![唐変木看板01](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/ecd6081101daa2910bf73a2825e35a43-1024x576.jpg)
こんにちは、蕎麦が大好きな、すしログ(@sushilog01)です。
さて、石川県には主に3つほど蕎麦の流派がありますが、そのうちの一つの総本山がこちら「竹林舎 唐変木」さんです。
店名が示す通り中々マニアックな方向性ですが、蕎麦好きならば一食の価値があります。
郷土蕎麦ながら洗練されている良き蕎麦です。
![すしログ](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/bfff16286f71f92772bdffbe98056593.png)
外観からは蕎麦屋さんに全く見えませんが、良いお店です!
![唐変木外観](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/02105e89ec035b4d7f4f633a3d19c0f8-1024x576.jpg)
![すしログライブラリー_アイキャッチ](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/910017e372204aeb3368ce8ca768f40c-160x160.png)
石川県には「とうへんぼくな仲間たち」と言う蕎麦の流派があり、こちらが師匠筋に当たります。
お弟子さんは多数輩出されていて、店舗を構える方も複数。
![弟子](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/82e68a6d9c0fbff2d18b10207f993037-1024x576.jpg)
お店の外観は山小屋風で、音楽はジャズ、店内外に掲げられている文章から個性が炸裂しています。
![看板](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/f4bc83148cff030c8c1a55982de22d88-576x1024.jpg)
看板のみならず、店内の時計も真逆にかけられています。
![時計](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/1c803315a170e316f8a87340f5968641-576x1024.jpg)
ただ、別に「唐変木」の字義通り偏屈というわけではなく、山小屋風の雰囲気とともに、寛げるお店なのでご安心を。
![薪ストーブ](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/80071b6e4c676627090f8a7860fa2b99-1024x576.jpg)
![内観](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/ae491a3c48fde845e4f78071aad65dc3-1024x576.jpg)
一つの流派であっても県外での知名度は高くないため、僕はリサーチで見つけて訪問しました。
蕎麦の写真から、間違いなさそうだと。
結果的に大満足。
個性的かつ完成度が高い蕎麦を打たれていて、訪問した甲斐がありました。
「郷土蕎麦」になりますが、「郷土蕎麦としての洗練」があります。
「唐変木」さんのメニューについては蕎麦のみ。
![蕎麦について](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/7cfd111c3218f9f8a1da668baf557652-1024x576.jpg)
【特上】と【馬方】があります。
![メニュー01](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/961f86236f379e3781e18ba4752555ab-1024x576.jpg)
ともに粗挽き。
![メニュー02](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/cab580d5dd354cd46e7e7b3a03fab7db-1024x576.jpg)
![メニュー03](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/294a541a28d769acf4b7a823e7a7f5bf-1024x576.jpg)
僕は2種類とも頂ける【重ねそば】1,400円を頂きました。
![重ねそば](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/2d7351367dde5df822fb745694909e8c-1024x680.jpg)
![特上](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/c891a0144bee5ead88930e10727d509f-1024x680.jpg)
一口目から力強い香りと甘味を楽しめる。
細目でも太い。
サラつきがあり、太いのだが、決して野暮ッたくない。
切り付けはエッジが立っていて、幅はまちまち。
しかしそれが素朴なリズムを生む。
端切れは無く、水切りが良いので、野暮ッたくないのだろう。
![馬方](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/38919235f980dd50cb649eb8b2a6880b-1024x680.jpg)
かなりタフ。
「蕎麦でこんなにパワフルなの??」と言うべき食感だ。
ゴワッとしていて腰が強烈。
これは好みが分かれるだろう。
![ツユ](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/c9b4eead3795bbe04261ce707eb94e8b-1024x680.jpg)
ツユは薄口醤油を用いた辛汁だろうか。
キリッとしている。
醤油のコクや香りよりも塩気を強く効かせていて、鰹出汁もキリッとしている。
![薬味](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/f6e8f689f3474d88257b519e49bcfcda-1024x680.jpg)
薬味に付く【辛味大根の絞り汁】が素晴らしいアイデアだ。
辛くて、香り高い!
蕎麦湯は粉を少量添加しているようで白濁しているが、どろっとはしていない。
![蕎麦湯01](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/b7beea9b413ea726ec1d446cc7d3f618-1024x680.jpg)
![蕎麦湯02](https://sushi-blog.com/wp-content/uploads/4077679ebb844ad48052ad791f19838d-1024x680.jpg)
「とろり」程度だ。
「唐変木」さんは予約ができず、老夫婦が切り盛りされているので、数量が限られている模様です。
早めの訪問が望ましいです。
店名:竹林舎 唐変木(ちくりんしゃ とうへんぼく)
予算の目安:ざる950円~
TEL:076-254-2281
住所:石川県白山市若原町甲100-1
最寄駅:なし
営業時間:11:00~14:00
定休日:木曜、金曜
郷土蕎麦の魅力をしみじみと味わう、すしログ(@sushilog01)でした。
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