【本当に美味しい】本物のオリーブオイルを選ぶ方法とオススメの高級オリーブオイル

オリーブオイル飲み比べ

こんにちは、イタリア料理が大好きな、すしログ(f:id:edomae-sushi:20201002142555p:plain@sushilog01)です。

本記事では、「本物のオリーブオイルとは何か?」「本物のオリーブオイルの選び方」について説明しています。

そして、複数のブランドオリーブオイルを飲み比べして、「本当に美味しい高級オリーブオイル」をご紹介します。

 

オリーブオイルは、お値段で味が大きく変わる調味料の一つです。

知らなければ「どこのスーパーでも売られているもので十分」と考えがちですが、知れば世界が広がります。

 

僕は食べ歩きの過程で、とあるリストランテで信じられないくらい美味しいオリーブオイルに出会い、その魅力に気付きました。

大量生産品とは完全に別モノだ!と。

すしログ

分かりやすく例えると、醸造用アルコールを添加した普通酒と、杜氏が丹精込めて作った純米大吟醸酒ほどに違いがあると感じます。

日本酒だけでなくワインやチーズと同じで、奥が深く、嗜好品的な要素も持つ調味料です。

 

ただ、高級なオリーブオイルほど味が濃厚なので、使用量は少量で済みます。

使い方によっては1年ほど楽しめ、結果的にコストパフォーマンスは高いと言えます。

家でパンやパスタを食べる機会が多い人は、踏み込んで損はない世界です。

すしログ

おうちご飯の味を、1段階どころでなく2段階以上ひき上げられます!

 

オリーブオイルの違いとは?

オリーブオイル01

まずは、「そもそもオリーブオイルはどう違うの?」と言う質問に、お答えします。

オリーブオイルの違いが分からないと、当然ながら価格の違いも分からないので…。

 

国際オリーブ協会(IOC)では、オリーブオイルを細かく8種類に分類しています。

そして、「バージンオリーブオイル(果実をそのまま搾ったオイル)」は、以下の4種類に分類されます。

名称酸度官能検査による判断
エクストラバージン・オリーブオイル0.8%完全な食味
ファインバージン・オリーブオイル2.0%風味が若干損なわれている
オーディナリーバージン・オリーブオイル3.3%複数の欠点がある
ランパンテバージン・オイリーブオイル3.3%多くの欠点がある

 

さらに、「エクストラバージン・オリーブオイル」の条件は、厳しく規定されています。

  • 収穫して24時間以内に搾油している
  • 熱を加えないコールドプレス製法である
  • 酸度が0.8%以下
  • オリーブの持つ香り、苦み、辛みが感じられる
  • 酸化や、不純物の混入などがない

世界基準だと、ここまで細かい条件をクリアしないと、「エクストラバージン・オリーブオイル」とみなされません。

オリーブの実

上質なオリーブオイルは酸化させてはダメ。

収穫後すぐに、25℃以下の「コールドプレス製法」で油をしぼる必要があります。

すしログ

「上質なオリーブオイルとは?」に対するシンプルな答えは、「酸度が低いこと」と言えます。

偽物のオリーブオイルとは? 偽物が日本に出回る理由

日本でもスーパーに行くと複数の「エクストラバージン」を見かける時代になりました。

しかし、実際には、偽造品も多数存在します。

すしログ

なんと、スーパーに並んでいるものの80%以上が偽物と言われています。

大変ショッキングな情報ですが、歴史が浅い日本ではまだまだ認識が薄いのかもしれません。

なにせ、世界でオリーブオイルが使われ始めたのは紀元前4500年~紀元前3500年ですが、日本では大正時代(1912年~)以降です。

そして、日本でイタリア料理がブームになったのは1989年(バブル期)。

「エクストラバージン・オリーブオイル=良いオリーブオイル」程度の、ザックリした認識が未だにあるようです。

 

ただ、歴史が浅いとは言え、80%以上もの偽物がはびこる理由は、別にあります。

それは、日本のオリーブオイルの基準です。

日本は国際オリーブ協会(IOC)に加盟していないため、オリーブオイルの等級を示す規格がありません。

それに伴い、世界的にはエクストラバージンの品質に満たないものも、「エクストラバージン」として販売されている状況です。

 

