こんにちは、鮨ブロガーの、すしログ(@sushilog01)です。
東京はおろか大阪でも少なくなっている大阪鮓。
僕は長らく大阪鮓を応援していて、下記のような記事を書いてきました。
握りとはちゃうで!実はおもろい関西寿司の世界! 東京で入手可能!美しく、美味しい関西寿司たちそして、今回出会った市ヶ谷の「八千穂寿司」さんは、非常にハイクオリティで美味しい大阪鮓です。
酢飯に妙がある大阪鮓です!
仕事もバッチリで申し分ありません。
「八千穂寿司」さんは、1972年(昭和47年)に「神田志乃多寿司」で修業した先代が開いた関西鮓のお店です。
2021年2月に巣鴨から市ヶ谷に移転。
僕は巣鴨でブックマークしていて、閉店していて焦りましたが、無事に移転リニューアルされてホッとしました。
「八千穂寿司」さんは市ヶ谷駅から法政大学の方に歩いた場所にあり、駅前ではないのでちょっとした穴場感があります。
とは言え、外観も内観も清潔感があり入りやすいです。
お店の魅力としては、以下の3点です。
仕事が確かで、美味しいのは大前提です!
- 豊富なバリエーション
- オーダー後に切りつけてくれる
- リーズナブル
選ぶのが楽しくなるラインナップで、しかもオーダー後に詰めてくださるのは嬉しい限りです。
下部の棚に【コハダの押し寿司】がある点は見逃せません。
いつか狙います。
それでは、実際に頂いたものを紹介します。
- 竹 1,900円
- 茶きん合わせ 1,550円
酢飯には甘味を効かせて関西らしい方向性。
そして、酸味がじわりと高まる。
また、【箱寿司】としてはふんわりしている点が特徴だ。
お米の炊き加減も良好で、米粒はもっちりしていて、はらはらとほどけ、粘度が低い。
ケラの海老は塩と酢を効かせ、古風な仕事が光る。
玉子はきめ細かく、しっとりしていて香りも良い。
江戸前のカステラ玉子よりも少し強めの塩でまろやかな酢飯にアジャストしている。
【バッテラ】は身の厚みこそ薄いが、脂はノリノリ。
甘味のある白板昆布が良い調和だ。
【細巻き】も【箱寿司】と同様にふんわりしていて良い。
穴子は焼き込んで水分を飛ばしており、凝縮された味わいと食感が堪らない。
香ばしいのが関西鮓らしい。
【茶きん】は玉子の香りが良い。
強い甘味を効かせて食べ応えがある。
おぼろも加えており、贅沢な仕様だ。
【太巻き】はデザート的な位置付けで、甘くトロトロの干瓢に玉子と田麩を合わせる。
最後に、ガリが手作りで泣ける。
持ち帰り店舗でガリを自家製しているお店は非常に少ないので、ありがたい。
甘味が非常に強いが辛味もしっかりあるガリだ。
ちなみに、割り箸の袋に印刷されている文言が表も裏もパンチがあってグッと来ます。
いちねんじゅう すしにまさる うまいもんなし!!
「八千穂寿司」さんは、お電話での予約が可能です。
店名:八千穂寿司(やちほすし)
予算の目安:【竹】1,900円など
TEL:03-6272-8466
住所:東京都千代田区九段北4-3-28
最寄駅:市ケ谷駅から400m
営業時間:10:00~19:00
定休日:月曜
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関西鮓を盛り上げたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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