こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は光栄菊酒造【光栄菊 月影Sinriki 無濾過生原酒】をテイスティングします。
トレンドを押さえたモダンな方向性と思いきや、意外にも甘露煮との相性が抜群でした!
また、「やまつ辻田」さんの山椒割りとの相性も格別です。
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「光栄菊酒造」さんは、1871年(明治4年)に佐賀県小城市で創業された酒蔵です。
長い歴史を持つ蔵ですが、2006年(平成18年)に一度閉鎖。
そして、2019年12月に新たな体制で復活しました。
新しい光栄菊酒造の特徴は、テレビの映像制作会社に勤めていた日下氏が社長として、名杜氏・山本克明さんを杜氏に迎えたことです。
山本杜氏は「山本スペシャル」の酒で有名な方(池本酒造→西條合資会社→藤市酒造→光栄菊酒造)。
酸と旨味があって、最後に口の中ですっと切れる食事に合わせる酒を得意とされているそうです。
それでは、光栄菊酒造【光栄菊 月影Sinriki 無濾過生原酒】のレビューに入ります。
外観については、透明感があり、クリスタルがかった淡いグリーンの色調です。
香りについては、第一印象は爽やかで芳醇です。
青いメロンの香りがぶわっと広がり、ヨーグルトとサワークリームの香りも強く感じられます。
グレープフルーツと軽いミネラル香が加わり、セルフィーユの青い香りやマッシュルームのふくよかな香りもあります。
お米由来の香りは弱めです。
味わいについては、第一印象はやや強く、まろやかな甘味を爽やかな酸味と旨味を伴った苦味が軽快に味を引き締めます。
バランスは溌剌として豊潤で、余韻はやや長いです。
旨味が喉に残りじんわりと持続し、爽やかさからすぐに旨味に移行します。
メロンソーダ的なラムネっぽさがありながら、コクがしっかりと感じられます。
酒質と無濾過生原酒の良さを活かすため、冷酒一択で頂きました。
ぬる燗でも面白いかも知れません。
完全に予想外ながらイワナの甘露煮と合わせられます。
甘露煮の甘味を完全に切る!
面白いペアリングが可能です。
そして、料理とのペアリングではありませんが、「やまつ辻田」さんの山椒割りが最高です!!!
香りの相乗効果と山椒の軽いしびれの爽快感が実に良い。
オススメです。
光栄菊酒造【光栄菊 月影Sinriki 無濾過生原酒】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):光栄菊酒造(佐賀県小城市)
- ブランド名:光栄菊 無濾過生原酒 月影 Shinriki
- 特定名称:非公開
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
- 原料米:神力 (熊本県産)
- 精米歩合:非公開
- 酵母:非公開
- アルコール度:15度
- 日本酒度:非公開
- 酸度:非公開
- 参考価格(720ml):2,110円
光栄菊酒造【光栄菊 月影Sinriki 無濾過生原酒】については、ネットだとプレ値になっていることが多いので、酒屋さんの直販サイトで購入するのがベストです。
ググれば大手の人気酒屋さんがヒットするはずです。
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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