こんにちは、珍しい食材が大好きな、すしログ(@sushilog01)です。
皆さまは「ダチョウ」と聞いて何を浮かべますでしょうか?
食肉としてのイメージが乏しい方も多いかもしれませんが、実は食肉として流通量が徐々にアップしているのが、ダチョウ肉です。
昔は不本意なレッテルを張られていましたが、現在は味の評価をガラリと変えている気がします。
僕も手配して食べたことがありますが、大変美味しかったです。
しかし、実は「肉」よりも「卵」の方が、食べた事のある人が少ないのではないでしょうか?
ダチョウの卵すら一般人が手配出来る凄い世の中ですが、「どんな味なのか分からない」「どう食べれば良いのか分からない」と言うイメージが先立って、食べるきっかけが無いのかもしれません。
僕は幸運にも頂く機会がありましたので、食べてみたい方に向けて今回レポートをお届けします。
ダチョウの卵の味を知りたい方は読んでみてください。
そして、ご関心が高まれば是非とも手配してみてください!
ダチョウの卵の本当のサイズ感
「ダチョウの卵」でググると、妙にネタ的な記事が目立ちます。
その理由はサイズ故でしょうか…
確かに巨大なのでインパクトはありますが。
サイズについては、一般的に「ニワトリの卵の20個分」と表現される事が多いようです。
しかし、自分で作ってみた印象としては、20個よりも多い気がしました。
当初は半分でニワトリの卵8~10個分くらいかな?と思いましたが、作ってみるとそれよりも多く感じます。
「20~30個」が正しいのでは?と感じたところ、生産者の方がそのように表現されていて、やはり!と思いました。
ダチョウ母さんのたまご 1.2~1.5kg【鶏卵20〜30個分】
さて次は、お味の前に卵の割り方をご紹介します。
ワイルドに割るイメージを抱きますが、実際には繊細な作業が要求され、ニワトリの卵と全然異なる割り方なのが面白いです。
ダチョウの卵の割り方について
まずは卵に懐中電灯をくっつけて「気室」の場所を確認します。
※「気室」とは、茹で卵にした時に凹む部分、つまり空気が入っている部分です
そこにエンピツでマーキング!(下記画像では卵の左上です)
そして、先の尖ったものでヒビを入れます。
ヒビが入ったら手でパリパリと剥いていきます。
ダチョウの卵はオブジェとしても映えるので、オブジェ利用されたい方は、穴をなるべく小さくした方がベターです。
ただ、想像の通り殻がかなり硬いので、極めて慎重に力を加えないといけませんでした。
ある程度の大きさになったら薄皮を剥きます。
しかし、「薄皮」が結構薄くありません(笑)
強い力で刺して大丈夫です。
気になるダチョウの卵のお味は?
冒頭に記載した通りかなりの量なので、半分の量で【オムライス】を作りました。
全ての量を使った方がヴィジュアル的なインパクトはあるかもしれませんが、大丈夫。
半量でも十分なヴィジュアルインパクトがあります。
また、美味しさを考えても、分けて使用する方が良いと思います。
どんな食材にも「料理に対して美味しい量」が存在します。
「鶏卵20~30個強のオムライス」を家庭用のフライパンで美味しく作れる料理人なんて、いないでしょう(笑)
ちなみに、半分と言っても鶏卵10個分強なので、調理時に思わず笑いが出てしまう重みでした。
が、苦労の甲斐あって美味しく仕上げられました。
なお、ダチョウの卵は生食が推奨されていないようなので、ご注意ください。
卵かけご飯(TKG)にしたい人もいるかもしれませんが…
この卵層の厚み!
気になる味わいとしては、予想よりも淡白な味わいです。
ダチョウは巨大な鳥で活発な動きなので、ワイルドな味を想像したのですが、実際は上品です。
さらに、かき混ぜている時も粘度や重みをダイレクトに感じたので濃厚な味かと思ったのですが。
クセが無いのにコクがあり、これは鶏卵とは異なる魅力がある!と実感しました。
しかし、ダチョウの生産者である知人いわく、エサで大きく味を変えるそうです。
鶏(ニワトリ)でもエサで味が変わるんだから、身体の大きなダチョウならば尚更だよな…と納得です。
通な人は時期を変えて食べ比べてみては如何でしょうか?笑
なお、流石に1日で食べきるのはキツかったので、残りの卵は溶いて冷凍しました。
鶏卵を冷凍する事は無いので初めての試みだったのですが、これが意外に良かったです。
黄身が生の状態よりも濃厚になり、炒飯などに活用しました。
食べ易い量に分けて、冷凍するのはアリだと思います。
量にビビっている方は安心頂いて問題ないかと〜
こちらが知人の生産者さんです。
よろしければ各種肉類とどうぞ。
ダチョウの卵を入手できる場所
生産者、クイーンズオーストリッチつくばさんは安定的に在庫を持っておられるイメージです。
ダチョウ母さんのたまご 1.2~1.5kg【鶏卵20〜30個分】
その他、WEBショッピングのリンク。
本記事のリンクには広告がふくまれています。