こんにちは、18歳の頃からレシピ本に100万円以上使っている、すしログ(@sushilog01)です。
今回ご紹介するのは、毎日使っても飽きないくらいバリエーションが豊富なパスタ本です。
日本人の心と胃袋をガッチリつかむイタリア料理と言えば、パスタ。
サッパリ味からこってり味まで、どんな味付け・どんな食材でも合う、素晴らしい料理だと思います。
しかし、悩みとしては、いつも作るパスタが似通ってくる事ではないでしょうか?
そんな時に解決してくれるのが、今回の本、真中陽宙(まなかあきお)さんの『PASTA』です。
パスタはリーズナブルな食材で作れて健康的なので、若い方にも超絶オススメのレシピ本です。
『PASTA』の魅力ポイント
【魅力ポイント】
- レシピが豊富で、似たようなレシピが無い点
- 本格的なイタリア風から和風まで幅広いレシピ
- レシピだけでなく、パスタを作る上で必須の「コツ」は一生使える
【この本がピッタリな方】
- パスタ好き
- パスタのレパートリー増やしたい人
- 簡単に美味しいパスタを作りたい人
『PASTA』のご紹介
パスタのレシピ本は数多く出ていて、本著の刊行年は2009年と10年以上経過していますが、書名に「一生もの」と謳うのは決して誇大広告ではありません。
ページをパラパラとめくれば、必ず気分にあったパスタが見つかります。
しかも、調理は簡単。
僕は学生時代、安いパスタをまとめ買いしてパスタ料理を延々と作る日々がありましたが、当時この本があったらなあ!と痛感しました(笑)
誰もが手に入る食材や調味料を用いて、プロのようなパスタを作れるレシピなので。
これを買えば、少なくともソースを乳化出来ていない飲食店に行かなくて良くなります。
そう、この本はレシピだけでなく乳化の重要性を教えてくれます。
現在でも「ソースをパスタに掛けた(和えた)だけ」のパスタを出すお店がカフェなんかにはありますが、パスタは液体とオイルが麺と一体化してこそパスタです。
美味しいイタリア料理店は押しなべて乳化あるいはパスタに旨味を吸収させていて、麺1本を食べても美味しいところがプロたる所以だと思います。
一流店と同じレベルで素人が作るのは大変難しいですが、この本のレシピで乳化させるだけで大体の非イタリア料理店のパスタは凌げます。
そして、【魅力ポイント】で記載した通り、レシピが豊富な上に似たようなレシピが無いので、飽きが来ません。
難易度と網羅性の両面で絶妙なバランスの一冊だと思います。
『PASTA』から御料理をご紹介
バジルペーストのスパゲッティーニ(ジェノヴェーゼ)
ジャガイモとさやいんげんを使うのが伝統的なレシピですが、無いのでアスパラガスで代用しました。
もちろんバジルペーストの作り方も記載されています!
夏場にフレッシュバジルを多めに購入して作り、冷凍しておくと便利ですね。
プッタネスカ
ケイパー、オリーブ、アンチョヴィで作る「娼婦風」パスタ。
レシピではスパゲッティーニでしたが、パッケリで代用しました。
そして、穴子の白焼を乗せて頂きました。
豚肉のソテー柚子こしょう風味のスパゲッティーニ
和風パスタのレシピも美味しい本です。
柚子胡椒とパルミジャーノがバッチリ合うのは、新発見でした。
フルーツトマトの冷製カペッリーニ
カペッリーニをアルデンテにするのは厳禁で、むしろ長めに茹でたほうが良いと言うのは、この本で初めて知りました。
確かに、段違いの美味しさです。
まとめの一言!
どのページを開いても美味しい、かんたん本格パスタ本!
書籍の情報
書名:PASTA(パスタ)
副題:基本と応用、一生ものシェフレシピ100
著者・編集:真中陽宙
出版社:世界文化社
発行:2009年6月
頁:176ページ
本体価格:1,600円
レシピ数:100
【目次】
●本書レシピを使いこなすために
●トマトソースでパスタ
●オイルソースでパスタ
●卵、クリーム、チーズでパスタ
●煮込みソースでパスタ
●野菜でパスタ
●冷製パスタ、スープパスタ、リゾット、ニョッキ
●パスタの献立、応援メニュー
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