酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)とは?難易度・合格率から傾向と対策を考える

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こんにちは、鮨と酒をこよなく愛する、すしログ(f:id:edomae-sushi:20201002142555p:plain@sushilog01)です。

この度、ふと思い立ち、「SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)」を目指すことにしました。

ついては、同じく目指されている方のために知識をまとめていきたいと思います(2022年6月10日)。


ちょっとした自己紹介となりますが、僕は食べ歩きが趣味で、20代から6,000軒以上食べ歩いています。

ライフワークとして鮨の専門ブログである「すしログ」を運営しています。

鮨と和食が好きなので、飲むお酒は自然と日本酒が一番多い。

そこで、「極めてみよう」と思い立ち、難易度が高いと言われる「酒ディプロマ」を目指すことにしました。


思い立ったのは5月下旬で、勉強に着手したのが6月。

一次試験は7月20日~8月31日です。

当初は1年後の2023年に受けようと思っていたので無謀な試みかもしれません。


しかし、受験勉強の現在進行形で書くことで、自分へのムチとなり、同じく目指す方の参考になれば幸い!と感じて本サイトを創設しました。

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同志の方は一緒に頑張りましょう。

まず、第1回は「酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA、SAKEディプロマ)とは何か?」について、まとめます。

そして、試験対策を行う過程で傾向と対策を追記していきます!

「酒ディプロマ」を受けない方は、第2回以降の記事をご参照頂くのが良いかと思います。


→2022年7月30日に、一次試験に合格しました。

酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA、SAKEディプロマ)とは?

「酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA、SAKEディプロマ)」とは、「日本ソムリエ協会(J.S.A.)」が主催する認定制度です。

よって、一言で述べると「日本酒と焼酎のソムリエ」です。

2017年に新設された資格で、正式名称は「J.S.A. SAKE DIPLOMA」となります。


2013年12月に「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されて以来、日本食が国際的な注目を集めています。

「国際舞台における日本の食文化が、より一層普及・向上すること、またそれを担う人材の育成」を目的に、「J.S.A. SAKE DIPLOMA」は創設されました。


日本ソムリエ協会の会長は、世界的に著名なソムリエである田崎真也さんです。

「J.S.A. SAKE DIPLOMA」は、田崎さんが会長になってから肝いりで作られたそうなので、「日本酒・焼酎の世界的な地位を高めたい!」という理念を感じます。

実際に、2018年にはロンドンで「SAKE DIPLOMA INTERNATIONAL」の試験が開始となりました。

今後、開催国が増えることが期待されています。


「酒ディプロマ」の受験資格はシンプルで、「一次試験日に満20歳以上になっていること」です。

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二次試験でテイスティングがあるので、ハタチ以上というわけですね(笑)

特筆すべき点は、飲食店などで日本酒に関係する仕事をしていなくても受験できるところです。

ソムリエについては以下の条件なので、酒ディプロマは一般人でも受けられるプロ向けの資格と言えます。

ありがたい!

以下のいずれかの職務を通算3年以上経験し、基準日(2022年8月31日時点)においても従事し、月90時間以上勤務している方

◆ 酒類・飲料を提供する飲食サービス
◆酒類・飲料の仕入れ、管理、輸出入、流通、販売、製造、教育機関講師
◆酒類・飲料を取り扱うコンサルタント業務

ただ、受験資格のハードルこそ低くとも、ソムリエ資格を持つプロの方も受ける資格なので、難易度は非常に高いと言われています。


試験については、一次試験(CBT方式)と、二次試験(テイスティング・論述試験)で構成されます。

そして、一次試験:7月20日(水)~8月31日(水)、二次試験:10月18日(火)に開催されます(2022年情報)。

唎酒師(ききさけし)との違いは?費用を比較

有名な日本酒に関する資格としては、「J.S.A. SAKE DIPLOMA」以外に、唎酒師ききさけしがあります。

こちらは「日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)」が主催する資格です。

違いをリストで示すと、下記のとおりです。

資格合格率受講受講料受験料合格後にかかる費用年会費
唎酒師80%あり58,800円~139,100円受講料に含む44,000円15,900円
酒ディプロマ41%なし0円29,600円/34,440円20,950円0円

大きな違いは、合格率ランニングコストです。

そして、2022年時点での知名度については、唎酒師の方が上を行きます。


どちらが良い悪いではなく、異なる方向性を向いているため、相互に高めあっていけば日本酒業界がさらに面白くなるはずです。

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僕も唎酒師のテキストである『新訂 日本酒の基』を購入して、両方押さえよう!と考えています。
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酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA、SAKEディプロマ)の難易度と合格率

酒ディプロマの合格率は、上記の表のとおり「41%」となります(5年平均、以下同様)。

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プロが多く受ける試験なので、受験者のレベル高いため、高難度だと言えます。

一次、二次別々に見ると、一次試験の平均合格率は59%で、二次試験の平均合格率は66%とされます。

ちなみに、ストレート合格率は39%とのこと。

「だいたいの人が落ちる」と言われる理由はデータで示されていて、一発合格が難しい試験となっています。

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僕は幸運にも一発で合格出来ました。
本シリーズでは、合格のためのノウハウを伝えていきます!

