末廣鮨
静岡県随一の寿司店と聞いて、以前より訪問したかったお店です。
夜は酒肴付きのお任せがメインとなり、コストも格段に上がるようなので、お昼にお決まりを求めて訪問しました。
静岡の友人から聞くところによると、こちらはバブル期に一世を風靡したそうで、今でも名古屋や東京の裕福な方を顧客に持っておられるそうです。
バブルが崩壊し、小市民でもふらりと行けるようになったのは吉か凶か…。
お店の門構えは一見さんお断りの料亭のようで、緑生い茂るアプローチも凄いです。
それでいて、店内に入るとギリシア彫刻や民芸品が置いてあり、バブル感が半端ないです(笑)
お昼は握り【中上】3,600円と【特上】5,800円の二本。
語感が嫌だったので特上を(笑)…と言うのはいささか冗談ですが、「中上」とは聞きなれない単語です。
末廣鮨さんの握り
こちらのシャリは甘みが強く、塩と酢は控え目で、大きめ。
冷たくないところは中々良いですが、「江戸前の高級店」と言うよりは、街場のそれです。
ガリも象徴的なまでに甘い。
切り付けも大胆な昭和な街場仕様です。
本鮪大トロ&ミナミマグロ中トロ
大胆な切りつけ。ミナミマグロはこちらのお店のスペシャリテとの事。
「日によって入らない日がある」との談なので、もしかして冷凍ではなく生なのかと思いましたが、公式サイトを見ると冷凍と記載されておりました。
烏賊、鮃
鮃はさほど寝かしておらず、フレッシュな食感。柚子と塩。
赤貝
穴子
非常に柔らかく、ふわふわに仕上げており、これは個性的な仕事でした。
巻海老(とのご説明)
サイマキでしょうか。
いくら軍艦&海胆軍艦
訪問は6月なので、いくらは当然冷凍モノです。
玉子
甘いです。
鉄火巻き&かっぱ巻き
椀
味わいとしては全体的に平凡な印象を拭えず、バブル期に勝ち得た名声で保っているお店と感じました。
内容的には「江戸前風」。
実態としては成功した街場寿司でしょうか。
タネのクオリティ的にも5,800円というのは高すぎる気が致します。
また、僭越ながら、タネをベチャッとまな板に投げ捨てる所作は、鮨好きにとっては心にこたえました。
店名:末廣鮨(すえひろすし)
シャリの特長:甘みが強く、塩と酢は控えめ。
予算の目安:昼3,600円~
TEL: 054-366-6083
住所: 静岡県静岡市清水区江尻東2-5-28
営業時間:11:30~22:00
定休日:水曜
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