食べたことが無い人は損!?美味しく健康的なダチョウ肉の魅力!

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こんにちは、小学生の頃から肉のタタキが大好きな、すしログ(f:id:edomae-sushi:20201002142555p:plain@sushilog01)です。

いきなりですが、皆さまはダチョウのお肉を食べたことはあるでしょうか?

「無い」という方の中には「えっ、食べられるの?」とか「敢えて食べなくても良いんじゃない?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、赤身のお肉が好きな方やダイエット中の方ならば、試す価値アリなのがダチョウのお肉です。

この度は生産者の「クイーンズオーストリッチつくば」さんのダチョウ肉の魅力をお届けします。

▶クイーンズオーストリッチつくばのショップページ

低カロリーな上に、脂肪を燃焼させるダチョウ肉の美味しさ

上記で「赤身のお肉」と書きましたが、ダチョウは鳥類ですが白身ではなく赤身の肉です。見た目は鶏肉と言うよりも牛肉に近い色あいです。

ダチョウもも肉

▲ダチョウで最高級部位と言われるフィレ

 

しかし、味わいとして、牛肉に比べると極めて軽い食後感で、香りが穏やかで、脂が少なく旨味が強い特徴があります。そして、しっとり、むっちりした食感も魅力です。

加熱しすぎると引き締まって固くなる性質があるため、調理的にはロースト、レアステーキ、タルタルやカルパッチョなどの生食などに向いています。後ほどご紹介しますが、サッと炙ったタタキ風の焼き肉も非常に美味しいです。

栄養素的には「ヘルシー」と注目されていて、ビタミンB群、鉄分、リン、亜鉛などが豊富に含まれています。その上、脂肪燃焼成分であるL-カルニチンと筋肉増強成分であるクレアチンも含まれています。一言で言うと「低カロリー・高たんぱく」なお肉です。

下記に、牛、鶏、豚肉との比較のリストをご紹介します。

肉の種類 カロリー タンパク質 脂肪 コレステロール 鉄分
ダチョウ肉モモ 115kcal 24.1g 2.5g. 68.0mg 3.0mg
和牛モモ 191kcal 20.7g 10.7g 68.0mg 2.3mg
鶏肉モモ(皮なし) 138kcal 22.0g 4.8g 77.0mg 2.1mg
豚肉モモ(脂なし) 128kcal 21.5g 3.6g 73.0mg 1.2mg

出典:日本オーストリッチ協議会WEBサイトより

 

さらに、生産者「クイーンズオーストリッチつくば」さんでは抗生剤やホルモン剤を使用していないため、安心して頂くことが出来ます。

ダチョウ専門の牧場!クイーンズオーストリッチつくば

「クイーンズオーストリッチつくば」さんは筑波山の西である茨城県筑西市にあります。日本にはダチョウの畜産のみで経営が成り立つ牧場は存在していないため、ダチョウのみで成立する牧場を目指されています。

こちらは、地元の農家の方の技術協力で、ビニールハウスでヒナを育てている点がユニークです。初めて聞いた時は、なるほど…その手があったか!と感じました。

そして、自社配合されるエサ(飼料)もポイント。無農薬・減農薬の桑の葉、牧草、小松菜などの野菜を与え、更につくばブルワリーのビール粕もおやつに与えているそうです。

そして、出荷する月齢についても工夫されています。通常は生後12~14ヶ月で出荷するところ、お肉の柔らかさを重視して生後10~12ヵ月のひな鳥の状態で出荷されています。これによって、肉質が柔らかいだけでなく、性成熟に伴う臭みやクセを抑えることが可能だそうです。

それでは、早速、調理例をご紹介して、ダチョウ肉の魅力をお伝えします!


「クイーンズオーストリッチつくば」のダチョウ肉の調理例

僕は今までに「一番柔らかく、最上級部位」であるフィレ肉と、「少し硬いものの、旨味が一番強い」と言う外モモ(ドラム)を頂きました。

ダチョウドラム

▲外モモ(ドラム)、見た目は前掲のフィレに比べると繊維質がしっかりしている

ダチョウドラム02

▲しかし、ドラムを切りつけると、きめ細かい繊維質だと分かる

 

まずは、ドラムの焼き肉です。

焼き肉01

カセットコンロの上に100均の網を乗せて、室内で焼いています。

煙は一切出ないので、室内でも安心!

焼き肉02

両面をサッと炙り、固くなる前に頂きます。

 

そして、ドラムはタタキも美味しい。

タタキ

塊のまま直火で炙った後、氷水で急冷。水気を拭いて切り付けます。

厚みを変えて食べ比べてみましたが、ドラムの性質上、薄切りの方が食べやすいと感じました。

味付けはシンプルに藻塩と山葵、たまり醤油と生姜などが良いでしょう。

タタキ02

確かな旨味と、しっとりした口当たりはダチョウらしくて美味しいです。

 

そして、フィレはオーブンでローストして、雲南ニラミント醤(by 南三・水岡シェフ)で頂きました。

フィレ

フィレはドラムよりも火を入れても柔らかさを維持する部位で、ジューシィです。

サッパリ味のソースとの相性がバッチリでした。

濃厚なグレイビーよりもシンプルなソースやスパイスとの相性が良いと感じました。

 

ドラム、フィレともに「複雑な調理」は行わず、シンプルに頂いてみましたが、ダチョウ肉の魅力を実感しました。

今回は試しませんでしたが、出汁や日本料理の調理法との相性も高いと確信します。

赤身肉が好きな方、生よりの調理が好きな方、ヘルシーな肉を探している方にはヒットするかと思います!


「クイーンズオーストリッチつくば」のダチョウ肉の入手方法

食べチョクもしくは楽天より入手可能です。

食べチョクにはダチョウをメインで出されていて、楽天にはジビエやラム、ワニなどを出されているそうです。

リーズナブルな「少量お試し用」もご用意されているので、大量に買うのは不安…と言う方にも安心です。

この際にダチョウの全てを知りたい!と探究心がある方は、是非ともダチョウの卵も入手してみてください(笑)

▶クイーンズオーストリッチつくばのショップページ

Queens Ostrichダチョウ肉&ジビエ(楽天)

 

【他の参考記事】

ダチョウの卵についての記事もあります。

雲南ニラミント醤の詳細については、こちらの記事をご参照ください。

 

食べチョクユーザーにオススメの食材まとめ記事もご覧ください。

 

今度はダチョウの低温調理を試してみよう!と画策している、すしログ(f:id:edomae-sushi:20201002142555p:plain@sushilog01)でした。

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