 

酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA、SAKEディプロマ)の傾向と対策

一次試験は前述の通りたCBT方式で行われ、問題数は全100問です。

回答は4択式で、制限時間は60分

問題は毎回ランダムで出題されます。

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実際に受けた実感としては、長くもなく、短くもない、と感じました。
勉強していれば、ゆったり解いても30分以内に解けるはず。
イメージとしては、30分で全問解き、もう30分で見返すのが良いでしょう(回答済みの問題も確認できます)。


出題の傾向については、非常に細かいと言われています。

受験期間が7月20日~8月31日と長く、全国複数個所で行われるため、用意されている問題がカルトクイズ級になるようです。

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実際に非常に細かく出題されました。
想定よりも難易度は高く、テイストを暗記しなければ突破は難しいです。

とは言え、明らかに回答できない難しすぎる問題も複数あります。

合格ラインは恐らく80%以上なので、難しすぎる問題に遭遇した時は、気にせずに気持ちを前向きに保ちましょう!

前向きな気持ちと集中力こそが、合格には必須だと実感しました。

酒ディプロマの傾向・絶対に覚えるべきこと

出題の傾向については、事前にネットで調べて知ったとおり、日本酒の造り兵庫県と山田錦関連焼酎に関する問題が多かったです。

幅広く出題されますが、このあたりは確実に押さえるべきです。

また、各県の状況も細かく聞いてきますので、対象の県を押さえることで合格率をかなり高められると実感しました。

食べ物との相性についても覚えておいて損はありません。

中には「ん?」と思うペアリングもありますが、我を抑えて覚えましょう(笑)


そして、個人的に絶対に覚えておくべき情報は、以下だと感じます。

  • 数値
  • 単位
  • 年号
  • 地名
  • 人名

このあたりは、テキストで出てくわす度に「テストに出る」と思って記憶していくのが鉄則です。


特に覚えておいて損の無い情報は、以下です。

  • 課税移出数量
  • 海外輸出数量
  • 酒米の収穫量ランキング
  • 酒米の誕生年
  • 酒米の掛け合わせ品種
  • 各県の特定名称酒ランキング
  • 各県の清酒全体のランキング
  • 各県の酒造場数
  • 各県の生産品種
  • 各県の酒米タイプ(自給自足など)
  • 各県の日本酒製造の歴史
  • 各県の味の特徴

山田錦に関して、特A地区の細かい地名については、最悪捨てても何とかなると感じました。

厳しいようなら、重要な数か所のみ覚えましょう。

酒ディプロマの対策と効果的な学習方法

対策としては、独学、独学+教材を購入、スクールを受講の3つが考えられます。

個々人の状況にもよりますが、合格の確率は、独学 < 独学+教材を購入 < スクールだと思います。

コストも、独学 < 独学+教材を購入 < スクールのとおりなので、最適なものを選択しましょう!


独学の方法としては、テキストを読んで、自分でノートをまとめるアナログな方法がベストだと思います。

また、自分でクイズを考えて、答えるのもアリです。


教材については、「NANAME KIKAKU(ナナメ キカク)」さんのものがベストかと思います。

テキストを読み、自分でまとめて、クイズを解く流れです。

「NANAME KIKAKU(ナナメ キカク)」さんの教材は、Kindle Unlimitedに申し込んでいればフリーで閲覧可能です。


そして、最強の学習方法はスクールだと思います(笑)

お金はかかりますが、最短合格のための近道であることは間違いありません。

すしログ

僕も受講しましたが、教材の完成度が抜群でした。
また、テスト(クイズ)の項目数も膨大なので、反復学習に最適です。

下記の公式サイトから「無料体験会」を申し込めるので、迷う方は参加して直接聞いてみるのが良いかと思います!

▶アカデミー・デュ・ヴァン公式サイト


一次試験は一度受かってしまえば、「翌5年間のうち3回まで一次試験免除となります。

覚えるべき情報は余りにも多く、1年間覚えておくのはキツいので、個人的には全ての手段を講じて合格して良かった…と感じます。

 

酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA、SAKEディプロマ)のメリットと仕事

酒ディプロマを取得するメリットについては、日本酒に従事する方であれば、箔が付くので信頼につながるはずです。

今は唎酒師の方が圧倒的に高い知名度ですが、「ソムリエ協会がやっている、日本酒のソムリエ」と言えばお客さんで信頼しない人はいないのではないでしょうか。


そして、僕のように日本酒に従事していない方のメリットとしては、仕事に活きることはないかもしれません。

しかし、確信を持って言えることは、勉強の過程で日本酒がさらに好きになりました。

酒屋さんで日本酒を選ぶのが楽しくなり、お店で知らない日本酒を飲むのが格段に楽しみになりました。

これは他に代えがたいメリットです。

すしログ

個人的に、日本酒が大好きならば受ける価値がある!と感じます。


では、次回より酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)のテキストに基づき、日本酒の知識をまとめていきます!

酒ディプロマ01 酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)攻略マニュアル Day.1「日本酒の定義と分類」と「日本酒の歴史」

今後とも、よろしくお願いします!



日本酒の魅力を伝えていきたい、すしログ(@sushilog01)でした。

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