こちらは那智勝浦にある知る人ぞ知る秋刀魚寿司のお店です。
僕は和歌山県の郷土寿司のお店を徹底的にリサーチして見つけました。
秋刀魚寿司は新宮の徐福寿司さんで頂きましたが、1軒伺っただけでは決して味を知った事にならないと思い、2軒目をリサーチ。
こちらは外観から明らかに昔から愛されてきた雰囲気を発していたので、お伺いした次第です!
なお、秋刀魚寿司自体については、徐福寿司さんの記事で詳細を書きましたので、詳細を知りたい方は、こちらをご参照ください。
お店に伺える時間は夕方になりそうだったので、前日にお取り置きのお電話を入れました。
すると、電話応対はかなりざっくりしたもので、途中で切られさえしたのですが(笑)、
伺ってみて理由に納得しました。
漁師町の昔ながらのお店なんだなあ、と。
お電話では正直なところ不安を抱きましたが、きちっと取り置いて頂き、伺ってみると印象は別に悪くありませんでした。
お店の外観は非常に渋く、素敵です。
店内も魚屋さんのよう。
妙に広く、すっきり整然としております。
大きな寿司桶が存在感を放っておりました。
尚、夕方に伺ったところ、在庫はほぼありませんでしたので、到着時間をお伝えして、取り置いて頂いた方がベターかと思います。
さんま寿司400円
値段にビックリ(笑)
こちらも徐福寿司さんと同様にしっかりと〆られております。
こちらも、〆ると言うよりも漬けておられるのかもしれません。
ただ塩気は控え目で、酢を長く当てております。
酢飯もまた酢が利かされており、和歌山の酢飯としては割と珍しいように感じました。
ただ、甘みは勿論付いております。
2軒で頂き、南紀の秋刀魚寿司は当地でしか楽しめない魅力があると感じました。
旨味を凝縮に凝縮している感じで、これはこの海域ならではの仕事。
生では持ち得なかった味わいを引き出しており、酢飯で勢い付ける点も面白いです。
秋刀魚の不漁は気懸りですが、仕事は残り続けて欲しいと痛切に願います。
店名:まさや
予算の目安:さんま寿司1本400円
最寄駅:紀伊勝浦駅から230m
TEL:0735-52-0855
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地7-3-9
営業時間:???
定休日:???
本記事のリンクには広告がふくまれています。