こんにちは、ここのところ天丼の魅力から逃れられない、すしログ(@sushilog01)です。
この度、「平日しかやっていない人気店に訪問しよう!」と意気込みました。
そして、白羽の矢を立てたのが人形町の「天ぷら中山」さんです。
こちらは前々から行列が出来るお店だったのですが、「孤独のグルメ」で紹介されてから、さらにハードルが高くなったとか…
ついては、貴重なチャンスなので、開店(11:15)前に到着するよう計画的に訪問しました。
結果的にさして待つことなく頂けて、名物の【黒天丼】は唯一無二の天丼で大満足でした。
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「天ぷら中山」の黒天丼の魅力!
「天ぷら中山」さんの黒天丼の魅力は、一言で述べることが可能です。
それはカオスなところです。
蓋を開けると本当に黒く、見た目から天種を判別するのが難しい…
正直なところ、パッと見では、インパクトはあるものの美味しそうかどうか微妙なところです。
しかし、いざ頂いてみると、予想を超える美味しさがあります。
ギャップに裏切られるカオスな魅力こそが、「天ぷら中山」さんの黒天丼の魅力だと感じます。
「天ぷら中山」のメニュー
「天ぷら中山」さんのメニューは下記の通りです。
「天ぷら中山」さんはもともとお惣菜屋さんでしたが、ある時から好評を博した天麩羅に絞ったそうです。
- 天丼 1,330円
- 海老天丼 1,485円
- 穴子天丼 1,595円
- 天ぷら定食 1,430円
- 精進定食 1,100円
【黒天丼】はメニューになく、これは【天丼】の通称になります。
(僕もお店に訪問して初めて知りました)
こちらが店内のメニューです。
天ぷら中山さんの天丼は内容が分かりやすく、キッパリ分かれているので、迷う必要がありません。
- 天丼:海老2本、魚2種、野菜1種
- 海老天丼:海老5本
- 穴子天丼:大穴子2本
- 天ぷら定食:海老2本、魚2種、野菜2種
- 精進定食:野菜5種
「天ぷら中山」の【黒天丼】を実食!
「魚2種」はキスと小穴子、「野菜1種」は実際には2種でシシトウと人参のかき揚げでした。
見た目の通り、衣はサックリ感が皆無です。
しかし、衣は多すぎず、揚げ油もクドくありません。
ヘヴィな見た目なのに、意外に軽いところに意表を突かれます。
キスは身がホロホロで、衣とご飯と一体化します。
穴子は香りが強めなので、好みが分かれるかもしれません。
揚げ加減はホロリではなく、ぷりっとした食感です。
かなり個性が強い穴子なので、【穴子天丼】はかなりのパンチがあると思います。
【黒天丼】はなんで黒いの?
【黒天丼】が黒い理由については、タレが濃いためです。
メイラード反応を重ねた継ぎ足しのタレが黒さを生み出さいているのだと思います。
しかし、このタレが大変美味しく、魅力的です。
天ぷら中山さんの天丼は具や揚げ方よりもタレで特徴づけられていると言えます。
タレは下町の天丼らしく甘みが勿論ありますが、浅草などの老舗に比べると非常に穏やかです。
甘みだけでなく、軽い酸味や苦味、さらには深いコクがあり、これこそが「天ぷら中山」さんのアドバンテージです。
香ばしい苦みが余韻として続き、後を引く味わいのタレです。
タレが美味しいので、ふにゃっとした揚げ方でも一体感が高いのだと感じます。
椀は蜆の味噌汁で、香の物は甘みのある沢庵、蕪と蕪の菜っ葉。
副菜が手作りで真っ当なところが嬉しいところです。
卓上の薬味は唐辛子が多めの東京らしい七味。
辛味が非常に強いので掛け過ぎに要注意!
「天ぷら中山」は何時に訪問するのが正解?
僕は11時15分の開店同時に訪問して、2回転目のトップでした。
入店は11時30分なので、少し早めに暖簾を出される模様です。
そして、お店を出る時の待ち人数は15人~20人ほど。
コロナ下の平日でしたが、結構な行列です。
よって、以上を考えると、11時頃に訪問すれば高確率で1回転目に頂けるように感じます。
行列が苦にならない人以外は、12時過ぎに訪問するのはリスキーです。
12時半を回るとご飯が無くなり、閉店となることもあるそうなので、11時~11時半が狙い目でしょう。
「天ぷら中山」のお店情報
予約はできませんので、上記の通り戦略的にお店に訪問する必要があります!
あるいは読みたい本を持って行列覚悟で突撃しましょう。
ただ、夏場は必ず飲み物も携行するようにしましょう!
店名:天ぷら 中山(てんぷら なかやま)
予算の目安:天丼1,330円、海老天丼1,485円、穴子天丼1,595円など
TEL:03-3661-4538
最寄駅:銀座駅から200m
住所:東東京都中央区日本橋人形町1-10-8
営業時間:11:15~13:00、17:30~21:00
定休日:土曜、日曜、祝日
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完全に天丼沼にハマる、すしログ(@sushilog01)でした。
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