「東京三大大福」の一角を連ねる郡林堂。
護国寺で大正初期に創業されたお店で、現在は2代目が暖簾を守っておられるそう。
オープン前(朝8時台)から行列が出来ると言う人気店。
京都の出町ふたばさんも行列店ですが朝は行列が無いので、こちらは圧感の人気と言えるでしょう。
ちなみに、「東京三大大福」の他のお店は瑞穂(神宮前)、松島屋(泉岳寺)とのことです。
こちらの大福は良質な素材を厳選して使用しており、賞味期限は当日中。
富良野産の赤えんどう豆、十勝産の小豆、東北米を用いており、頂けば凡庸な豆大福との違いは一発で分かります。
行列の理由に納得する味わいの豆大福です。
まず、頂いてみると豆自体が美味い。
食感、風味共にしっかりしており、ここまで豆の存在感を感じさせる大福は珍しいのでは。
しかし、それでいて一体感が無いと言う訳ではない。
豆の存在感に加えて、豆の塩気、餡の甘みともに単体だと強いものの、一緒に食べると半端ない一体感を発揮する。
各々が計算されたバランスの、黄金比とも言うべき豆大福です。
そして、折角並んだ方ならば、是非とも購入後即座に頂いてみて欲しい。
時間が経過したものとは雲泥の差の味わいで、出来たてこそが郡林堂の真骨頂と言えるでしょう(他店も同様かもしれませんが)。
温かいと一体感が更に高まり、餅の柔らかさが全てを包み込む。
更に、餅の甘みも伝達し易く、スルッと流れるように頂けます。
店名:群林堂(ぐんりんどう)
予算の目安:豆大福1個170円~
最寄駅:護国寺駅から60m
TEL:03-3941-8281
住所:東京都文京区音羽2-1-2
営業時間:9:30~17:00
定休日:日曜
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