人形町に馴染む老舗!安らぎの和菓子屋さん「御菓子司 東海」

こんにちは、和菓子ファンを増やしたい、すしログ(f:id:edomae-sushi:20201002142555p:plain@sushilog01)です。

今回ご紹介する和菓子屋さんは、昭和初期で時間が止まったような、素敵なお店です。

人形町を歩いていて気になったのですが、ある夜に通りがかったところ、きびすを返せないほどの魅力を感じました。

東海外観

すしログ

俗語で言うところのオーラが凄い。

気付いたらガラガラと戸を引き、お店の中に入っていました。

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「御菓子司 東海」の歴史

「御菓子司 東海」さんは1912年(大正元年)の創業で、昭和に入ってから人形町に移転したそうです。

建物は田舎の祖父母の家を追憶するような風情があります。

このような建物が現役であるところが、人形町らしくて素敵ですね。

 

現在何代目なのかは不明ですが、接客頂いたご主人はご高齢でした。

そして、お店の名物を伺ったところ、【きみしぐれ】と【羽二重もち】との談。

 

そこで、「1つずつ頂きます」とお伝えしたのですが、実際に包まれているのは3種類。

謎の緑色の物体も包まれていて、明らかに【きみしぐれ】と【羽二重もち】ではありません。

「!?」と思いつつ、3つ分600円のお会計をしたのですが、これが偶然の出会いを生んでくれました。

「御菓子司 東海」の御菓子の魅力

上記の通り、期せずして3種類頂く事になりました。

【きみしぐれ】と【羽二重もち】に加えて、【うぐいす】もご紹介します。

 

きみしぐれ

東海きみしぐれ

【きみしぐれ】が一番の名物のようで、確かに最も個性的です。

しっとり、ホロホロきめ細かい黄身餡が秀逸。

穏やかな甘みに黄身の香りがふんわりと漂う。

柔らかさと香り、食感が穏やかに調和していて、名物の説得力を感じました。

間違い無く、こちらに伺ったら入手すべき一品。

羽二重もち

東海羽二重もち

【羽二重もち】は、もっちりした食感の餅に粒あんが入っています。

素朴ながら美味しい。

うぐいす

東海うぐいす

【うぐいす】は、非常に柔らか~い餅に、うぐいす黄粉の香りが魅力的です。

サラッとしつつ、存在感のある餡も美味しい。

これは偶然頂く事になって良かったと感じました。

 

ご主人は、口では名物は【きみしぐれ】と【羽二重もち】と言いつつ、【うぐいす】も頭に描かれていたのでしょう。

紛れも無く名物と並ぶ美味しさだったので、ご主人のご提案を無言で頂き正解でした。

「御菓子司 東海」のお店情報

「御菓子司 東海」さんのお店情報は以下のとおりです。

 

御菓子司 東海(食べログのリンク)

店名:御菓子司 東海(おんかしつかさ とうかい)

予算の目安:1個200円ほど

TEL:03-3666-7063

住所:東京都中央区日本橋人形町1-16-12

最寄駅:人形町駅から200m

営業時間:9:00~19:00

定休日:日曜、月曜、祝日

 

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