すしログの酒ログ 
こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は千寿酒造【千寿白拍子 酒母酒 earth】をテイスティングします。
かなりレアだと思いますが、めちゃくちゃ美味しいお酒です！
個性的な味わいなので、南インド料理でも合わせられます。
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「千寿酒造」さんは、1902年(明治35年)創業の、静岡県磐田市にある酒蔵です。
終戦直後の1946年から「酒造りの原点は、手作りの吟醸酒にあり」と考えて、高精白米を使用した吟醸酒造りに努めています。
同時に、古酒についても、早い段階で注目されて、秘蔵15年以上の大吟醸の大古酒などを販売されています。
そのような面白い試みがあるからこそ、今回の【千寿白拍子 酒母酒 earth】も生まれたように感じます。
なお、「千寿白拍子」の酒名は、源平の戦乱の世に「当代一の白拍子」といわれた千寿にまつわる悲恋物語に由来するそうです。
絶世の美女のこの純粋で一途な恋に、天竜川伏流水で醸す淡麗の酒質を重ねあわせて、当蔵の酒に「千寿白拍子」と命名した、との談です。
それでは、千寿酒造【千寿白拍子 酒母酒 earth】のレビューに入ります。
外観については、透明感があり、クリスタルがかったやや淡いイエローの色調です。
香りについては、第一印象は芳醇でふくよかです。
生クリームやサワークリームとパイナップル、つきたての餅の香りがふくよかに広がります。
お米の香りが強く、下世話ではなくふくよかさを感じさせます。
軽いグレープフルーツやシナモン。
植物系の香りは弱いです。
味わいについては、第一印象は強く、ふくよかな強めの甘味が広がります。
すぐになめらかながらしっかりした酸味が調和し、穏やかな苦味ながらコクがあります。
バランスはまろやかで豊潤で、余韻はやや長いです。
めっちゃパイナップルみたいな日本酒で、甘味と酸味のバランスが面白く、唯一無二の味わいです。
旨味だけでなく甘味も余韻として残りますが、決して嫌みや下世話ではありません。
低温よりも16℃あたりが明らかに美味しい
ミーンモリなどココナッツミルクベースのカレーにバッチリ同調します。
カマンベールチーズとも相性抜群！
また、お好みソース、XO醤で和えた銀杏、青椒肉絲などとも合います。
千寿酒造【千寿白拍子 酒母酒 earth】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者)：千寿酒造(静岡県磐田市)
- ブランド名：千寿白拍子 酒母酒 earth
- 特定名称：非公開
- 原材料：米(国産)、米こうじ(国産米)
- 原料米：山田錦
- 精米歩合：%
- 酵母：非公開
- アルコール度：6%
- 日本酒度：-75
- 酸度：5.3
- 参考価格(720ml)：1,199円
千寿酒造【千寿白拍子 酒母酒 earth】については、入手難易度が非常に高いと思われます。
僕は静岡の名酒屋「とみた屋」さんで入手しました。
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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