ネパールカレーをマスターするには必携の一冊『ダルバートとネパール料理』

こんにちは、18歳の頃からレシピ本に100万円以上使っている、すしログ(f:id:edomae-sushi:20201002142555p:plain@sushilog01)です。

まさかネパール料理の専門レシピ本が刊行される日がくるとは!

確かに大久保でネパール料理店が増え、日本人にも【ダルバート】の魅力を知る人が増えてきていたけれど…

今回の御本を上梓された本田遼さんは大阪の人気店、その名もズバリ「ダルバート食堂」のシェフ。

ダルバート愛が詰まった素晴らしい一冊です。

なにせ、冒頭から【ダルバート】が8連発しますので(笑)

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『ダルバートとネパール料理』の魅力ポイント

【魅力ポイント】

  • 実はネパール料理が、多くの日本人が好む味であることを伝えてくれる
  • ダルバートの構成要素の料理を各数種類紹介している
  • ダルバート以外の代表的なネパール料理のレシピも学べる
  • スパイスさえ揃えれば再現性抜群(※インド料理よりもスパイスの数は少ない)

【この本がピッタリな方】

  • ネパール料理・ネパール好きは必携
  • カレー好きも必携
  • ネパールに旅行したことのある人も必携
  • ヘルシーなスパイス料理を学びたい人

『ダルバートとネパール料理』のご紹介

ネパール料理好きならば「待ってました!」と言うべきレシピ本です。

逆にネパール料理に詳しくない人でも、いや、詳しくない人だからこそ読んで楽しい、作って美味しいレシピ本です。

インド料理とは全く異なる調理法を駆使するネパール料理は、カレー好き、スパイス料理好きならば作っていて間違いなく楽しいです。

そして、調理法的には難しくないので、再現性が高いところも魅力です。

上述した通りネパール料理で使うスパイスの数はインド料理よりも少なく、主に4種類です(ターメリック、クミン、チリ、フェヌグリーク)。

外でネパール料理を食べて作り方が分からなかった人(僕も含みます)でも、レシピ通りに作ればバッチリ美味しいダルバートに仕上がります。

レシピだけでなくネパールの文化も知ることが出来、巻末には「食のネパール語辞典」が付いています。

この本を日本人が書いたなんてビックリです!

『ダルバートとネパール料理』から御料理をご紹介

ダルバート

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何はともあれダルバート。

ダルスープはウラドダル、トゥールダル、マスールダルのブレンド。

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ジャガイモとオクラのタルカリ、フレッシュトマトとティムルのアチャール、グリーンチリのアチャールなど。

…え、何が何だか分からないって?

そんな方は、本を読めば大丈夫!

もうネパール料理店でも迷わずオーダー出来るようになります!

 

チキンカレー、ジョールタイプ

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骨付きの鶏肉を使う、ネパール語で言うところのククラコマスです。

骨周りから出る出汁が堪らないネパールカレーの代表格!

 

干し大根の発酵アチャール

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アチャール(ネパールの漬物でありピュレ)だけで多数紹介されていますが、干し大根を発酵させるアチャールまで載っていて感動。

瓶内発酵させる美味しいアチャールですが、こんなマニアックなものまで簡単に作れます!

まとめの一言!

持っていて損はない、現状唯一無二のネパール料理本!

カレーを作る人に超絶オススメの「ミルサー」についての記事もございます。

書籍の情報

書名:ダルバートとネパール料理

副題:ネパールカレーのテクニックとレシピ、食文化

著者・編集:本田 遼

出版社:柴田書店

発行:2020年6月

頁:128ページ

本体価格:1,900円

レシピ数:71

【目次】

ダルバート(ダール―豆のスープ

タルカリ―野菜のスパイスおかず

ノンベジカレー―肉や魚のカレー

アチャール―箸休め

サーグ―青菜のスパイス炒め)

カジャ(朝のカジャ

セルロティ

カーロチヤ(ブラックティー)

マサラチヤ(スパイスミルクティー)

ドゥッチヤ(ミルクティー) ほか)

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