日本は独自の日本農林規格(JAS)に基づきエクストラバージン・オリーブオイルを区分けしています。

  • IOC:酸度0.8%以下
  • JAS:(酸度ではなく)酸価2.0mg以下

JASの「酸価」を酸度に直すと、2.0×0.503(オレイン酸の換算係数)=1.006%となります。

国際基準よりも高い酸度でも「エクストラバージン」となりうる状況です。

 

では、次に、日本で本物のエクストラバージン・オリーブオイルを選ぶ方法について、具体的に説明します。

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本物のエクストラバージン・オリーブオイルの選び方

オリーブ農園

本物の見わけ方・選び方のポイントは、以下の5点です。

  1. 遮光性のボトルや缶に入っているか?
  2. 酸度が0.8%以下
  3. 実を摘んでから搾油までの時間
  4. コールドプレス(低温圧搾)製法
  5. 価格

1と2は必須です。

ボトルの色が濃く、太陽光や蛍光灯が当たらないようにしている必要性があります。

透明のボトルやパックは避けましょう!

 

2~4については、ネットでググって確認しましょう。

日本に入ってきている上質なオリーブオイルの場合、ほぼ確実にネット上に情報があります。

すしログ

もしもイタリア食材店などでネットにないレアものを見つけた場合は、スタッフさんに2~4を聞くと良いでしょう。

 

最後に、価格は嘘をつきません。

なにせ、1本のオリーブの木から作られるオリーブオイルは3~10L程度です。

冷静に考えれば、「安かろう悪かろう」になるのが、オリーブオイルです。

 

ちなみに、日本全体としてはIOCとは別の基準で区分けしていると説明しました。

しかし、日本で唯一「一般社団法人日本オリーブ協会(JOA)」がIOCに加盟しています。

なので、JOAマークがついている場合は、国際規格をクリアした高品質な本物のオリーブオイルと判断することが出来ます。

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オススメの本物のエクストラバージン・オリーブオイル

それでは、オススメのエクストラバージン・オリーブオイルをご紹介します。

オリーブオイル飲み比べ

ご紹介するのは、以下の4ブランドです。

定評あるオリーブオイルから厳選しました。

  • フシコス(PHUSIKOS)
  • ゾットペラ(Zottopera)
  • ザハラ(ZAHARA)
  • サルバーニョ(Salvagno)

表で比較すると、以下のとおりです。

メーカー名フシコスゾットペラザハラサルバーニョ
産地ギリシャ・クレタ島イタリア・シチリア州イタリア・シチリア州イタリア・ヴェネト州
農法無農薬自然農法オーガニックオーガニックオーガニック
品種コロネイキ種トンダ・イブレア種
平均樹齢450年
トンダ・イブレア種
樹齢50~80年
レッキーノ種、ペンドリーノ種、ファバロル種、グリニャーノ種
採油までの時間12時間以内8時間以内数時間以内8時間以内
酸度0.27%以下0.18%~0.25%0.1%~0.2%0.25%以下
製法コールドプレスコールドプレスコールドプレスコールドプレス
輸送方法空輸コンテナ(船便)空輸コンテナ(船便)
容器遮光瓶遮光瓶遮光瓶
容量・価格200g:3,456円250ml:2,960円250ml:2,890円1,000ml:2,760円

すしログ

ゾットペラ社の「平均樹齢450年」には驚きました。

オリーブの木

画像はイメージですが、ここまでの樹齢の果実で作る調味料なんて、ロマンがありますね。

 

ちなみに、国内大手2社のエクストラバージンオリーブオイルのスペックは以下の通りです。

メーカー名日清オイリオ・BOSCO(ボスコ)味の素エクストラバージン
産地イタリアスペイン
農法??????
品種イタリア産、品種不明スペイン産、品種不明
採油までの時間??????
酸度0.8%0.8%
製法遠心分離遠心分離
輸送方法コンテナ(船便)コンテナ(船便)
容器遮光ペットボトルペットボトル
容量・価格228g:478円200g:397円

すしログ

客観的な情報を見比べただけでも、高級オイルとの違いが分かると思います。

では、飲み比べの結果をレポートします!

