こんにちは、蕎麦屋酒が大好きな、すしログ(@sushilog01)です。
今回ご紹介する神楽坂の「矢来山房」さんは、激シブです!
渋くて素敵な雰囲気で、蕎麦前が楽しい。
硬派な蕎麦屋酒が好きな人なら、高確率でヒットします!
タップできる目次
「酒・蕎麦 矢来山房」さんは、コロナ真っ只中の2022年2月にオープンしたお蕎麦屋さんです。
神楽坂の住宅地の奥まった場所にあり、意外性抜群のお店です。
ご主人はもともと会社員で、修行経験は無いそうです。
本で学んだのみで、蕎麦職人との付き合いは、茨城の名店「慈久庵」さんの蕎麦畑を手助けしている程度との談。
その繋がりで蕎麦の実は「慈久庵」の小川さんから仕入れておられ、品種は「常陸秋そば」となります。
これは非常に美味しい品種ですね。
こちらは、お味は勿論のこと雰囲気と流れる時間が良いです。
時間帯によって変わる景色は懐かしさを誘い、癒しとなります。
都心で小旅行的な風情を楽しめる素晴らしい空間です。
お店のメニューはシンプルです。
魚介類や動物性の酒肴を用意していないところが硬派!
江戸時代の飲み屋を彷彿させる酒肴と酒を楽しめます。
この度頂いた日本酒
- にいだしぜんしゅ
- 丹澤山
- 農口尚彦研究所
農口尚彦研究所のお酒はぬる燗で頂きました。
きのこ出汁の滲んだ味噌汁がお通しとは、なんて粋!
食感を程よく残して、硬すぎず、しっとりほろりとほどける煮豆。
基本的にさらりとしたタイプのポテサラだが、塊も多めに入っている。
酸味と塩気を効かせて酒肴仕様に仕上げている。
玉葱とキュウリの食感がリズミカル。
塩水で乳酸発酵させているとは!
軽い酸味にニンニクを効かせて香りでパンチを与えている。
味はサッパリ。
これまた良いアテ。
出汁が効いているので酒に合う!
八丁味噌でじっくりと煮た大根。
甘味があり香りも良い。
これは燗酒に合う。
香り良く甘い、そして歯応えも抜群な十割。
平打ちかつ細打ち。スッキリなツユとのバランスが実に良い。
独学とは思えないほど洗練されている蕎麦で美味。
ツユは甘味を削り落としたクリアでキリリとした味わい。
醤油の塩味と香りがキリッと走る。
鰹出汁は前面に主張しておらず、もしかすると鰹節を使用していないのかもしれない。
ベースで旨味が支えているためアッサリ過ぎて物足りないということはない。
もちろん山葵は本山葵でおろしたて。
蕎麦湯はナチュラルタイプ(釜湯)ながら軽くとろりとしている。
「酒・蕎麦 矢来山房」さんのWEB予約については、食べログで可能です。
店名:酒・蕎麦 矢来山房(さけ そば やらいさんぼう)
予算の目安:せいろ900円、つまみ200円~
TEL:03-6767-9157
住所:東京都新宿区矢来町26
最寄駅:神楽坂駅から400m
営業時間:16:00~20:30(最終注文20:00)
定休日:月曜、日曜、祝日
茨城の常陸秋そばの名店(慈久庵さんは未訪問で課題店!)
常陸秋そばを広めた伝説の蕎麦店!茨城県鉾田の「村屋東亭(むらやひがしてい)」 唯一無二の蕎麦と南米料理を楽しめる隠れた名店!水戸「手打そば にのまえ」
蕎麦の人気が高まって欲しい!と願う、すしログ(@sushilog01)でした。
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