京都で寛げる、大人のための日本酒バー。烏丸「たかはし」

こんにちは、日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。

今回ご紹介する日本酒が美味しいお店は、烏丸にある「たかはし」さんです。

すしログ

こちらは本当に素晴らしい。

特に、常温の純米酒を好む方ならば、95％以上の確率でヒットします！

烏丸「たかはし」の魅力

「たかはし」さんは、オープンさらたのが2001年4月20日とのことなので、実は20年以上の歴史がある酒場です。

SNSでの情報は少ないものの、日本酒通には知られたお店のようです。

お店の魅力は、なんと言ってもご主人の日本酒の選択と日本酒愛が溢れるトークです。

酒肴も少数精鋭で気が利いています。

ミニマリズムを感じさせる酒場。

酒飲みならばメニューを見て、酒瓶を見て、グッとくるはずです。

日本酒は多少知識がある人であっても、オススメでご提案頂くのがベターです。

こちらのお店では知識は不要です。

ご主人と会話をしながらご提案のお酒を頂くことで、お酒の味わいが広がり、お店の魅力を知ることになりますので。

烏丸「たかはし」のお料理と日本酒の詳細

この度頂いたお料理とお酒です。

この度頂いたお酒

まずは、お酒からご紹介します。

馬上酒造 槽搾り 清酒大号令 秋酒

馬上酒造さんは、広島県安芸郡熊野町にあり、1893年(明治26年)創業の酒蔵です。

4代目蔵元の馬上日出男さんは自分の代で廃業する心づもりだったそうですが、36歳の杜氏である村上和哉さんと出会い、廃業を踏みとどまったそうです。

村上さんは修行先が素晴らしい酒蔵ばかりで、広島の竹鶴酒造で10年、滋賀県の北島酒造で4年の修行を積まれた方。

そのキャリアあって、1年目にも関わらずクオリティが非常に高いお酒を造られています。

製麹は蓋、仕込みは生酛造り、酒の搾り(上槽)は槽と、極めて伝統的。

同じ造りで日本酒を造っている蔵は決して多くありません。

秋酒は一度火入れを行い、ひと夏寝かせた本物のひやおろし。

日本酒度は+11で、酸度は2.0。

広島らしい八反錦の味わいと、生酛らしい酸があり、熟成によるコクのバランスが絶妙です。

久米桜 きもと純米大吟醸 鷲ラベル

1856年(安政3年)創業、鳥取県の大山山麓で酒造りを行う、久米桜酒造さんの銘柄です。

鳥取らしい酒米「強力」を45%まで磨き、生酛造りで造った純米大吟醸！

インパクトのあるワシのラベルに見合ったスペックです。

甘味と酸味のバランスは繊細で、高精白でありながらお米由来の甘味と旨味を感じます。

生酛造り由来の酸もアクセントになり、美味しいです。

RieStyle 山廃特別純米

「るみ子の酒」で有名な三重県伊賀市の森喜酒造場の新ブランド。

杜氏の豊本理恵さんの名を冠し、ひと目見たら忘れない可愛らしいラベルが印象的です。

1杯目、2杯目と力強い味わいのお酒を頂きましたが、その後でも「美味い！」と感じる山廃のお酒。

むしろラベルの印象をくつがえす、酸と旨味の力強さです。

酵母は添加しておらず、蔵内酵母で醸すそう。

今後さらに美味しくなるであろうブランドです。

久米桜 生もと 野生の思考

こちらも久米桜酒造さんの銘柄です。

磨き90％で酸が立った超個性的な日本酒！

思わず裏ラベルを見たところ、日本酒度+6.9，酸度5.0、アミノ酸度3.6と、個性的なスペック。

しかも、麹米に山田錦(麹歩合23％)、掛け米に五百万石を用い、自社田の自然栽培米を使用している点も個性的。

最後の1杯にふさわしいパンチと個性がありながら、それでいてスッキリ終わるところに、ご主人のお酒の提案の素晴らしさを実感しました。

もろきゅう

どこで頂いても同じような料理がどことも違うと嬉しくなります。

キュウリの瑞々しさ、味噌のコク、生姜のサッパリ感が、日本酒のひやに合います。

万願寺とうがらし

もろきゅうよりもちょっぴり濃い味の酒肴に移行。

お酒を支える酒肴で、料理屋の料理と異なるところが良いなあとしみじみ。

烏丸「たかはし」のお店情報と予約方法

烏丸「たかはし」さんの店舗情報は、下記のとおりです。

日本酒バーの魅力に浸る、すしログ(@sushilog01)でした。

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