こんにちは、18歳の頃からレシピ本に100万円以上使っている、すしログ(@sushilog01)です。
さて、日本でも近年急速に注目を集める中国の味覚、麻辣(マーラー)。
日本語で「シビカラ」と表現されることも多く、様々なシビカラ食品が生み出されていますね。
スーパーに行く度に人気の高まりを実感します。
そんな麻辣(マーラー)ブームの中、自分好みのシビカラ加減で料理を作れてしまうのが、今回の『シビレシピ』。
多彩な作り置き調味料も魅力的なので、麻辣(マーラー)好きな方は是非!
『シビレシピ』の魅力ポイント
【魅力ポイント】
- 自分好みのシビカラ(麻辣)レベルの料理を作れる
- スーパーで手に入る食材メインで本格的な四川の味を作れる
- 3つの醤(ジャン)と3つの香味油をマスターできる
【この本がピッタリな方】
- シビカラ料理好き
- 中国料理好き
- 自家製調味料好き
『シビレシピ』のご紹介
本書の特徴としては、自家製のシビカラ調味料を作成して料理を作る点にあります。
人によっては「面倒だな…」と思う人もいるかもしれませんが、シビカラ料理・四川料理好きならば「おお!大盤振る舞いのレシピ!」と歓喜すること間違いありません。
確かに、調味料を自作する手間はそれなりに掛かります。
しかし、いざ作ってみると、これが楽しい!
しかも、作れる味は本格的で、お店と遜色ナシ。
自家製調味料を幾つか仕込んでおけば、複数のレシピに対応できるので、結果的に楽かも?と個人的には思います。
さらに、レシピのオリジナル調味料をアレンジする事で自分好みの味の調味料を生み出せる点も魅力です。
何れにせよ、面倒と感じるかどうか?の分岐点は、自家製調味料作りを楽しいと感じるかどうか?だと感じます。
そして、料理のレシピは決して難しいもの中心ではありません。
また、料理のバリエーションとしては、定番の四川料理から日本の食卓にピッタリなお惣菜的なものまで様々です。
レシピを開くと工程が多く大変そうに見えるかもしれませんが、丁寧に解説されているだけなので、順を追えば意外と楽ちんです。
作れる料理の個性もバッチリで、お料理のほぼ全てにシビレ(麻)が用いられているので、他の四川料理本とは異なる使い勝手があります。
このあたりは四川料理専門ではなく、上海料理をベースにモダンチャイニーズで定評のあるシャウ・ウェイさんならではだと感じます。
『シビレシピ』から料理をご紹介
麻辣腸詰
お店で食べるもの…と思っていた中国式の腸詰が何と自宅で作れてしまいます!
白酒や五香粉の香りが加わり、非常に本格的な味わいです。
山椒のポテトサラダ
意外性のあるものを一品。
ポテサラに山椒を使うところのみならず、リンゴも使用する点が魅力です。
ポテサラと山椒の相性の良さを気付かせてくれました。
重慶小麺
恐ろしく簡単に本格的な現地味を楽しめます。
サッと作れて美味しい!
まとめの一言!
シビレ(麻)好きならば決定版の一冊!
四川料理がお好きな方にオススメの記事
書籍の情報
書名:シビレシピ
副題:空前絶後のシビ辛ベストレシピ
著者・編集:シャウ・ウェイ
出版社:エイ出版社
発行:2019年6月
頁:111ページ
本体価格:1,300円
レシピ数:51
【目次】
▼シビ辛 基本LESSON 01
痺れる辛さがやみつき! 麻辣の世界へのいざない
▼シビ辛 基本LESSON 02
定番の味付け、三種の醤を覚えよう
▼シビ辛 基本LESSON 03
すべての料理に使える香味オイルの作り方
▼箸が止まらない! シビ辛レシピ45
【冷菜】
麻辣腸詰/よだれ鶏/バンバンジー/豚レバーのオイルコンフィ/冷奴のピータンソース/ナスのニンニク花椒和え/山椒のポテトサラダ/冷やしゴーヤの花椒油和え/砂肝の麻辣油和え/煮込み牛筋麻辣和え/板春雨の麻辣黒酢/シビ辛オイルサーディン/真鯛とハモの椒麻醤カルパッチョ/つぶ貝の椒麻醤和え/四川ピクルス
【鍋】
麻辣串鍋/ワタリガニの旨辛煮込み/山椒と発酵キャベツの和牛しゃぶしゃぶ/有頭エビの麻辣炒め煮/白身魚の麻辣油煮/骨付鶏肉の激辛煮込み/牛肉の麻辣油煮/タイ風麻辣モツ鍋/カリフラワーとブロッコリーの炒め煮
【炒め】
翡翠麻辣豆腐/麻辣豆腐/細切り牛肉の麻辣炒め/ラム肉のスパイシー炒め/麻辣春雨/ナスの麻辣黒酢炒め/ジャガイモのシビ辛炒め
【揚げ物】
鶏から揚げの唐辛子炒め/有頭海老のスパイシー揚げ/ハモのフリット 山椒ココナッツ/シビ辛スパイシーラムチョップ/ナスの素揚げ 山椒塩添え/麻辣フライドポテト/落花生の麻辣フリット
【麺・飯】
重慶小麺/汁なし担々麺/青唐辛子とシラスの花椒炒飯/香菜と醤油肉のシビ辛炒飯
【デザート】
花椒シャーベット/花椒牛乳プリン/香麻ジンジャー豆花
本記事のリンクには広告がふくまれています。