こちらは秋田県は能代で、屈指の歴史を誇る和菓子屋さんです。
なんと1592年(文禄元年)に饅頭屋として始まり、1812年(文化9年)に名物である【翁飴】を考案されました。
【翁飴】は現在も全工程を手造りで行っており、原料は昔と変えていないそうです。
江戸時代の技術と味を楽しめる飴菓子と言えるでしょう。
正直なところ僕は飴菓子が大好き!…とは言えないので(笑)、実は少々侮っていたのですが、頂いてみてイメージを刷新しました。
素朴さの中に幽玄な味わいを覚え、大変感銘を覚えました。
食感が実に面白く、くにゅっと柔らかく、気持ち良い弾力があります。
噛み締める度に、口の中で独特の食感でくねる飴。
なんとも不思議な食感なので、ついつい手が伸びてしまいます。
そして、食感だけでなく甘みも程良く、ベッタリした食後感は皆無です。
断面はキラキラと美しく、見た目的にも僕は気に入りました。
こう言った名物菓子はいつまでも残り続けて欲しいものです!
店名:桔梗屋(ききょうや)
予算の目安:1個55円くらい
最寄駅:能代駅から600m
TEL:0185-52-5853
住所:秋田県能代市畠町6-8
営業時間:9:30~18:30
定休日:日曜
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