こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は冨田酒造【七本鎗 純米 搾りたて生原酒 玉栄】をテイスティングします。
滋賀好きとして冨田酒造さんのお酒は前々から美味しいと思っていましたが、酒ディプロマを取ってから飲むとビックリ!
いやあ…美味しい酒を造られます。
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「冨田酒造」さんは、滋賀県長浜市の木之本町にあり、1534年(天文3年)に創業された酒蔵です。
この地は戦国時代に浅井長政と織田信長が戦った土地なので、その頃から続く酒蔵とは驚異的な歴史を誇ります。
日本の酒造会社の中では6番目に古い歴史となります。
仕込み水は蔵の井戸から湧き出る奥伊吹山系伏流水で、水質は中軟水。
現在は、地酒の「地」の部分に重きを置く方針を採っているため、地元産の酒米を使用し、伝統的な製法である生酛造りや木桶による酒造りを行っています。
それでは、冨田酒造【七本鎗 純米 搾りたて生原酒 玉栄】のレビューに入ります。
透明感が強く、クリスタルがかった淡いグリーンの色調です。
いかにもしぼりたての生原酒らしい見た目が、期待を高めます。
香りの第一印象については、若々しくほんのりと爽やかです。
穏やかな青メロンの香りとセルフィーユなどの青い草の香りが感じられ、キリリとしたミネラル香と原酒らしい香りが穏やかに広がります。
ほのかにヨーグルトとグレープフルーツの香りもあり、お米由来の香りは極めて弱いです。
第一印象はやや強く、そして非常に美味しいです。
油長酒造さんの【風の森】にコクと苦味を足したようなアタックが感じられ、ふくよかな甘味にきめ細かい酸味と旨味を伴った苦味が非常にバランス良く合致しています。
バランスは溌剌としており、上品に豊潤。
余韻はやや長めです。
生原酒にして重すぎず、味も乗っている美味しいお酒です。
ぬる燗も美味しそう…と思いつつ、冷酒で飲み切ってしまいました。
滋賀らしく鮒ずしとの相性が良好だと思います!
というのも、高島市の「とも栄」さんの【ふなチー】と合わせたところ素晴らしい相性でしたので。
そちらの記事は追って書き上げて、リンクを張ります。
冨田酒造【七本鎗 純米 搾りたて生原酒 玉栄】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):冨田酒造(滋賀県)
- ブランド名:七本鎗 純米 搾りたて生原酒 玉栄
- 特定名称:純米
- 原材料:米、米こうじ
- 原料米:玉栄(滋賀県産)
- 精米歩合:60%
- 酵母:協会1401号酵母
- アルコール度:16度
- 日本酒度:非公開
- 酸度:非公開
- 参考価格(720ml):1,870円
冨田酒造【七本鎗 純米 搾りたて生原酒 玉栄】については、「ご購入は、酒販店様のホームページから」とのことで、サイトにリンクが張られています。
紹介されている酒屋さんは、桜本商店(北海道)、酒のかわしま(宮城県)、いまでや(千葉県)、はせがわ酒店(東京都)、かき沼酒店(東京都)、さかや栗原(東京都)、さくら酒店(岐阜県)、丸美屋酒店(岐阜県)、リカーショップオオタケ(愛知県)、はしもとや(滋賀県)、酒専門店鍵や(大阪府)、深井中野酒本店(大阪府)、酒やの鍵本(和歌山県)、岩井寿商店(兵庫県)、酒商山田(広島県)です。
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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