飲み比べの結果

フシコス、ゾットペラ、ザハラ、サルバーニョのオリーブオイルを飲み比べした結果をレポートします。

オリーブオイルの飲み比べ
左からフシコス、ゾットペラ、ザハラ、サルバーニョ

すしログ

飲み比べは、イタリア料理好きな友人たちも交えて行いました!

都内の有名イタリア料理店を食べ歩くひと合計7人の意見なので、地に足のついた説得力があるはずです。

 

飲み比べに際して意識した点は下記の項目です。

これらは香川県が実施する官能検査で使用されている指標です。

 

オリーブオイルの好ましい特性

  • フルーティー
  • 苦味(緑色もしくは着色しつつある果実からとったオイル特有の味覚)
  • 辛味(収穫初期の緑色が残っている果実から採ったオイル特有のピリッとした触感)

オリーブオイルの好ましくない特性

  • 酸敗臭
  • 嫌気性発酵・泥状沈殿物臭
  • カビ臭、凍害果臭、高湿度によるカビ・土臭 等

今回試したのは全て上質なオリーブオイルなので、「好ましくない特性」は全く考慮しなくて大丈夫でした。

フシコスのオリーブオイルの感想

フシコス容器

容器は缶で、スタイリッシュなデザインです。

フシコスオリーブオイル

一番印象的であった点は、濃厚なコクです。

苦味は爽やか程度に漂い、辛味はありません。

辛味はじんわりと持続する感じがありますが、まろやかな後味です。

▶「フシコス」のメーカー販売ページ

ゾットペラのオリーブオイルの感想

ゾットペラ容器

温かみのある色合いで、細長く、口が注ぎやすい形状になっています。

ゾットペラオリーブオイル

頂く前から香りが強く、驚きました。

いざ頂いても香りが良く、明らかな違いを実感できます。

味わいとしては、苦味も辛味もバッチリあります。

鮮烈なフレッシュ感を味わえます。

ザハラのオリーブオイルの感想

ザハラオリーブオイル容器

最も高級感を感じるデザインで、黒みがかった遮光瓶が印象的です。

ザハラオリーブオイル

こちらもオリーブの香りが強く、味わいとしては最も苦味を感じました。

そして、余韻のコクが強いです。

しかし、主張しすぎるところが無いので、全体としては上品な方向性です。

ボトルのデザインも相まって、大人のためのオリーブオイルと言う印象です。

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サルバーニョのオリーブオイルの感想

サルバーニョ容器

飲み比べした中でも最もリーズナブルですが、飾り気はなくともクールなデザインのボトルです。

サルバーニョオリーブオイル

香りは上品で、苦味も辛味も穏やかなオリーブオイルです。

甘みすらあります。

しっかりと大量生産品との違いを味で伝えつつ、万能志向の味わいだと感じました。

バランスが非常に良いエクストラバージン・オリーブオイルです。

高級オリーブオイルをパンと食べた感想

パン

上質なオリーブオイルはパンと食べると、味わいが変わります。

小麦粉が持つ甘みやパンの香ばしさで、オリーブオイルの味わいの輪郭が引き立つ印象です。

ただ、パンの味にもよってくるので、詳述は避けて一番相性が良かったオイルを簡単に紹介するにとどめます。

(バゲットやさっぱり目のカンパーニュ、具なしのフォカッチャなどが無難だと思います)

 

さて、パンと一番相性が良かったオリーブオイルは、フシコスです。

パンと食べると、オリーブの苦味が引き立ち、フシコスらしい強いコクを引き締めてくれました。

ゾットペラはパンと食べても、相変わらず力強い味わいで凛とした印象を覚えました。

変化の幅が最も大きかったのがフシコスなので、ちょっと感動的でした。

 

すしログ

ただ、基本的にパンと高級オリーブオイルの相性は、めちゃくちゃ良いです(笑)

お好みのオリーブオイルとパンの組み合わせを探すと、面白いと思います!

