化学調味料無添加で美味しい中華だし(中華スープの素)【皇膳房 味一番】

こんにちは、鮨に次いで中華が大好きな、すしログ(f:id:edomae-sushi:20201002142555p:plain@sushilog01)です。

さて、中華料理を作る時にあると便利な調味料「中華だし」。

毎回鶏ガラを買ってきて出汁を取るのは大変なので、常備しておくと大変助かりますよね。

筆者は日本料理ならば鰹節と昆布で出汁を引きますが、中華の出汁は肉類を使うので、乾物ほどには出汁を取るのが難しいところです。

なので、10代の頃から「中華だし」を常備しています。

18歳~20歳頃に「無添加の中華だし」を比較して以来、ずーっと使用しているのが、今回ご紹介する商品【皇膳房 味一番】です。

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そもそも、中華料理における出汁(だし)とは?

知っているよ!と言う方は読み飛ばしてください。

中華では出汁の取り方によってスープが主に6種類に分けられ、それぞれ以下の通りです。

毛湯(マオタン)これがいわゆる「鶏ガラスープ」で中華では最も一般的な出汁。鶏ガラや鶏肉、豚骨を使用する出汁です。

上湯(シャンタン):鶏、豚、牛、中国ハムなどを用いる高級出汁。

頂湯(ディンタン):上湯よりも多量の高級食材・乾物を用いた最上級の出汁。

白湯(バイタン):豚足、豚骨、鶏肉、モミジ(鶏脚)等で取る白濁している出汁。

ニ湯(アールタン):和食で言う二番出汁と同じく、上湯の出がらしに材料を加えて作る出汁。

清湯(チンタン):毛湯をベースに鶏、豚の挽き肉を加えて短時間で取る澄んだ出汁。

ちなみに、日本のラーメンにおいては醤油ラーメンが清湯が元になっていて、白湯が豚骨ラーメンの元になっています(あくまでも「元」です)。

中華だし(鶏ガラスープの素)を選ぶ時のポイント

出汁の原料は【動物性(肉・魚介)】か【植物性(野菜)】かに分けられます。

動物性(肉・魚介)か?植物性(野菜)か?

自分が作る料理によって選択すれば良いかと思いますが、先述の通り中華料理の基本スープは鶏ガラや豚骨なので、【動物性】の方が汎用性が高いです。

様々なメーカーが出しており、有名どころを挙げると、味覇(廣記商行)、創味シャンタン(創味食品)、CookDo香味ペースト(味の素)、鶏がらスープの素(エスビー食品)、化学調味料無添加のガラスープ(ユウキ食品)と言ったところでしょうか。

また、評判の高い無化調出汁として、他にオーサワの中華だし(オーサワジャパン)、四季彩々中華だし(スカイ・フード)なども好事家の間では有名です。

メーカー名は上記の通りですが、選ぶ際のもう一つのポイントは、出汁の形状で【顆粒タイプ】か【練りタイプ(半練りタイプ)】かになります。

顆粒タイプか?練りタイプ(半練りタイプ)か?

個人的には【顆粒タイプ】は溶けやすい反面、あっさりした味と言う印象です。

僕は【顆粒タイプ】も試しましたが、結局のところ【練りタイプ(半練りタイプ)】で落ち着いています。

その理由は旨味の強さ、つまり味が決まりやすいためとなります。

溶かすのも、水とレンチンすれば数10秒で溶けるので、料理のリズムを邪魔しません。

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僕は【練りタイプ(半練りタイプ)】がオススメです。

化学調味料の有無

最後に選ぶ際の重要なポイントは【化学調味料の有無】でしょうか?

ちなみに、僕は化学調味料を全否定しておらず、使用方法と使用量次第では問題無いと言うスタンスです。

ただ、入れなくても旨く作れる場合には不要だと考えているので、家にある調味料は基本的に無化調です。

化学調味料については、腕の立つプロが少量用いると巧く使えるものの、個人が用いると少量でも嫌味になってしまう…気がします。

また、赤ちゃんを始めとした子どもがいる場合、健康上の不安もあることかと思います。

化学調味料=アミノ酸は健康に悪影響は無いと言われていますが、少なくとも人間の味覚は幼少の頃に基礎が出来るものです。

小さい頃から化学調味料を摂取していると、味覚が育たない(自然の旨味や薄味に鈍感になる)のは間違いありません。

大人になって美味しい料理を楽しめる人間に育てたいならば、せめて高校生くらいまでは化学調味料を控えた方がベターです!

味覚は大人になるに従い伸びていきますが、基礎が出来ていないと音痴になってしまうのは、音感と似ているかもしれませんね…

「化学調味料は大人の味」と言えるかもしれません(笑)

…と、少々堅苦しい話になってしまいましたが、僕がオススメする中華だし(中華スープの素)の名は【皇膳房 味一番】となり、化学調味料無添加です

これは、あまり知られていませんが、市販品だとトップクラスの使い勝手だと思います。

【皇膳房 味一番】の味について

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味については、これぞ鶏ガラ!と言う味わいではなく、豚が効果的にブレンドされています。

つまり、それなりにパンチのある味わいの出汁です。

故に炒飯(チャーハン)に使えば味がバシッと決まり、醤油&黒胡椒と合わせて卵を溶けばそのままスープになり、炒めものでは力強く味の底を支えてくれます。

そして、「味がバシッと決まる」と言っても特定の旨味や香りが出しゃばらない点が上品で、使い勝手が良いです。

「縁の下の力持ち」と言った感じの中華だし。

大手メーカー品よりも穏やかな味わいになるかと思います。

ただ、一つだけ注意点があり、それは塩気となります。

人によっては少し強いと感じるかもしれません。

まあ、あらゆる合わせ調味料に言えることですが、使用する際には味見をして、他の調味料(塩や醤油など)の量を調整することが重要ですね。

ちなみに、【皇膳房 味一番】と他の中華だしの成分を比較すると、下記の通りです。

【皇膳房 味一番】

  • 食塩、動植物性油脂、砂糖、酵母エキス、ポークエキス、デキストリン(でんぷん由来)、蛋白加水分解物、チキンエキス、香辛料、酸化防止剤(ビタミンE)

【某有名メーカー①】

  • 食塩、肉エキス(ポーク、チキン)、野菜エキス、動植物油脂、砂糖、乳糖、小麦粉、香辛料、調味料(アミノ酸等)

【某有名メーカー②】

  • 食塩、食用油脂、香味油、ポークエキス、砂糖、チキンエキス、野菜エキス、香辛料、酵母エキス、酵母エキス発酵調味料/調味料(アミノ酸等)、乳化剤、香料、(一部に小麦・大豆・鶏肉・豚肉・ごまを含む)

冷蔵庫に入れておけば、長期間もつので安心です。

最後に、当商品のネックとしては、リアル店舗でもネット店舗でも、購入できるお店が非常に少ない点です。

Amazonの在庫もいつも多くありません。

なので、僕は見つけた時に確保するようにしています。

ちなみに、顆粒バージョンもあります(オススメは練りタイプですがw)

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