こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回はタカハシ酒造【伊勢の白酒(しろき)】をテイスティングします。
これは恐らくレア度が高いお酒だと思います。
タカハシ酒造さんは伊勢神宮へ木桶仕込みの御神酒を奉納している酒蔵で、この銘柄は二段仕込みで仕込まれた珍しいお酒です。
雑菌の繁殖を防ぐために行うのが通常の三段仕込み。
あえて少ないプロセスで醸すお酒は、ガスのピチピチ感が最高なスパークリング日本酒です!
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タカハシ酒造【伊勢の白酒(しろき)】のテイスティングノート(レビュー)
タカハシ酒造さんは、三重県四日市市の酒蔵で、1862(文久2年)年に創業されました。
代表的な銘柄は【天遊琳】。
こちらの銘柄ならば聞いたことが方は多いかと思います。
古式ゆかりの製法で、スパークリング日本酒を表現しているのが、すごい!
【伊勢の白酒】は「酵母が生きたまま瓶詰めしたお酒ですので、瓶内発酵により天然の炭酸ガスが発生し、その圧力でお酒が吹き出すことがあります」との談なので、注意深くフタを開けては締めて…を繰り返しました。
結果、要した回数は7回!
相当イキが良いスパークリング日本酒です。
それでは、【伊勢の白酒】のレビューに入ります。
【伊勢の白酒】の外観
外観については、濁った色合いでまさに白い!
やや濃いホワイトの色調で、クリームイエローと表現したくなる外観です。
【伊勢の白酒】の香り
香りについては、爽やかで芳醇な第一印象です。
ヨーグルト感が強いものの非常に上品な香りで、グレープフルーツや洋梨が穏やかに漂い、軽いライチ香が混ざり、スタイリッシュな印象です。
お米由来の香りはごく弱く、乳酸系の香りがしっかりしています。
甘やか且つ爽やかな香りです。
【伊勢の白酒】の味わい
アタックは強く、ふくよかな甘味を強炭酸が引き締めます。
香りに対して意外にも酸味は穏やかで、丸みがある酸味です。
そしてコクを与える苦味がふわっと漂います。
溌剌として、豊潤なバランス。
余韻はやや長めです。
一言で述べると、味わい深いスパークリング日本酒です。
日本酒らしい甘味を楽しませつつ、炭酸でスッキリと爽やかに演出します。
例えて言うならば、カルピスソーダ!
あるいはスコール。
乳酸炭酸系に米の甘味と旨味が乗ったようなテイストで、これは美味しい!
タカハシ酒造【伊勢の白酒】と合う料理・食べ物は?
食前酒として楽しむのがベストだと感じます。
タカハシ酒造【伊勢の白酒】のスペック・蔵元データ
タカハシ酒造【伊勢の白酒】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):タカハシ酒造(三重県四日市市)
- ブランド名:伊勢の白酒(しろき)
- 特定名称:純米酒(活性にごり)
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
- 原料米:夢錦
- 精米歩合:65%
- 酵母:
- アルコール度:12%
- 日本酒度:
- 酸度:
- 価格:360ml・997円
タカハシ酒造【伊勢の白酒】の入手方法
タカハシ酒造【伊勢の白酒】については、売っている酒屋さんをほとんど見ません。
僕が入手したのは銀座の君嶋屋さんでしたが、1回しか見かけませんでした。
ネットの販売も無しか…と思っていたところ、一軒だけ発見しました。
「銘酒しらい屋」さんの楽天ショップならば入手が可能です。
美味しいので、気になる方は在庫があるうちに購入する事を強くオススメします。
▶伊勢の白酒(いせのしろき) 360ml×3本セット − タカハシ酒造
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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