こんにちは、魚が大好物のすしログ(@sushilog01)です。
さてさて。突然ですが、漁港が近い街に行くと、干物が欲しくなりますよね。
定食屋とか居酒屋とかから干物を焼く香りが漂ってきたら、即座に白米が欲しくなってしまう。
筆者は大の干物好きで、漁港や港町に行くたびに干物を買って帰ります。
全国で頂いたことのある干物店は恐らく30軒近くw
その中から、マストバイな美味しい干物専門店をご紹介したいと思います。
お店の名前は、釜鶴ひもの店さんです。
相模湾・駿河湾の魚のみで勝負する熱海の絶品ひもの店
漁港のある町に行って干物を買って帰り、自宅でラベルを見たところ、全然違う県の魚だった…と言う残念な経験はありませんか?
なんと言うか、微妙な心境になりますよね。
しかも、人にお土産であげて産地が全然違った日には、格好が付きません!
その点、今回ご紹介する釜鶴ひもの店さんは全く問題ありません。
熱海にある五代に渡って続く老舗中の老舗で、地元では名の知れた存在。
しかし、五代目若旦那は暖簾にあぐらをかくことなく、自ら動いておられます。
港から「良い魚が揚がった!」と言う連絡が入った際には、車を走らせて相模湾、駿河湾の上質な地魚を調達されているそうです。
取引のある港は小田原から沼津まで計5箇所とのこと。
地魚の干物を食べたいと言うニーズに100%応えてくれます。
さらに、それだけに甘んじず、他の産地の変わった魚も干物にされている点がユニークです。
例えば、関東ではちょっと珍しい鮎の干物や、フランス領ニューカレドニア産「天使の海老」の干物など。
ニューカレドニア観光局の「元カレよりニューカレ」ってキャッチコピーは秀逸でしたね。
こう言った干物は観光客だけでなく地元の人にも響きますよね。
初めて伺った時は、なんて面白い干物店なんだ!と、渋いはずの干物店で小躍りしたくなるほどテンションが上りました。
釜鶴ひもの店さんの干物の美味しさ
まず、こちらは仕事が秀逸です。
魚体がそこまで大きくなかったり、脂がノリノリでなかったりしても、バッチリ美味しく作られています。
リーズナブルな小ぶりな魚を購入しても美味しい。
小さなアジとかって普通味気ないので、これは素晴らしいなと感じます。
常温でこんなに脂がキラキラ光る干物って珍しくないですか?
地物の金目鯛もこの通り。
かなり綺麗にさばかれています。
さらに、こちらが多くのお店と比べて明らかに秀でている点は、塩分濃度です。
こちらの干物は塩気の抑制が利いていて、舌が疲れず、魚の甘みと香りを楽しめます。
これには何度伺っても、大したものだ…と感服するところです。
その上、バリエーションも豊富で、なんと常時30種類近くの魚を扱っておられ、年間を通すと50種類を超えるそうです。
最後に、お値段も特段高くない点が嬉しいです。
リピートする面白さがある干物店なんですよね。
釜鶴ひもの店さんの干物の例:サワラ、天使の海老、エボダイ、鯖、フグ
今まで頂いたことのある中から幾つかご紹介します。
サワラ
天使の海老
えぼ鯛
鯖
フグ
全般的に脂がジュワッと乗っていて、塩の当て方、脱水の仕方が絶妙です。
フグは脂よりも旨味が持ち味の魚ですが、ジューシーに仕上げられていて、「フグの干物」のイメージが変わると思います。
干物はおかずにも酒肴にも最適な、日本が誇る食べ物だと思います。
そして、お子さんがいる方には是非とも干物を再考して欲しい。
子どもって、魚よりも肉を好みがちですが、こちらの干物を食べさせると魚の魅力を感じてくれます!
塩辛くないので、健康にも良いですし。
悩ましい点としてはご飯が進むので、太らないように気をつけねばならないところです(笑)
↓通販だと直営サイト以外に、Yahooショッピングにショップを出されています。
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