酒ログレビュー：せんきん【仙禽 雪だるま しぼりたて活性にごり酒】

こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。

今回はせんきん【仙禽 雪だるま しぼりたて活性にごり酒】をテイスティングします。

「せんきん」さんは新たな日本酒ファンを増やし、若い人からの支持も強い酒蔵さんですね。

今回のお酒は冬らしいラベルと味わいです！

すしログ

甘味と酸味のbランスが絶妙な、美味しい活性にごり酒です！

せんきん【仙禽 雪だるま しぼりたて活性にごり酒】のテイスティングノート(レビュー)

「せんきん」さんは栃木県さくら市で、1806年(文化3年)に創業された酒蔵です。

かつての酒蔵名は「仙禽酒造」で、普通酒「仙禽」が主要銘柄でした。

しかし、11代目蔵元の薄井一樹さんが改革を断行。

乳酸無添加の生酛造り、桶仕込み、袋搾りなどの伝統的な造りを再現しつつ、従来の酒造りではダブーとされていた「酸味の強いお酒」を造られました。

さらに、2014年から「ドメーヌ化」を宣言され、お米は自社田での栽培に限定。

しかも、お米をお酒の仕込み水と同じ鬼怒川水系の水で育てる徹底っぷり。

尖った戦略は着実にファンを増やし、今の日本酒シーンを代表する酒蔵となっています。

それでは、【仙禽 雪だるま しぼりたて活性にごり酒】のレビューに入ります。

【仙禽 雪だるま しぼりたて活性にごり酒】の外観

開栓するとすぐさま発泡！

まるで「スノーボール」のようにオリが舞います。

しばらくするとオリが上まで上がってくるほど元気です。

外観は霞んでいて、淡いグリーンがかかったホワイトな色調です。

【仙禽 雪だるま しぼりたて活性にごり酒】の香り

上澄みの部分の香りは穏やかで若々しい第一印象です。

ヨーグルト感が強く、お米由来の香りは非常に穏やかです。

乳酸的な香りに、軽いバナナ香とほのかなメロン香が混ざりつつ、ライチを思わせる甘やかかつ酸味が漂う香りと調和します。

オリを混ぜると濁り状態になり、乳製品系の香りが高まります。

【仙禽 雪だるま しぼりたて活性にごり酒】の味わい

上澄みの味わいについては、やや強い第一印象で、ふくよかな甘味を感じますが、スッキリしたきめ細かい酸味と穏やかな苦味、そして発泡がサラッと流して爽やかにフィニッシュを迎えます。

残らない甘味が印象的で、溌剌として豊潤なバランスです。

余韻がやや短めでスッキリしています。

濁り状態だと、お酒の粘性(とろみ)がアップし、その中に立つ泡が独特のテクスチャー。

コクと苦味が高まり、酸味よりも苦味が甘味を抑制する印象に変化します。

上澄みよりも、甘味が上品に感じます。

アタックはやや強くなり、フィニッシュも溌剌としつつ厚みのあるバランスに変化します。

余韻も同様で、やや強めになります。

オリのコクとパンチが加わり、味わいの変化が面白い！

飲用温度帯による味わいの変化

発泡性のお酒なので冷酒で頂きました。

せんきん【仙禽 雪だるま しぼりたて活性にごり酒】と合う料理・食べ物は？

チーズとの相性が良く、特にブルー系とフレ系が抜群の相性です。

そのため、【ブルーチーズハムかつ】と頂くと最高でした。

【豚かつ】や、【鶏肉の粕漬け焼き】などにも合わせることが出来ます。

せんきん【仙禽 雪だるま しぼりたて活性にごり酒】のスペック・蔵元データ

せんきん【仙禽 雪だるま しぼりたて活性にごり酒】のスペックについては、以下のとおりです。

せんきん【仙禽 雪だるま しぼりたて活性にごり酒】の入手方法

せんきん【仙禽 雪だるま しぼりたて活性にごり酒】については、特約店のみで入手可能です。

非常に人気なシリーズなので、出荷情報を入手次第、なるべく早めに購入するのがベターです。

濁り酒の面白さを実感する、すしログ(@sushilog01)でした。

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