秋が旬なサバ缶!?朝どれの金華サバを鮮魚のまま缶詰にする【彩 金華さば水煮】

木の屋石巻水産01

こんにちは、鮨と和食の専門ブログを運営している食の旅人、すしログ(f:id:edomae-sushi:20201002142555p:plain@sushilog01)です。

「サバ缶で旬!って、おいおい…」と思われるかもしれませんが…

すしログ

実は、生のサバが旬の時期のみ作られる缶詰があるのです!

今回は、サバ缶フリークから「サバの缶詰の決定版」とも言われる、木の屋石巻水産のサバ缶をご紹介します。全てのサバラバー、サバ缶フリークにお届けします。

 

驚くべき製法を用いる製造元「木の屋石巻水産」!

この缶詰が何が凄いかと言うと、何と、朝に水揚げされた「金華さば」をすぐに缶詰にしているところです。

メーカーサイドで「フレッシュパック製法」とネーミングされていて、すなわち、朝獲れの魚を鮮魚のまま缶詰にする独自製法とのこと。

木の屋石巻水産02

意外に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実は缶詰は魚の栄養素を壊さずに保存できる加工方法です。さらに、木の屋石巻水産さんは「フレッシュパック製法」を行うことで、栄養素だけでなく味も壊さずに缶詰にされています。

この製法はかなり画期的。なぜなら、通常のサバの水煮は加工するまでに多大な時間が掛かります。一般的な大手メーカーの場合だと、商社から冷凍モノのサバを仕入れて工場で加工する必要があります。よって、この製法を聞いた時には驚きました。

 

そして、さらにもう一つ凄いところがあります。

使用するサバがブランドサバの「金華さば」である点です。

「金華さば」は宮城県の金華山沖で獲れるサバです。

金華山は宮城県の石巻市南東に浮かぶ島で、周辺の海域は魚種が豊富な事で知られています。

石巻港は全国に13しかない特定第3種漁港で、水揚げ量は全国3位とトップクラス。

豊富な魚種の中でも全国に知られるブランド魚が、「金華さば」となります。

ブランド鯖「金華さば」とは?

金華山沖で水揚げされたマサバの中でも、大型で脂が乗っているものだけが「金華さば」を名乗る権利を有します。

定義の条件を挙げると、下記の通りです。

  • 漁獲時期は旬に限る
  • 金華山周辺海域で定置網、一本釣り、巻き網によって捕獲
  • 「大型」とは500グラム以上
  • 脂肪含有率は15%以上

かなりハードルの高い条件ですよね。結果として、水揚げ量のわずか10%以下のみが「金華さば」と定義され、ブランドシールを貼って出荷されます。

なお、超大型の「金華さば」は体重1キロ、脂肪含有率25%を超えるそうですが、一体幾らになるのでしょうか。キロ1~2万円くらいになると思われ、もはや「奇跡のサバ」ですね。

筆者は上記の「金華さば」の条件を知っていたので、水煮缶の存在を知った時は「えっ、缶詰にしちゃって大丈夫なの!?勿体なくない?」と感じました。しかし、いざ味わってみると、缶詰にした理由が分かりました。

木の屋石巻水産こだわりの缶詰たちを実食!

今回実食した缶詰は3種類になります。

  1. 金華さば水煮 彩(中型サバを使用)
  2. 金華さば水煮(大型サバを使用)
  3. 金華さば味噌煮 彩

【金華さば水煮 彩】の味は?

木の屋石巻水産03

原材料は鯖、塩。以上。

ムダな調味料を使用していないため、缶を開けた瞬間に鯖の香りがしっかりと漂います。しかし、決して生臭くはなく、食欲をそそる香りとして立ち上がるので、サバ缶に苦手意識を持つ人でも安心かと。

 

そして、食感も鯖らしさを十分楽しませてくれます。つまり、骨はホロホロですが身の繊維質はみっしり、しっとりしていて、ボソッとしていません。そして、脂(腹周り)はトロトロ。

なるほど…香りと食感の点において一般的なものとは異なり、「フレッシュパック製法」の効果を推し量ることが出来ます。

 

そして、全体的に脂の乗りが良い点に「金華さば」である事を実感します。液体の部分にここまで脂が滲んでいる鯖缶は珍しいですね。

味わいとしては水煮としては上品で、サバの味を全面に出す事に集中していると感じます。これは前述の食感を活かす製法が奏功している印象です。

期待値を上げまくって頂くと少し拍子抜けする方もいるかもしれません。しかし、2〜3口食べ進めると、違いが分かるかと思います。明らかな違いを体感したい方は、スーパーで100円のサバ缶を買ってきて同時に食べてみると良いでしょう(笑)

「彩」の上を行く大型サバを用いた「金華さば水煮」

実は【彩】を頂いた後に、上を行くサバ缶の存在を知りました。なんでも【彩】は中型の金華さばですが、大型の金華さばを使用したものがあると…

旬にしか作らず、手作りの少量生産で数量が限られているそう。見たことが無いわけですね。

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缶詰のボディはブラックで、高級感を漂わせています。

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開封してみると、通常の【彩】よりも見た目が悪く、ちょっと拍子抜け(笑)

これは缶詰の個体差でしょうか…

手で詰めているそうなので、致し方ありません。

しかし!味わいはバッチリです。

【彩】よりも脂が乗っていて、これはインパクト絶大です。

今まで食べたサバ缶の中でもトップクラスの脂の乗りですが、それが全くクドく無く、濃厚な味わいなのにサラッと流れていきます。

朝ご飯に頂きましたが、全くもたれませんでした。

「金華さば味噌煮」も実食!

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使用しているサバはもちろん金華さば。サイズは【彩 水煮】と同じく中型です。

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頂いてみると、鯖の美味しさは【彩】通りで、味付けが良い事を実感します。

サバ缶にありがちな「甘ったるさ」や「サバの脂と味噌が折り混ざったようなクドさ」が皆無です。

味噌のコクがあり、甘みを利かせながら重たすぎない味付けで上品に感じます。

味噌は地元の石巻産、砂糖は鹿児島・喜界島産の粗糖を使用されているそうですが、確かに味に表れています。

これはサバ味噌缶好きならば必食!

サバ味噌缶を侮っている人ならば、試してみる価値のあるサバ味噌缶だと思います。

 

「木の屋石巻水産」さんのサバ缶の入手方法

大変美味しいサバ缶なのですが、宮城県以外のリアル店舗では入手できるお店が少ないのがネックです。

東京ならば池袋にあるアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」で入手可能です。

ただ、この缶詰が期間限定製造であるため、フルラインナップではない可能性はありますので、ご了承ください。

他のリアル店舗でも、見かけたら買いだと思います。

確実に入手するならば、在庫があるうちにネットでまとめ買いするのがオススメです!

 

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