こんにちは、蕎麦の人気を高めたい、すしログ(@sushilog01)です。
今回ご紹介するお店は、山形で160年ほどの歴史を誇る、老舗のお蕎麦屋さんです。
創業を慶応年間(1865年~1868年)まで遡り、山形城三の丸で蕎麦茶屋として始まったそうなので、歴史好きとしては訪問マスト。
結果的に、誰もが満足出来る安定感のある蕎麦だと感じました。
すしログ
地酒を揃えていて、酒肴が美味しい、蕎麦前も楽しめるお店!
【十四代】を置いてあるうえにリーズナブルな点にも驚きました。
「そば処 庄司屋」の蕎麦について
こちらの一番人気は、通常の【といちそば】と【さらしなそば】の【相盛り】とのことです。
ただ、全国で蕎麦を食べ込んでいる知人から、「さらしなはイマイチ」と聞いていました。
なので、【板そば】を頼み、【といちそば】に徹しました。
1人で【板そば】はボリューミーでしたが、妙に美味しいのでノンストップで頂きました。
妻の分の【板そば】も頂くことになり、蕎麦とは思えないほど満腹になりましたが…
後になって、【板そば】は【もりそば】の2倍量との事を知りました。
都内のお店よりもデフォルトで多いため、結果的に妻の分と合わせて都内量の5枚分くらいを食べた気がします(笑)
この度頂いたもの
- にしん皿(小) 750円
- 板そば 1,550円
- 五薫(山形そば屋の隠し酒・限定特別純米酒) 910円
山形の魅力的な日本酒が多数あるので、蕎麦前をせずにはいられません。
五薫(山形そば屋の隠し酒・限定特別純米酒)
お米の味わいがしっかり活きている純米酒で、これは食事に寄り添う酒だ。
酸味が穏やかで、甘味と苦味が調和する。
香りは穏やかなのも、お蕎麦屋さんでは好ましい。
お酒を頼むと頂ける【蕎麦味噌】も良きアテだ。
胡麻と唐辛子入りなところが個性的。
にしん皿(小)
しっとりと仕上げられていて、香りが良いにしん。
濃い味付けだが、見た目ほどには甘辛くない。
板そば
麺が太いものの、端正な印象を与える外一の蕎麦。
食感の強さが特徴的で、もぎゅっもぎゅっと力強い。
一本一本が太く、存在感がある。
香りはふんわりと漂い、上品。
甘味は穏やか。
食感第一の蕎麦なので、一気に食べると爽快感がある。
ツユは甘味が控えめで、醤油のアタックも穏やか。
出汁、醤油、甘味が穏やかに調和しつつ野暮ッたくない味わいだ。
土佐鰹の本節、利尻昆布を使っているそうで、面白い組み合わせ。
ネギの切りつけは大ざっぱで、山葵は混ぜ山葵。
この点については、グルメサイトを見ても、例によって指摘している食べ手は皆無である。
蕎麦湯は蕎麦粉を添加しないナチュラルタイプで好ましい。
総じて、山形駅近くで【板そば】を食べたい方、蕎麦前で旅情を味わいたい方には、申し分無くオススメ出来ます。
「そば処 庄司屋」のお店情報と予約方法
「そば処 庄司屋」さんは、お電話での予約が可能です。
また、支店の「御殿堰七日町店」があります。
店名:そば処 庄司屋(そばどころ しょうじや)
予算の目安:もりそば800円、板そば1,550円など
住所:山形県山形市幸町14-28
最寄駅:山形駅から800m
TEL:023-622-1380
営業時間:11:00〜16:00(LO15:30)、17:00〜20:30(LO20:00)
定休日:月曜(祝日の場合は翌平日)
長野旅行では蕎麦を食すべし、と強く念じる、すしログ(@sushilog01)でした。
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