こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回はぷくぷく醸造【菩提ホップサケ】をテイスティングします。
「ワインのようなミードのような味わい」です!
酸味の爽やかさと強いコクを合わせ持つクラフトサケで、完全にオリジナルの傑作と言えるでしょう。
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「ぷくぷく醸造」さんの詳細については、下記の記事をご参照ください。
酒ログレビュー:ぷくぷく醸造【ホップワインどぶろく】今回頂いた【菩提ホップサケ】は「ぷくぷく醸造」さんの設立1周年を記念して、2023年11月25日に発売された限定酒です。
福島県南相馬市小高の有機栽培の「雄町」と有機栽培ホップ「ブラボー」を用いた、「ぷくぷく醸造」さんが得意とする「クラフトホップサケ」です。
しかも、寺田本家の蔵付き酵母を用いた菩提酛というマニア心をくすぐる造りなので、是が非でも…と酒屋さんを巡って入手しました。
味わいとしては、その甲斐あった!と思うものでした。
それでは、ぷくぷく醸造【菩提ホップサケ】のレビューに入ります。
外観については、霞んでおり、やや濃いゴールドの色調です。
自然派の白ワインのような見た目です。
香りについては、非常に芳醇な第一印象です。
ヨーグルトとグレープフルーツ、そして煎り米の香りが非常に強いところ特徴。
煎り米…あるいは焼いたパンのような香りで、実に香ばしく、そこにマスカットや巨峰、洋なしと言ったフルーツの香りが調和し、アカシアを思わせる華やかな香りや蜂蜜の甘やかな香りも寄り添います。
ブドウの皮のような香りと米の香りが一体化した、実に面白い香りです。
味わいについては、第一印象は強く、まろやかな甘味を瞬時に引き締めるシャープで力強い酸味と旨味を伴った苦味が広がります。
そして、香りとして紅茶のような香ばしさが広がります。
バランスは豊潤で厚みがあり、余韻は長めです。
トータルとして、「ワインのようなミードのような味わい」です。
酸味の爽やかさと強いコクを合わせ持つクラフトサケで、完全にオリジナルの傑作と言えるでしょう。
一日寝かせると甘味と苦味のバランスが高まり、グレープフルーツっぽさを感じる甘味、酸味、苦味の調和を楽しめます。
方向性的に冷酒一択で頂きました。
方向性的にハーブを用いた東南アジア料理、すなわち、タイ料理やベトナム料理と相性が抜群です。
通常の清酒だと合わせづらい東南アジア系のハーブの香りがあっても同調し、補完を示します。
ぷくぷく醸造【菩提ホップサケ】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):ぷくぷく醸造(ファントムブルワリー)
- ブランド名:菩提ホップサケ
- 特定名称:その他の醸造酒
- 原材料:米(福島県産)、米麹(国産米)、ホップ
- 原料米:雄町(福島県南相馬市産 有機栽培)
- 精米歩合:92%
- 酵母:無添加
- アルコール度:10%
- 日本酒度:非公開
- 酸度:非公開
- 価格(720ml):3,500円
ぷくぷく醸造【菩提ホップサケ】については、限定酒だったので入手が不可能です。
僕も再び購入したいのですが…
菩提酛でのリリースを楽しみにしましょう!!
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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