こんにちは、蕎麦の人気を高めたい、すしログ(@sushilog01)です。
さて、この度、松江を訪問する機会があったため、ほぼ全ての食を蕎麦にしました。
島根県の名物蕎麦と言えば【割子そば】。
食べ比べをするとお店によって全く異なることに気付き、楽しいです。
すしログ
松江「そば岡本」の魅力とは?
こちらの外観は完全に民家ですが、実は隠れた名店です。
ご主人の修行先は、松江で「伝説の名店」と呼ばれる「松本そば」。
「松本そば」は松江藩お抱えの蕎麦店です。
第七代藩主であり茶人として高名な松平不昧公(1751~1818年)の時代から続くそうなので、圧巻の歴史です。
「松本そば」は閉店の後、2010年に復活されていますが、「そば岡本」はしばらく貴重な老舗を継ぐ名店でした。
お店の魅力としては、江戸時代由来の割子そばの味を味わえることに尽きます。
現代のものとは異なり、特にツユが珍しい程に濃厚。
麺も太麺なので、結構意外性があります。
伝統的な蕎麦を民家の中で頂く風情も、個人的には好感を覚えました。
接客もざっくばらんなので、その点はご覚悟を(笑)
「そば岡本」の蕎麦の詳細
「そば岡本」さんのメニューは、非常にシンプルです。
出雲・松江と言えば【割子そば】ですが、一番のオススメは【釜揚げそば】とのことです。
僕は当然両方頼みました。
というか、【割子そば】は1枚から選べるうえに、単純計算で240円と破格です。
結果的に、【釜揚げそば】は上級者向けなので、ビギナーは【割子そば】がベターだと思います。
割子そば
麺は硬めかつエッジが立っています。
これは【割子そば】としては結構珍しい。
しかし、表面のザラツきは無く、ゴリッゴリな食感が印象的です。
食感に負けず、香りも強いです。
薬味を駆使して、楽しみます。
ツユは超濃い口の醤油味。
甘味も出汁も利かせているのですが、醤油の濃さが超えてきます。
独特のコクと香りは溜まり醤油か?とも感じました。
蕎麦湯は濃厚なトロトロ仕様です。
釜揚げそば
【釜揚げそば】は、アツアツの蕎麦に濃厚なツユをかけて頂くスタイルです。
高温なので、麺はトロトロ、もっちりです。
食感を捨てる代わりに得られるのは、香り。
頂く過程で香りがぶわっと漂います。
さらに、甘味を堪能。
上級者向けの郷土蕎麦です(笑)
「そば岡本」のお店情報
「そば岡本」のお店情報です。
店名:そば岡本(そばおかもと)
予算の目安:割子そば720円~
最寄駅:松江駅から2,200m
TEL:0852-22-1566
住所:島根県松江市北堀町142-1
営業時間:11:00〜15:00
定休日:月曜
郷土蕎麦は旅の満足度を上げてくれると感じる、すしログ(@sushilog01)でした。
本記事のリンクには広告がふくまれています。