こんにちは、関西鮓も大好きな、すしログ(@sushilog01)です。
今回ご紹介する「京のすし処 末廣壽司」さんは京都で本当に美味しい京寿司の名店です。
鯖の棒寿司、蒸し寿司、箱寿司のすべてが美味しい。
京都市役所の方ですが、回り込んででも買って帰りたい逸品です!
京都の「末廣壽司」さんは天保年間(1831年〜1845年)創業の京寿司の老舗です。
かなり前の話になりますが、初めてこちらの【むしずし】を頂いた時、忘れられない思い出となりました。
冬に頂く【むしずし】は非常に優しい味わいで、「強い印象」は無くとも寒い京都の冬に和む、じんわりとお腹と心に染み入る逸品でした。
その後、臨時休業や長蛇の列で断念する事もありましたが、折を見てリピートしています。
何故ならこちらは【むしずし】だけでなく、【名代さばずし】や【京風箱ずし】も抜群に美味しいので。
標題に書いたとおり、マイベスト京寿司です。
それでは、順にご紹介します。
こちらの【さばずし】は1本4,000円 5,500円で、ハーフサイズもあります。
【6切れ】を頼み、【お吸物】450円も付けました(2024年2月現在は600円)。
非常に端正な見た目で、佇まいが凛々しい鯖棒寿司。
頂いてみると鯖の脂はノリノリ。
脂が横溢し、香りも楽しめる良い鯖を使用している。
酢飯は関西鮓らしく甘味がありつつ酸味も比較的強め。
みっちりと詰めているが、お米の粘度は低く、はらりとほどける。
白板昆布は食感的に全く障らず、ひとえに華を添える。
鯖の塩気と白板昆布の甘み、酢飯の甘みと酸味が一体化する、秀逸な味わいの鯖棒寿司だ。
お吸物
椀種は鯛、椀妻はお麸とエノキ、吸い口は三ツ葉、酢橘と賑々しい。
そして、出汁も塩気もしっかり目である。
鯛には一汐されている模様。
個人的に吸い物はシンプルなものを好むが、こちらではこれはアリだと感じた。
鯖寿司がシンプル且つ端正で、鯖の脂も乗っているので、吸い物が強い味わいでも煩くはなかった。
こちらの鯖寿司は、お持ち帰りで頂いてもバッチリ美味しい。
箱ずしについては、より多くの仕事が光る。
見た目の美しさだけでなく味わいも上質で、大阪を加えても関西トップクラスの箱寿司だろう。
冒頭の【むしずし】は11月~3月の提供で、1,600円 1,980円。
冬以外も提供するお店がある中、冬期限定と言うのは潔い。
【むしずし】はテイクアウェイ出来ないが、裏技がある。
【京風ちらしずし】を購入して、家で蒸せば良いのだ!
自宅でこの味を楽しめるのは幸せすぎる…
「末廣壽司」さんは予約こそ出来ませんが、お取り置きはお願いできます。
外国人旅行者で長蛇の列になっている事もあるので、お取り置きはマストです。
店名:京のすし処 末廣壽司(きょうのすしどころ すえひろずし)
TEL:075-231-1363
住所:京都府京都市中京区寺町二条上ル要法寺前町711
最寄駅:京都市役所前駅から600m
営業時間:11:00~18:00
定休日:月曜、火曜
京都に行ったらやっぱり京寿司だなあ…としみじみ思う、すしログ(@sushilog01)でした。
No. 251に最新情報を追記して更新しました。
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