すしログ日本料理編 No. 75 かいだ屋@ごめん町(高知県)

高知でNo. 1の人気を誇る鰻店。

タイミングが悪ければ1時間半以上の待ちとなると聞いていたので、予約の上、さらに開店5分前にお伺いしました。

それでも5組目の入店だったのには驚きました。

みんな、気合いが入っております(笑)

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随分とカジュアルな看板

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謎の単葉機

 

鰻は定食、丼、重とありますが、東京人なのでここは重にしました。

鰻1本入りの【うな重】2,600円を。

3分の2サイズの2,100円からあり、東京の価格からするとリーズナブルです。

そして、オーダーの際に「ご飯は大盛り無料です」と伺ったので、「ごく気持ち程度増やしてください」とお伝えしました。

これが全ての間違いと知らずに…笑

 

焼き上がりまでゆったりと待ち、20分後に配膳されました。

鰻店では、待ち時間が長いと安心しますね。

キチッとオーダーごとに捌き、焼いているのが分かります。

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届いた【うな重】は重でありながら蓋がついていないところに目が行くも、それ以上に、重にみっちり詰められたご飯の量に度肝を抜かれました。

学生の時に定食屋で頂いたご飯の盛りに等しい。

恐らく軽く一合以上あります。

気合を入れて箸を握り、いざ頂きます。

鰻はかなりカリッと焼き上げつつ、中は程よくジューシーです。

焼く過程で滲んだ脂によって「揚げ」に近い状態に仕上げられており、更に甘めのタレがたっぷりと染みこまされております。

正に大盛りご飯を食べるための味付け。

ただ、「甘め」と言いつつ、重たい甘みではないので、味わい的には思いの外さっぱりと頂けます。

ご飯的には苦しいバランスですが。

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肝吸

 

こちらで一番印象深かったのは、実は鰻よりも山椒。

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鮮烈な緑色を放ち、芳醇で爽快な香りに、キリッとした辛味。

聞けば、仁淀川の名産との事でした。

13gの小瓶で650円と非常に高価なものでしたが、買って帰った次第です。

 

ちなみに、こちらの鰻は宮崎の養殖もの。

四万十川か仁淀川の天然ものに出会いたい方は、事前にお電話で相談された方がよろしいかと思います。

 

店名:かいだ屋

予算の目安:2,100円〜

最寄駅:なし、車がベター

TEL:088-865-3740

住所:高知県南国市浜改田1330-3

営業時間:火~金11:00~14:30、16:30~19:00、土・日・祝11:00~19:00

定休日:月曜、第1・3火曜、丑の日

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