@sushilog01)でした。
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