こんにちは、鰻と聞くと無性にお腹が減る、すしログ(@sushilog01)です。
さて、奈良県で最も知られている鰻店と言えば富雄の「うなぎの豊川」さんでしょう。
東大阪のお店からの暖簾分けで、他にない個性のある鰻重を楽しめます。
濃い味付け、焼き方、ご飯の仕事の全てで関東風とは異なります!
そこに面白さを見いだせる方ならば訪問する価値があります。
奈良市富雄にある「うなぎの豊川」さんは、東大阪の「うなぎの豊川」さんご出身のお店です。
そして、ミシュランガイドのビブグルマンや、食べログの鰻100名店を受賞されている人気店です。
「青手」と呼ばれる身の柔らかい鰻を備長炭でじっくりと地焼きするところが特徴です。
開店前にお伺いしたところ、60代~70代のマダムが11人ほど並んでおり、実にかしましい(笑)
入店後も然り!
あたかもメタル系バンドのライブ会場のようでした。
つまり、予約は必須です(笑)
こちらはコストパフォーマンスの高さでも知られ、かつて【特上】は3,600円だったところ、4,300円、5,000円と価格変動しています。
僕は通常の【うな重】3,500円と【肝吸い】300円を頂きました。
結果としては、通常のものでも十分な満足度です。
厨房を見ると若いご主人が手際よく焼き上げておられ、惚れ惚れ。
さらに、ご飯を一度丼に入れてタレを掛けて宙に舞うように混ぜ合わせてから重箱に詰めるスタイルが印象的。
スタッフの連携プレーが見事で次々とセットされていくのが清々しいです。
こちらの鰻はサックサクで、蒸しが無い地焼きなので厚みがあるところは軽くぷりっとしています。
濃いめのタレから鰻の香りがふわっと広がり、食欲を刺激。
カットしていないのでかぶりつく喜びを満喫する事も出来ます。
地焼きと言っても脂が程良く落とされつつ、皮下脂肪はじゅわりと滲み、関東風とは全く異なる魅力を楽しませてくれます。
香の物も自家製で抜かりなし。
山椒は色鮮やかで、蓋を開けた瞬間に香りが広がります。
痺れもバッチリ!
出汁が効いていて、肝は火を入れており、ぷるぷるした食感の肝吸いです。
「うなぎの豊川」さんは、お電話での予約となります。
予約解禁は訪問の2週間前なので、リマインダー設定して臨みましょう。
ただ、営業時間中はお忙しいので、営業時間を外すのがベターです!
店名:うなぎの豊川(うなぎのとよかわ)
予算の目安:【うな重】3,500円、【肝吸い】300円 ※2024年8月公開時
TEL:0742-51-8171
住所:奈良県奈良市富雄元町3-3-12
最寄駅:富雄駅から300m
営業時間:11:30~14:00(L.O.13:30)、17:00~20:00(L.O.19:30)
定休日:火曜、水曜
奈良で知る人ぞ知る鰻まむしの老舗「綿宗(わたそう)」
すしログ日本料理編 No. 67 綿宗@二階堂(奈良県)
鰻の完全養殖の実現を期待する、すしログ(@sushilog01)でした。
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