【家庭用電動ミルの決定版】コスパ抜群!臼型ミル「oceanrich(オーシャンリッチ) G2」レビュー

オーシャンリッチアイキャッチ

こんにちは、中学生の頃からコーヒーが大好きな、すしログ(@sushilog01)です。

在宅ワークや自宅でのリラックスタイムを彩る飲み物と言えば、やっぱりコーヒーですよね。

コーヒーは集中している時に脳をスッキリさせてくれる素晴らしい飲み物だと思います。

筆者は美味しいコーヒーを求めて18歳の頃から自分で淹れています。

その過程で豆はもちろん、道具も試行錯誤してきました。

実は最近まで手動のミルを使っていたのですが、忙しい時に挽くのはちょっと大変でした。


そこで電動ミルを比較検討して、落ち着いたものが【oceanrich(オーシャンリッチ) G2】です。


また、過去にカッター式の電動ミルも使いましたが、挽き加減が微妙なので銭失いになった事もありました。

しかし、臼式電動ミルの【oceanrich(オーシャンリッチ) G2】は、性能、使い勝手、デザイン、コスパの全てをそろえた優秀な家庭用モデルです。

すしログ
すしログ

これは忖度ナシで、買って良かった!と感じます。
もしも壊れてしまったとしても、確実にまた購入します。

本記事では、電動ミルで悩んでいる人のため、【oceanrich(オーシャンリッチ) G2】の実際の使用感をお伝えします。

コーヒー

なお、僕は発売直後に購入しましたが、買ってすぐに書くのは短絡的すぎるので、5ヶ月ほど経ったタイミングで本記事を書きました。

ちなみに、その前に使用していて、今も自宅に鎮座している手動ミルは以下のアイテムです。

デザインがめちゃくちゃ格好良いのでメルカリ送りにできません(笑)

手動コーヒーミルと電動コーヒーミルの比較

まず、そもそもになりますが、手動ミルと電動ミルで悩んでいる人に向けて、それぞれのメリットデメリットを記載します。

「知ってるよ!」というコーヒー玄人の方は、スルーしてください。

メリットデメリット
手動コーヒーミル・香りを楽しみながらゆったりと挽ける
・電源が必要ない
・インテリアになる
・力がいる
・時間がかかる
電動コーヒーミル・速い
・楽ちん
・量産可能
・持ち運びができる
・音が出る
・電気が必要

これらは、上記の【カリタ ダイヤミル】との比較の上でダイレクトに感じるメリット・デメリットです。

手動ミルが合う人

手動ミルの最大の魅力については、挽いている時の音と香りが心地良い点です。

多分に主観的ですが、実は、珈琲豆が最も香りを発するのは豆を挽いている時と言われます。

よって、時間をかけても香りを楽しみたい人こそ、手動ミルが合う人です。


手間と時間が必要なので、忙しい朝でも心にゆとりを忘れたくない…と思える人なら手動ミルとの相性が良いはず。

僕も手動ミルを使っている時は、自然にスローな時間になり、心地良い香りに癒されました。

…本当に忙しい時は、猛スピードで回転させなければなりませんでしたが。

電動ミルが合う人

次に、電動ミルが合う人は、スピードと挽き加減の均一性を求める人です。

忙しい朝でも美味しいコーヒーを飲んだり、会社に持っていきたい人には電動ミルをオススメします。

完全に体験者談です。

コーヒーミルを選ぶ時のポイント

ミルを選ぶ時のポイントについては、手動であっても電動であっても共通する項目は以下の5点かと思います。

  • 所要時間
  • 粉の均一さ
  • 手入れのしやすさ
  • デザイン
  • 自身のライフスタイル

挽いた時に粉が細かすぎたり、粗いのと細かいのが混ざったりするミルは論外です。

どんなに良い豆を買っても美味しくなりません。


そして、手入れのしやすさは重要です。

カスが詰まってしまっては古い豆が酸化して、味に影響を及ぼします。

ササッと掃除できる構造のものを選びましょう。


最後に、挽くスピードとイコールになりますが、自身のライフスタイルを考えて購入するのが大切です。

ゆったりと挽く時間があるかどうか…これが全てな気がします。


それでは、次の項目から本題に入り、【oceanrich(オーシャンリッチ) G2】の特徴とデメリットを解説します。

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【oceanrich(オーシャンリッチ) G2】の特徴とデメリット

