※下記の記事は移転前、植田にあった時の内容となります
こちらの鮨店は名古屋の中心街から少し離れており、
知らなければ辿り着けないお店かと思います。
中心街からの距離は時間にして20〜30分。
ご主人は立地を気にされているようでしたが、
食べ歩きをしている僕にとっては、決して遠くは感じませんでした。
しかも、お話を聞くとご主人は東京・西大島の名店・與兵衛出身との事。
與兵衛はかなり個性的なお店なので、
そちらの仕事を名古屋で楽しめるというのは、とても貴重な機会だと思います。
お店は外観も内装も凝っており、嫌みにならない程度にお洒落です。
清潔感も十分で、すぐにリラックス出来ます。
デート使いにもバッチリ。
そして、着目すべきは握り主体である点。
酒肴はほどほどに、19貫頂きました。
しかも、握りは完全に江戸前で、かなり幅広い仕事が施されております。
細工切りもこなれているし、味覚のリズムも付いています。
まさか、名古屋の郊外で【烏賊の印籠詰め】を頂けるとは思ってもおらず、
率直に驚きました。
このあたりで與兵衛出身である事を確信(笑)
なるほど。だから、酒肴も少なく、仕事を施した握り中心なのかと納得しました。
シャリは酢がやや強めで、塩気はそこまで強くなく、硬さは丁度良い。
温度も中々で好印象。
仕事とあいまって、名古屋では珍しいのではないかと思われる
個性を作り出しております。
鮪赤身
しっかりと漬けて、和芥子をあしらう。
縞鯵
炙った皮が香ばしくて美味しい。
三枚づけは珍しい(與兵衛スタイルです)。
赤貝
むっちりと立体感のある包丁使い。
北寄貝
これも瑞々しさを演出する良い包丁。
ミル貝
予想を超えて貝三連発とは嬉しい!
カマス
昆布で〆ており、瑞々しくも、味わい深く旨い。
小鰭
鱚
〆加減が良く、美味。
オボロを挟んで味のコントラストを生み出す事で、鱚の印象を高めている。
鰯
鯖
怒濤の光物ラッシュに笑顔!
炙りは嫌味のない範疇でバッチリ。
蝦蛄
煮帆立
今となってはかなり珍しい仕事です。
穴子
玉子
もっと人気が出れば、更に美味しく進化するのではないかと思われます。
名古屋の鮨好きな方は是非とも足を運んでみてください!
また、鮨好きではなくとも、
意外性のあるデートをしたい方にもオススメ出来るお店です。
店名:すし 弥助(すし やすけ)
シャリの特長:酢やや強め、塩気はそこまで強くなく、やや硬め。
予算の目安:10,000円~15,000円
最寄り駅: 鶴舞線・植田駅から201m →桜山駅から1,100m
TEL: 052-852-9151
住所: 愛知県名古屋市天白区植田南3-110-2 →愛知県名古屋市昭和区菊園町6-18-7
営業時間:12:00~14:00(平日と一部の日曜)、18:00~21:00
定休日:水曜
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