こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は白藤酒造店【奥能登の白菊×十六代九郎右衛門 純米吟醸】をテイスティングします。
ドラマのある、胸が熱くなるお酒です。
味わいも抜群で、記憶に残りました…!
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「白藤酒造店」さんについては、下記の記事をご参照ください。
酒ログレビュー:白藤酒造店【奥能登の白菊 本醸造しぼりたて】特別純米も頂きました。
酒ログレビュー:白藤酒造店【奥能登の白菊 特別純米】今回頂いた【奥能登の白菊×十六代九郎右衛門 純米吟醸】にはドラマがあります。
能登半島地震を受けて、長野で【十六代九郎右衛門】を醸す「湯川酒造店」さんは、「白藤酒造店」さんへ生活用水を約1,000Lお届けされたそうです。
その際、酒造が出来ない原料米を1tを空いた荷台に乗せてお預かりされ、【奥能登の白菊】として酒を仕込まれました。
そして、売上のうち瓶、キャップ、ラベル代、酒販店への発送運賃、酒税を除いた全額を「白藤酒造店」さんへ寄付され、さらに取扱い酒販店さんは低利益で販売を行って協力されるとのこと。
これは頂かねばならない!とチャリを走らせて「地酒屋こだま」さんにお伺いしました。
両方の酒蔵を長く知る児玉さんいわく、両方の酒蔵の良さを合わせ持つ素晴らしいお酒との談。
実際に頂き、お言葉を実感して、頂けて本当に良かったと思うとともに、自分も支援を続けていこうと実感しました。
それでは、白藤酒造店【奥能登の白菊×十六代九郎右衛門 純米吟醸】のレビューに入ります。
外観については、透明感があり、クリスタルがかった淡いグリーンの色調です。
香りについては、華やかな第一印象です。
優しい黄色リンゴと同時に青メロンの香りもふわっと広がり、上品な吟醸香を感じます。
白桃の香りも混ざりつつ、グレープフルーツの爽やかな香りも混ざっています。
青いセルフィーユの香りと強めのミネラルの香りも広がります。
お米由来の香りは弱めです。
味わいについては、ふくよかな第一印象です。
ふくよかな甘味にきめ細かい酸味が綺麗に合致しています。
旨味を伴った苦味がジワジワと味を支えています。
そして特徴的な微発泡のピリピリ感があります。
これは、綺麗に作られた味わい深い吟醸酒です!
白藤酒造店【奥能登の白菊×十六代九郎右衛門 純米吟醸】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):白藤酒造店(石川県輪島市)
- ブランド名:奥能登の白菊×十六代九郎右衛門
- 特定名称:純米吟醸
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
- 原料米:五百万石(64%)、山田錦(36%)
- 精米歩合:55%
- 酵母:協会10号酵母(明利小川酵母)
- アルコール度:15%
- 日本酒度:非公開
- 酸度:非公開
- 価格(720ml):2,530円
白藤酒造店【奥能登の白菊×十六代九郎右衛門 純米吟醸】については、在庫が切れたら入手できません。
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テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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