オーシャンリッチ02

それでは、【oceanrich(オーシャンリッチ) G2】の特徴デメリットを紹介していきます。

【oceanrich(オーシャンリッチ) G2】の特徴

【oceanrich(オーシャンリッチ) G2】の特徴は以下のとおりです。

  • コンパクト
  • 均等に挽ける臼式
  • 挽く粒度が5段階で幅広い
  • コードレスなので邪魔にならず、アウトドアなど持ち運び可能
  • 手入れが簡単

特徴1:コンパクト

【oceanrich(オーシャンリッチ) G2】のサイズは、W90 × D90 × H195 (mm)とコンパクトです。

そして、重さは650グラム。

オーシャンリッチ

これは女性でも「重い」と感じない重量とサイズ感だと思います。

実際に妻も難なく使用しています。


上部のフタを取り、下の容器に使うとキャニスターになります。

キャニスター

たいへん合理的な設計です。

特徴2:均等に挽ける臼式

電動ミルには円盤式臼式(手動と同じ方式)、プロペラ式の3タイプがあります。

挽く精度は円盤式>臼式>>プロペラ式と言われています。

そして、【oceanrich(オーシャンリッチ) 】は臼式です。

オーシャンリッチ03

【oceanrich(オーシャンリッチ) 】クラスのサイズのミルについては、プロペラ式が一般的です。

プロペラ式には安くてコンパクトというメリットがありますが、刃がグルグル回ってコーヒー豆を砕く方式なので、挽き加減にムラが大きいというデメリットがあります。


そして、臼式挽き加減がより均等で、ゆっくり挽くため熱の発生が少ないというメリットがある反面、サイズが大きく、価格も高いというデメリットがあります。

しかし、【oceanrich(オーシャンリッチ) 】臼式でありながらサイズが小さくて、価格も安いので、従来の臼式のデメリットを克服しています。

特徴3:挽く粒度が5段階で幅広い

【oceanrich(オーシャンリッチ) 】の挽き加減は、極細引から粗挽きまで5段階で調節可能です。

豆の堅さや求める味わいで調整できます。

オーシャンリッチ04
オーシャンリッチ05

なお、旧バージョンのG1はコーヒー豆の最大量が20グラムだったところ、G2は30グラムに改良されています。

特徴4:コードレスなので邪魔にならず、アウトドアなど持ち運び可能

【oceanrich(オーシャンリッチ) 】の大きなメリットとなるのが、コードレスである点です。

電動ミルはコードが邪魔なのですが、手動ミルのように自由にどこでも挽けるのは予想以上にストレスフリーです。


さらに、持ち運びも可能なので、アウトドアに行方は重宝するはずです。

キャンプ地で挽きたてのコーヒーを飲む贅沢な時間を過ごせます。


なお、充電はmicro USBを使用するので車内でも可能です。

ケーブル

ただ、1.5時間の満充電で約10回使えるので、ケーブルを持って行かずとも大丈夫かもしれません。

特徴5:手入れが簡単

【oceanrich(オーシャンリッチ) 】のお手入れは簡単です。

シンプルな構造で、挽く部分が露出しているため、メンテナンスは簡単です。

手入れ01

コーヒーを淹れる前(豆を蒸らす前)に、付属のブラシで落とします。

手入れ02


最後に、こちらが使用中の動画になります。


次に、検討される方のためにデメリットもお伝えします。

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【oceanrich(オーシャンリッチ) G2】のデメリット

反対に【oceanrich(オーシャンリッチ) G2】のデメリットについては、以下の3点です。

  • 時間がかかる
  • 充電しながら使えない
  • 分解洗浄ができない

【oceanrich(オーシャンリッチ) G2】は、30gを細挽きするのに約3分かかります。

これはプロペラ式のミルと比べると長く感じます。

…が、結局のところ、味を取るか、時間を取るかだと思います。

各人で優先度の高い方を選ぶのが良いと思います。


そして、充電しながら使えない点は、ちょっとした盲点でした。

一応、充電インジケーターで残電量が表示されるのですが、気を抜くと挽いている途中で止まります(笑)

挽いている途中で充電しないといけないので、使用後にチェックするのが対処策かと思います。


最後に、ブレードが一体型なので、分解洗浄はできません。

ブラッシングしていれば差し支えはありませんが、丁寧に洗浄しないと落ち着かない方は要注意です。

ただ、ブレードはステンレス製なので、丸ごと洗う事は可能です。


以上、解説した特徴とデメリットを踏まえ、記事が参考になれば幸いです!