 

では、次に、項目別のオススメを紹介します。

最もコクが強い高級オリーブオイル

最もコクが強い高級オリーブオイルは、フシコスです。

フシコス容器

オリーブのフレッシュ感(苦味と酸味)が穏やかな方が良い人には、高確率でヒットします。

コク>>苦味>酸味、と言うような特徴で、オリーブの実の油脂部分を最も強く感じます。

イタリアやスペインのオリーブオイルとは味わいが異なるので、ギリシャ産を使ったことがない人にも強くオススメです。

 

公式サイトには日本人が関わっているという面白いストーリーが掲載されているので、興味のある方はご参照ください。

また、初回限定で3,240円が1,980円(+送料一律660円)になるので、お得です!(もちろん僕も利用しました)

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最もフレッシュ感が強い高級オリーブオイル

最もフレッシュ感が強い高級オリーブオイルは、ゾットペラです。

ゾットペラ容器

これは問答無用で、飲み比べを行ったイタリア料理通の友人たち満場一致の結論でした!

香り、苦味、酸味の全てにおいて他の追随を許さず、青々しいオリーブの美味しさが口の中に広がります。

ネット上のオリーブオイル通たちが太鼓判を押す理由に納得の、上質なオリーブオイルです。

最もコストパフォーマンスが高い高級オリーブオイル

最もコストパフォーマンスが高い高級オリーブオイル…とはちょっと形容矛盾のようですが(笑)、サルバーニョのオリーブオイルは、常備していて損のない「日常用高級オリーブオイル」です。

サルバーニョ容器

味のバランスが良く、市販の大量品とは段違いなのに、価格は抑えめです。

500mlは2,000円弱と高額ですが、1,000mlだと2,760円とお買い得。

炒めものに使わなければ軽く1年はもつので、考えようによってはコストパフォーマンスが抜群です。

 

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高級オリーブオイルの使い方

高級な本物のオリーブオイルは、説明のとおり希少品です。

フレッシュなオリーブに手間をかけて作った手作りの調味料。

ドバドバ使わない方がベターです。

生マッシュルームのサラダ

サラダには、サラッとかけるのが一番美味しいです。

大量よりも少量のほうが、香りと味わいの印象が強まりますので。

また、ドレッシングでビネガーや調味料と乳化させてしまうと、香りが飛ぶのでもったいないです。

 

そして、オリーブオイルの風味は高温で揮発してしまうので、要注意。

せっかくの魅力を失ってしまうことになるので、そのまま使うか、低温で使う方がベターです。

パスタに使うとしても、ソースに使うのではなく、茹で上がったパスタを混ぜるときや、提供前にかけて使うのがベターだと思います。

オリーブオイルパスタ

上質なオリーブオイルを仕上げに使用すると、青青しいオリーブの香りが爽やかで、お店の味になります!

「オリーブオイルを変えるだけでこんなに美味しくなるの!?」と感動すること間違いなしです。

 

ちなみに、オリーブオイルの温度と風味に関する考察としては、以下のBONIQの公式サイトが詳しいです。

▶BONIQ公式サイト:EXオリーブオイルの低温調理 温度比較

きっちり酸度0.2%以下のオイルを使用している点も、抜かりありません(笑)

まとめ:高級オリーブオイルはギフトにもピッタリ!

上質なオリーブオイルは、上記の通りお値段が張ります。

グルメな人であっても、高級スーパーやデパ地下で二の足を踏む人が多いと思います。

気になりつつ手出しできていない人の方が多いでしょう。

なので、ギフトとして差し上げると、食好きならほぼ確実に喜ぶはずです!

すしログ

これは、今回飲み比べを行い、確信しました。

ホームパーティに参加した友人は贈った経験があるそうで、格好良いな…と感じました。

喜ばれるだけでなく、相手に「人とは違う」と思ってもらえるはず。

きっと株が上がることは間違い無いでしょう!

 

ギフトやお土産って、人のセンスをダイレクトに表しますよね。

「素敵なギフト」とは、相手が本当に喜んでくれるもの、意外性のあるもの、実用的なもの、などだと思いますが、高級オリーブオイルは全てを兼ね揃えていると感じます。

喜び、サプライズ、美味しさを全て持つのが、高級オリーブオイルです。

 

中でも特別感のあるブランドは、やはりフシコスとゾットペラだと思います。

明らかに味が違うし、パッケージが素敵なので、喜んでもらえるでしょう。

▶「フシコス」のメーカー販売ページ

 

完全に高級オリーブオイルに惚れ込む、すしログ(f:id:edomae-sushi:20201002142555p:plain@sushilog01)でした。

 

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