こんにちは、料理を愛するフードブロガーの、すしログ(@sushilog01)です。
当ブログでは「オススメの低温調理器」の記事を作成して、ご好評を頂いています。
今回は、割と最近リリースされた話題の低温調理器について、レビューします。
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その低温調理器の名前は「エンペラータマリン」です。
「エンペラータマリン」とは、南米に生息するサルの名前。
愛嬌がある顔のロゴがキャッチーで、本体ボディにも可愛らしくプリントされています。
そんな「エンペラータマリン」について、実際に使用しつつ、口コミを検証したいと思います。
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本記事では、低温調理器の使用歴が長い筆者として、率直かつフェアなレビューを心がけます!
・「エンペラータマリン」はハイパワーで安い低温調理器が欲しい人にオススメ
・他社製品に比べてコストパフォーマンスが高い
・大きめの鍋とアース付きの延長ケーブルが必要な点は要注意!
【筆者について】
- プロから味覚調整やレシピ開発を頼まれる複業ブロガー
- 国内外6,000軒超の飲食店を食べ歩くほどの食好き
- 食べ歩きだけでなく料理も大好きで、17歳の頃から20年以上のキャリア
- 自身が使用している低温調理器は「BONIQ Pro」(明示しておきます!)
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「エンペラータマリン」の実際の使用感
「エンペラータマリン」の外箱はスッキリしていてお洒落です。
開封すると外箱とほぼ同じサイズのボディが現れます。
デザインは低温調理器の中でもお洒落だと感じます。
開封後、早速作ったのは【鱒のミキュイ】です。
低温調理は、肉よりも魚介の方がマシンのスペックが分かりやすいです。
また、肉料理に比べて圧倒的短時間で作れるところもメリット。
【鱒のミキュイ】は「ボニーク」で複数回作っており、noteにレシピ記事も書いているので、比較レビューに最適だと判断しました。
使用する鱒は、食べチョクで入手できる大変美味しい【富士の介】です。
これを上記レシピの通り低温調理します。
塩を振り、臭み成分となる「トリメチルアミン」を除去します。
そして、オイルとともに真空パック。
低温調理器を作動させます。
「エンペラータマリン」の表示版は、SF的でクールです!
45℃の低温調理で、30分後に完成します。
いざ、実食!
見た目は生っぽいものの、中心まで火が入っています。
マシンの性能はバッチリ。
ハイスペックマシンである「ボニーク」と遜色ない低温調理が出来ました。
同じパワーの「ボニークPro」が32,780円で、「エンペラータマリン」が14,980円。
価格面で見るとコストパフォーマンスが高い低温調理器だと思います。
では、さらに具体的に、使用面で気になったことや、ネット上での口コミの検証を行います。
そして、「ボニーク」との使用感の比較情報もお届けします。
「エンペラータマリン」の使い方
「エンペラータマリン」は多くの低温調理器と同じく、非常に簡単に使用できます。
パッケージのイラストの通り、本当に3ステップで使用可能。
ただ、使用する中で気になった点は、以下のとおりです。
- ケーブルが短い
- 水が6リッター必要
ケーブルは延長ケーブルを用いれば何とかなりますが、大きな鍋や容器が必須です。
パスタ鍋を使用すれば利用可能なサイズ感です。
パスタ鍋などの大型の鍋を持っていない人は、下記のような「低温調理用フードコンテナ」を買う必要があります。
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ちなみに、僕は低温調理時には、下記のパスタ鍋を使用しています。
「エンペラータマリン」のスペック
スペックについては、 以下のとおりです。
これを、冒頭に言及した「オススメの低温調理器」記事のリストに追記すると以下のとおりです。
商品名 | 目安価格 | パワー(W) | 温度の幅 | 縦サイズ | 重量 |
エンペラータマリン | ¥14,980 | 1,200 | 0.5℃ | 32cm | 1.1kg |
貝印 KaiHouse The Sousvide Machine | ¥39,000 | 1,000 | 0.5℃ | 31cm | 2.0kg |
BONIQ Pro(ボニーク プロ) | ¥32,780 | 1,200 | 0.5℃ | 31cm | 1.0kg |
BONIQ 2.0(ボニーク 2.0) | ¥20,000 | 1,000 | 0.5℃ | 31cm | 1.0kg |
アイリスオーヤマ LTC-01 | ¥9,000 | 1,000 | 0.5℃ | 40cm | 1.4kg |
アイリスオーヤマ LTC-02 | ¥13,000 | 800 | 0.5℃ | 33.4cm | 0.9kg |
THANKO(サンコー) マスタースロークッカーS | ¥9,000 | 850 | 0.1℃ | 32cm | 0.8kg |
東京衛全貿易 Rarewell(レアウェル) | ¥8,700 | 1,000 | 0.1℃ | 37cm | 1.4kg |
ご覧のとおり、「エンペラータマリン」はトップクラスのパワーを持ちます。
そして、サイズ感や重量は標準的と言えます。
価格はチョイ高めながら、ハイエンドモデルよりは格段に安いです。
「エンペラータマリン」の口コミ・評判について
次に、「エンペラータマリン」の口コミや評判を見ていきましょう。
ネット上で散見される意見をリストにまとめました。
ソースについては楽天市場で、記事執筆時点で540件の口コミが投稿されていたので、下から見ていきました。
良い口コミ | 悪い口コミ |
素材が柔らかく、ジューシーに仕上がる | 電源コードが短い |
自立式で倒れないため、使いやすい | アース付きコンセントが必要 |
BONIQよりも格段に安い | 6リットル以上の鍋が必要 |
パワーが強い | 初期不良品が届いた |
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良い口コミも悪い口コミも納得しました。
ただ、「デザインがカッコ良い」と言うレビューがあまり無いのは、個人的にショックでした(笑)
なお、楽天の総合スコアは「4.45」と、かなり高い状況です。
つまり、上記の悪い口コミ部分を確認してから買えば、大多数の人が満足する商品だと感じます。
ただ、レビュースコアが4点以上の人でも、「大きな鍋が必要」だと高確率で言っています。
この点は重々承知の上で購入されると良いでしょう!