以下では、おまけとして美味しいコーヒーを淹れるためのコツやアイテムを紹介します。

25年くらいコーヒーと向き合ってきた著者のテクニックです。

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美味しいコーヒーを淹れるための5つのコツ

美味しいコーヒーを淹れるための5つのコツをご紹介します。

  • 良い豆を使う
  • 良いミルを使う
  • お湯の温度に気を付ける
  • 最初に20~30秒蒸らす
  • ゆっくり淹れる

「良い豆」の選び方は記事の趣旨から外れて長くなってしまうので、さらっと書きます。

「良い豆」とは、自家焙煎の技術が高く、鮮度の高い豆…になります。

判別ポイントとしては油

保存容器に油がベットリついている豆は「良い豆」とは言えません。


そして、淹れる時はお湯の温度に注意。

適温は諸説ありますが、概ね82℃~92℃です。

温度が低いと酸味が強くなり、温度が高いと苦味が強くなる性質があるので、購入した豆に応じて調整するのが理想です。

ここで言いたいのは、沸騰したお湯もしくはぬるくなったお湯を使ってはダメと言うことです。

これさえ覚えているだけでも、味が大きく変わるはずです。


適温のお湯が用意できたら、豆にお湯をかけて20~30秒蒸らし、4回程度に分けて注ぎます。

これも諸説あるので詳細は専門サイトに譲りますが、蒸らすこと、お湯を一気に注がないことを徹底すれば確実に美味しくなります。

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美味しいコーヒーを淹れるためのアイテム

最後に、美味しいコーヒーを淹れるためのアイテムをご紹介します。

せっかく良いミルを買っても、他のアイテムがてきとーだと美味しくならないので、是非ともそろえてください!

オススメのドリッパー

ドリッパーは上から見たときに対照的な形をしている事が重要です。

材質はプラスチック、陶器、ガラス、金属などなど、色々ありますが、味の面では大差なしと言われています。

好みで選ぶのが良いでしょう。

以下の【HARIO V60】は僕が長年愛用している名ドリッパーです。

セラミック製もあります。

また、キャンプに行く人には、折りたためる【Zebrang V60】がオススメです。

オススメのコーヒーサーバー

そして、コーヒーを落とすためのサーバーは以下を愛用しています。

オススメのケトル

美味しいコーヒーを淹れるためには、使いやすいケトルが必須です!

「使いやすい」とは、すなわちお湯を細く適量そそげるケトル

僕は色々使ってきましたが、落ち着いたのは下記の電気ケトルです。

これは安くて使いやすいです。


財力があり、デザインをとにかくこだわりたい方には、下記をオススメします。

そして、電気ではなくガスで沸かしたい方には、定番の下記の2つを!

僕は両方持っていますが、コーヒー以外に使っています。

手のサイズ的に、上記のドリテックの方が馴染むもので…。

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オススメのドリップスケール

そして、いつも美味しいコーヒーを淹れるための秘訣その1、計量することです。

僕は目分量で淹れていましたが、計量した方が美味しいことがわかりました。

コーヒー好きにとって定番のスケールは以下です。

オススメの温度計

いつも美味しいコーヒーを淹れるための秘訣その2、お湯の温度をはかることです!

下記の料理温度計はコーヒーだけでなく、肉を焼く時なども使えるのでオススメです。

その他ケトル以外のコーヒーを入れる器具

最後に、ケトル以外でコーヒーを淹れるための機材も紹介します。

話題を集める「フレンチプレス」と「エアロプレス」のコーヒーメーカーです。


フレンチプレス:BODUM ボダム コーヒープレス CHAMBORD

エアロプレス:AeroPress(エアロプレス) ポータブルトラベルコーヒープレス Go


最後の最後に余談となりますが、プロのバリスタが絶賛するミルは【Wilfa Svart Aroma】となります。

これは流石にぶっ飛んだ価格なので手が出ません(笑)

実は、これを持っているバリスタの方から「家庭用なら【oceanrich(オーシャンリッチ) G2】が良い」と聞いたので、僕は【oceanrich(オーシャンリッチ) G2】に決めました。

このようなエピソードがあるので、余談ながらに添えておきます。

まとめ

コーヒー

以上の記事が、読んでくださった方のコーヒーライフにご参考になれば幸いです!

長年コーヒーを淹れてきて思うのは、美味しく淹れるには技術も必要ですが、器具も重要ということ。

身も蓋もないかもしれませんが、自分に合った良い器具と出会えれば、コーヒーが格段に美味しくなります!


リーズナブルでスペックが高い電動ミルとしては、【oceanrich(オーシャンリッチ) 】は間違いないアイテムです。

迷っている方は是非とも試してみてください。

僕も推して頂いた友人のバリスタに感謝しています。


コーヒー無くして良い仕事は無し、すしログ(@sushilog01)でした。

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