こんにちは、鮨ブロガーの、すしログ(@sushilog01)です。
本記事は「旬の魚」をご紹介する「旬魚の世界シリーズ」です。
当シリーズでは、旬の魚の魅力を鮨ブロガーならではな目線で解説していきます。
今回は「マコガレイ(真子鰈)」についてご紹介します。
すしログ
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マコガレイ(真子鰈)についての基本情報と旬は?
標準和名:カレイ(鰈)
通称・別称:マコガレイ(真子鰈)、アマテガレイ、クチボソガレイ、シロガレイ、シロシタガレイ(城下鰈)など
英語名:Flounder, Sole
旬:5月~秋口
実は、標準和名の「カレイ(鰈)」こそがマコガレイ(真子鰈)です。
マコガレイ(真子鰈)についてのすしログ的コメント
地域によって名前を変える鰈ですが、全国的に有名な名称は関東のマコガレイ(真子鰈)。
高級店におけるカレイ類の中で最も一般的であり、鮨や日本料理で「カレイ」と言えば、大体が真子鰈です。
超高級魚として知られるホシガレイ、マツカワガレイについては、マコよりも少し遅い夏から秋にかけて旬を迎えるとされています。
カレイは白身魚らしい爽やかな香りと上質な旨味を持ち、引き締まった食感も堪らない。
また、ヒレを動かすための筋肉である「縁側」は強い脂を持つ希少部位。
大型の真子鰈の縁側は信じられない甘みに満ちています。
食感、香り、旨味(余韻)が織りなす繊細なバランスから、人によっては「真鯛よりも鮨に合う白身魚」だと思われるのではないでしょうか?
マコガレイ(真子鰈)の鮨における仕事(調理法)
マコガレイ(真子鰈)の鮨における仕事(調理法)は以下の通りです。
- 生
- 寝かせる/熟成
※本当に美味しい真子鰈は、朝に締めたものを夜に使うか、せいぜい翌日が良いように感じます。食感と香りが夏らしく爽やかな白身魚なので、寝かせると次第にダレた印象になってしまいますので。個人的には長期熟成には向かない白身魚だと思います。
食べる時はここに注目!
鮨でマコガレイを食べる時に注目するポイントはこちら!
- 食感
- 香り
- 旨味
※これらに尽きます。跳躍するような食感、繊細な香り、力強く舌を満たす旨味は酢飯にとても合います。
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