こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は恵那醸造【鯨波 純米吟醸 ひだほまれ】をテイスティングします。
無濾過生原酒ですが、3年半ほど熟成を掛けたところ、抜群に美味しくて驚きました!
オレンジを思わせる香りと味に魅了されました。
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「恵那醸造」さんは、岐阜県中津川市にありますが、中津川駅から車で約30分ほど走った山の中にある酒蔵です。
創業は1818年(文政元年)で、創業以来ずっと交通が不便な場所で酒造りを続けているそうです。
代表的な銘柄は【鯨波】です。
岐阜県産の酒造好適米「ひだほまれ」と、二ツ森山から湧き出る軟水を使用して、家族で造られるお酒です。
僕がこのお酒と出会ったきっかけは、中津川の中心街にある「仁科吉五郎商店」さんです。
趣深い雰囲気の酒屋さんで、【鯨波】を推されています。
無料で試飲させて頂けるので、飲んでみたところ、これが美味しい。
しかも、「数年の熟成でさらに美味しくなる」と伺い、寝かせ続けました。
今回頂いたBYは2019年12月。
そして、頂いたのは2023年3月。
まさか、お酒を買った時には自身が酒ディプロマを取るなんて予想していませんでした。
感慨深い気持ちで抜栓した【鯨波】は格別の味わいでした。
それでは、【鯨波 純米吟醸 ひだほまれ】のレビューに入ります。
熟成を掛けていても透明感があり、ビックリ!
クリスタルがかった淡いグリーンイエローの色調です。
第一印象は非常にふくよかで、熟成をかけてもオフフレイバーは一切ありません。
石灰系のミネラル感を強く感じ、メロン主体の香りからグレープフルーツも強めに混ざり、ややオレンジっぽい柑橘系の香りが印象的です。
オレンジの酸味と皮の香ばしさを思わせる香りが強い。
お米由来の香りは極々軽いです。
第一印象はスッキリかと思いきや、やや強い方向性に変わってゆきます。
味わいについても香りと同じく、オレンジとグレープフルーツを強く感じさせます。
これは美味しい!
上品な甘味にしっかりした酸味と旨味を伴った強烈な苦味が爽やか!
ドライで厚みがあり、力強いバランスで、余韻はやや長めです。
恵那醸造【鯨波 純米吟醸 ひだほまれ】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):恵那醸造(岐阜県中津川市)
- ブランド名:鯨波 純米吟醸 ひだほまれ
- 特定名称:純米吟醸酒
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
- 原料米:ひだほまれ
- 精米歩合:50%
- 酵母:
- アルコール度:16.8%
- 日本酒度:
- 酸度:
- 価格:720ml・1,650円
恵那醸造【鯨波 純米吟醸 ひだほまれ】については、主に地元で流通しているため、他県での入手難易度は高い模様です。
しかし、「さかや栗原」さんでは取り扱いがあるので、僕は成瀬まで1時間半かけて別スペックを買いに行きました。
…後になって麻布にも店舗がある事を知り、ショッキングでした(笑)
タイミングが良ければ、各種ECサイトでも購入できる模様です。
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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