こんにちは、上質な国産羊肉は牛肉以上に特別な肉だと思う、すしログ(@sushilog01)です。
さて、今回ご紹介するふるさと納税の返礼品は「食べごたえ抜群で、感動的な美味しさの羊肉」です。
国内に流通する国産の羊肉はわずか1%弱ですが、さらにレアなホゲット。
すしログ
ただでさえ一般流通しづらい国産ホゲットが、ステーキ用の厚切りで食べられるなんて、素晴らしすぎです。
国産羊肉の頂点に君臨するお肉を、是非とも試してみてください。
ただ、数量が限られているので、ご注意ください。
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ご紹介する返礼品について:北海道美深町【松山農場のホゲット】
今回のオススメ品:松山農場のホゲット
自治体:北海道美深町(ほっかいどう びふかちょう)
生産者:松山農場
納税額:18,000円
内容:ホゲット肉ステーキ用700g
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お値段は張りますが、国産羊のホゲットは一般的に入手が不可能に近いお肉です。
それでいてボリューミーなので、むしろコストパフォーマンスは高いです。
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【松山農場のホゲット】は感動の味わい!
松山牧場さんは、北海道美深町仁宇布にある羊の農場です。
仁宇布は、村上春樹の『羊をめぐる冒険』の舞台とされる場所。
松山農場さんのページを見ると説得力があり、作品を読んだことがある人なら行ってみたくなるかも。
そして、そもそもホゲットとは、生後12~24ヶ月の羊肉です。
有名なのはラムとマトンですが、ラムは12ヶ月未満、マトンが24ヶ月~となります。
「ラムの柔らかさと、マトンの味わい深さのいいとこ取り」と言われますが、流通量が非常に少ない点がネックです。
松山牧場さんの返礼品は、ロースとモモ肉の中でもやわらかい部位だけを使用されていて、抜群に美味しい。
まずは細かいことぬきで、美味しさをご紹介します!
【松山農場のホゲット】をステーキで実食!
【松山農場のホゲット】は、350gずつ2パックに分けて届きます。
解凍は、冷蔵庫でゆっくり行うのが理想です。
朝、冷蔵庫に移せば、夜に頂くことが可能なので楽ちんです。
生産者さんのメッセージカードによると、「冷蔵庫で解凍・所要時間4〜5時間」とのことですが、足りませんでした(笑)
冷蔵庫の設定温度にもよりますが、半日(6〜8時間)は見込んだ方が無難です。
解凍すると、美しい小豆色になります。
冷凍状態よりも厚みを感じられ、テンションが上がります!
常温に戻したあと、鉄鍋(中華鍋)でステーキにしました。
片面を強火で2分ほど焼いて、アルミホイルで包み5分〜10分予熱で火を入れます。
そして、仕上げに熱鍋で一気に焼き、バーナーで炙って完成です。
この通り、中心部に熱が入った状態のレアに仕上げることが出来ます。
頂いた感想としては、とにかく柔らかい!
そして、感動的な旨味とジューシィさです。
しっとりと繊維がほどけ、じゅわっ!と旨い肉汁があふれます。
サッパリしているのに、十分な旨味があります。
ボリューミーでも食べ飽きないのは、甘みがあるからだと感じました。
香りは極めて上品!
羊の香りはふんわりと漂い、むしろ香ばしく感じるはずです。
調味料については、藻塩と、出汁醤油+和芥子で頂くのがオススメ。
タレよりもサッパリ系の調味料で食べたほうが、お肉の魅力が分かります。
脂に近い部分は、羊の香りがやや強まり、甘みがかなり強くなります。
羊の脂は体内の温度でも固まるので、他のお肉よりもヘルシーと言われます。
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羊の脂は流れ出ることを信じて頂きます!
これだけ脂が多い部位でも、バッチリ美味しいです。
脂の口どけが良く、クセがありません。
口当たりがベッタリせず、食後感も重たくありません。
このような脂が多い部分を食べたあとに、赤身に戻っても違和感がないところが凄いです。
普通、脂で舌がつかれがちですが、十分インパクトのある美味しさなので、良い羊肉なのだと実感します。
そして、食後感が本当に軽いです。
【松山農場のホゲット】を鉄板焼き肉で実食!
これはシンプルに頂くのが美味しいお肉だ!と感じたので、もう1パックは鉄板焼き肉で頂きました。
南部鉄器を熱して、じゅわっと焼いて頂きます。
ステーキで食べるのとは異なる楽しさがあります。
厚みがあるので、ほとんどステーキ状態ですが、気ままに自分で焼いて食べるのはテンションが上がります。
目の前で香ばしい香りが立つと、食欲が常にMAX状態ですね。
香り良し、甘み良し、旨味良しな【松山農場のホゲット】。
焼肉で頂いてもとっても柔らかいです!
ちなみに、鉄板については、及源鋳造(OIGEN)の「焼き焼きグリル どっしり深形」を使用していますが、素晴らしい熱伝導率を誇る焼肉プレートです。
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こちらのふるさと納税もあります(岩手県奥州市)。
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【松山農場のホゲット】について
松山農場さんでは3種類の羊を育てています。
乳用種のフライスランド種、肉用種のポールドドーセット種、皮革用種のロマノフ種の3種。
ただ、実際にはこれらが雑種になっていて、雑種の方が丈夫に育つので、そのようにされているそうです。
ホゲットは前述のとおり、生後12~24ヶ月の羊肉です。
ラム、マトンと比べた際の味の違いについては、松山農場さんいわく以下のとおりです。
ラム(12ヶ月未満)は「やわらかくて非常に食べやすい」けれど、「若干味が淡白」なお肉。
マトン(24ヶ月~)は「羊肉らしい味の深みはある」けれど、「少し肉が硬い」。
好みは人それぞれ、とされた上で、松山農場さんはホゲットに限定して出荷されているそうです。
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「ラムの柔らかさと、マトンの味わい深さのいいとこ取り」であるホゲットに特化した生産者さん。
だからこそ、特に美味しいのだと感じます!
まとめ:北海道美深町【松山農場のホゲット】の入手方法
【松山農場のホゲット】は、松山農場さんのwebショップで直接入手することも可能です。
他のwebショップには出されていない模様です。
北海道からの送料を考慮すると、ふるさと納税はお得だと感じました。
個人的には、普通の黒毛和牛のステーキ肉よりも【松山農場のホゲット】が特別感があるので、心底オススメです。
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焼肉用の手切り肉セットもあります。
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お肉の返礼品については、下記の記事もご参考にされてください。
羊肉の人気を高めたい、すしログ(@sushilog01)でした。