こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回はLa Jomon×男山酒造【二○二 ひかりもの】をテイスティングします。
「辛口」と伺って頂いたところ、意表を突かれました!
酒米違いのアッサンブラージュと活性炭濾過を用いた、独自性のある試験醸造酒です!
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「La Jomon(らじょうもん)」さんについては、過去の下記の記事をご参照ください。
酒ログレビュー:La Jomon(らじょうもん)×水戸部酒造【六根浄】今回頂いた銘柄は、アッサンブラージュと敢えての活性炭濾過と行った「辛口」志向のお酒です。
熊谷さんは6号酵母を用い、爽快感があるお酒を造られるイメージでしたので、「辛口」志向とは意外でした。
それでは、La Jomon×男山酒造【二○二 ひかりもの】のレビューに入ります。
外観については、透明感があり、クリスタルがかった淡いイエローの色調をしています。
その見た目からは、何とも言えないコクを予感させます。
香りの第一印象についてはメロンやマスカットのような香りで、それに続いて軽やかなラムネの香りが漂います。
全体的に爽やかで心地よい香りが広がります。
さらに、洋なしやアプリコットの香りも感じられ、ミネラルの香りもほのかに漂います。
「青臭さ」とは異なる、「青々とした香り」があります。
お米由来の香りは極々弱いです。
味わいについては、第一印象はやや軽い印象を受けますが、すぐにキリリとした味わいが広がります。
上品な甘みと滑らかな酸味、そしてコクを与える苦味が絶妙に調和し、辛口ながらもしっかりとした味わいを支えています。
バランスは溌剌かつドライな印象で、余韻はやや短いです。
この日本酒は、面白いバランスとフィニッシュを持ち、辛口ながらも味わい深い一本です。
まさに「旨い辛口」と言えるでしょう。
しばらく寝かせることで、よりふくよかな香りと強い味わいを楽しむことができ、辛口の方向性は変わらないものの、その魅力が増す一本です。
燗酒にするとまろやかさがアップすると判断し、キリッとした味を維持するために冷酒で頂きました。
その名の通り特に光り物との相性は抜群でした。
魚の甘味や脂と完全に調和し、最後にはクセをしっかりと切ってくれます。
さらに、鮎の一夜干しとも相性抜群!
梅酢漬けにした鮎の一夜干しと一緒に楽しむと、お酒の甘みを一層感じることができます。
La Jomon×男山酒造【二○二 ひかりもの】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):La Jomon×男山酒造(山形県山形市)
- ブランド名:二○二 ひかりもの
- 特定名称:特別純米酒
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
- 原料米:山形酒153号・49号
- 精米歩合:非公開
- 酵母:6号酵母?
- アルコール度:17%
- 日本酒度:非公開
- 酸度:非公開
- 価格:720ml・ 1,700円
La Jomon×男山酒造【二○二 ひかりもの】については、期間限定(試験醸造)の販売でした。
再販されるならば8月下旬〜9月上旬ころに入手できるかも?
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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