こちらは京都の中でも老舗の寿司店。
創業は1899年で、当代のご主人は「現代の名工」に選ばれております。
お店は四条大橋のそばにあり、アクセス至便。
外観は昔ながらの風情を漂わせ、心が惹かれます。
頂くものは、勿論【鯖寿司】1980円。
待つ間、店内を見回すと飾り切りされた笹の葉が額縁に入っており、パターンの多さに少し驚きました。
そこで、僕の寿司を巻き終えられた後に、笹を切り始められます。
直前に切って頂けるのは嬉しいですね。
さて、鯖寿司を頂きます。
こちらの鯖はかなり浅い〆です。
しかし、鯖特有の匂いは控えめで、味わいが爽やか。
酢が効果的に利かされており、巻いてある昆布の酢も強め。
これが爽やかに感じさせる仕組みです。
酢飯も酢をやや立たせたものですが、塩分は高くないので、強い味わいの鯖と昆布に上手いこと合致しております。
こちらは入りやすさと味わい、コストなどを考慮すると、バランスが取れた優良店だと感じました。
京都通の友達数人は「いづうよりも美味しい」と言っております。
鯖、昆布のクオリティが異なり、タネと酢飯のバランスも異なるため、多分に好みに寄ってくるように感じますが、そのように言われる以上、食べ比べをしてみると面白いかと思います。
店名:千登利亭(ちどりてい)
酢飯の特長:酢を立たせつつ、穏やかな塩気。強い味わいの鯖に合う。
予算の目安:1,000円〜3,000円
最寄り駅:京阪祇園四条駅から79m
TEL: 075-561-1907
住所: 京都府京都市東山区団栗通大和大路西入ル六軒町203
営業時間:11:00〜20:00
定休日:木曜
本記事のリンクには広告がふくまれています。