なお、低温調理器には基本的にアース線が必要なので、これは「ボニーク」などの他の低温調理器も同様です。
初期不良品については、躊躇せずにメーカー交換を依頼しましょう!(口コミを見ると交換は速いようです)
「エンペラータマリン」と「ボニーク」の比較
僕は「ボニーク」ユーザーなので、ユーザー目線で比較します。
口コミを見ても、「ボニーク」を意識されている方が多いようだったので…。
「エンペラータマリン」と「ボニーク」のスペックの比較
まずは、先ほど紹介したリストの該当部分を抜粋します。
商品名 | 目安価格 | パワー(W) | 温度の幅 | 縦サイズ | 重量 |
エンペラータマリン | ¥14,980 | 1,200 | 0.5℃ | 32cm | 1.1kg |
BONIQ Pro(ボニーク プロ) | ¥32,780 | 1,200 | 0.5℃ | 31cm | 1.0kg |
BONIQ 2.0(ボニーク 2.0) | ¥20,000 | 1,000 | 0.5℃ | 31cm | 1.0kg |
「エンペラータマリン」は自立できる分(脚がある分)、「ボニーク」よりも少し大きめのサイズ感です。
そして、最も特徴的な点は価格。
コスパの面では「BONIQ Pro(ボニーク プロ)」を凌駕します。
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ただ、気をつけた方が良い点は、度々登場している「大きな鍋」と「ケーブルの長さ」です。
「BONIQ Pro(ボニーク プロ)」のケーブルは1.5mですが、「エンペラータマリン」は1.2mです。
自身のキッチン環境でケーブルの長さが足りない人は、アース付きの延長ケーブルを購入すれば問題をクリアできます。
次に、両製品を実際に使ってみた比較の情報をお届けします。
「エンペラータマリン」と「ボニーク」の使用感の比較
パワー的には同等なので、気になる点を調査すべく、両製品をパスタ鍋に入れて水位を比較してみました。
すしログ
そして、カタログスペック以外での大きな違いを発見しました。
それは、最低水位です。
こちらが「ボニーク」の最低水位です。
そして、「エンペラータマリン」の水位。
鍋の上の方まで水が必要なことが分かります。
左の「ボニーク」の必要最低水位まで水を入れて「エンペラータマリン」と比較すると、「MIN」の最低水位に及ばないことが分かりました。
この点は、「ボニーク」がクリップ式(鍋に引っ掛けるタイプ)で、「エンペラータマリン」は自立式であることが理由です。
それに伴い水位、水量が異なることは、購入前に念頭に置きましょう!
要は、他の家電でも同様ですが、購入前に使用イメージを作るとミスマッチが起こりません。
すしログ
まとめ:「エンペラータマリン」がオススメな人
以上で「エンペラータマリン」のレビュー記事を終えます。
まとめとして、特にオススメの人については、以下のとおりです。
- ハイパワーな低温調理器が欲しい人
- 予算が1万円台前半の人
- 大きな鍋(容器)を持っている(購入できる)人
- アース付きの延長ケーブルを持っている(購入できる)人
すしログ
コストパフォーマンスは高いので、買って損はないはずです。
かたや、すでに「ボニーク」などのハイエンドモデルを持っている人は現状維持で問題ありません。
「ボニーク」とは異なり、公式サイト以外のECサイトでも入手可能です。
【同時に必要なアイテム】
アース付きの延長ケーブル
大型の鍋/フードコンテナ
念のため、パスタ鍋の記事も再掲します(笑)
低温調理ファンを増やしたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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